カテゴリー : 研究活動
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2007/11/29
朝研
毎週木曜は朝9時半から昼食までの4時間研究会。今日も発見があり、進展がありました。ありがたい時間です。聞いた話ですが、ある大学の医学部では診察などの前に朝7時から朝食付き研究会をやっているそうです。頭が下がります。あさけん、ばんざい。
2007/11/26
研究業績公開
大学で研究業績を公開するそうで、記入表に書いて提出しました。せっかくだし、大学全体だと遅くなりそうなので、ここでも公開します。左の「ファイル」をクリックして、そこからダウンロードしてください。
しかし「社会活動」の欄にウクレレについて書いたんだけど、いいんだろうか。ううむ。
2007/11/25
近刊2
日曜朝からスタバで、2月に出していただく本の原稿直し。「近刊」と広告が出ても、刊行されるかどうかは自分にかかっているのですね。ひいぃ。
原稿直しを、「象を洗う」とか「植木の手入れ」とか例える方もいらっしゃって、なるほどなあと感心しきり。象は大きいもんなあ。すでに締切をはるかに過ぎているのが最大の不安です。とほほ。
2007/11/24
英語学会反省
日本英語学会大会運営委員長の任期は12月まで。大会は終わったものの12/2は委員会で、また東京です。今回の反省を話し合ったり、次期に向けていろいろと決めなければなりません。参加された方、いかがでしたか?ご意見を僕宛にメールいただければありがたいです。tokiアットsapporo-u.ac.jpです。
この委員会で議長は最後なのだけれど、また春季フォーラムの運営委員になっているので、仕事は続きます。あ、今回のプロシーディングズの編集もあるんでした。ううむ。
2007/11/21
風呂から研究
今日は今年一番の寒さだったので、お風呂に入りました。せっかくなので、また専門書 Diachronic Syntax を持って読みながら。ぬらさないようにが大変ですが、9月にパリで発表した研究も、風呂でニューマイヤー博士の Possible and Probable Languages を読んだのがきっかけでした。
パリでは、そのニューマイヤー博士が、僕の発表の時に選んで来てくれたことが、夢みたいにうれしかったです。風呂は世界に通ず。地味にがんばります。
2007/11/11
お礼とお詫び
運営委員長を務めさせていただいた日本英語学会第25回大会は成功裡に終了いたしました。会長、運営委員、開催校委員、開催校協力委員、事務局、理事、そしてご発表・ご参加いただいた 637名の方々のおかげです。ありがとうございました。
シンポジウムA室「英和辞典はどこまで意味を記述できるか」では、予想をはるかに上回る方々にご参加いただきました。狭い教室でご辛抱いただき、また立ち見や入室できなかった方も数多くいらっしゃいました。お詫び申し上げます。
2007/11/10
懇親会
英語学会1日目、懇親会まで無事に終了しました。ふうーっ。たくさんの方々の長い時間をかけた準備とご努力でここまで来ました。ありがとうございます。僕の地味な人生の中で大きな1日となりました。あともう1日よろしくお願いいたします。
2007/11/09
クロックワイズ
英語学会前日。朝から運営委員会、理事会、評議員会で6時半まで連続でした。あまりにも疲れたので、お酒のお誘いも辞退してホテルで休んでいます。明日も9時前集合で懇親会まで。体力のなさには自信があるので、今日は早く休みます。
ところで、名古屋の地下鉄環状線は「右回り」の表示の後に "Clockwise" と表示されます。日本語も「時計回り」の方がわかりやすいんだけど、公の表示としてはちょっとね、と言うことなのでしょう。わかりやすさと文体。考えさせられました。
2007/11/07
名古屋へ
明日は朝から研究会。昼の会議と午後の講義の後に名古屋へ。金曜は日本英語学会の大会運営委員会・理事会・評議員会と朝10時から夜7時くらいまで、ずうっとです。土曜は朝8時過ぎから大会の準備、夜の懇親会の司会まで僕なのでした。日曜も朝8時台から夕方6時くらいまで。打ち上げと反省会のため名古屋泊。結局名古屋に4泊して、月曜に札幌に戻ります。とにかく、よい学会になるよう努力します。学会員のみなさん、名古屋大学でお会いしましょう。あ、今回は初の試み、公開シンポジウムもあります。非会員の方もどうぞ。詳しくは、次をどうぞ。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/elsj/01.html
実は役員では過労のため入院された方もいます。たいへんです。
2007/11/01
学会の保育室
日本英語学会では大会期間中「親と子の部屋」という保育室を開設しています。利用された方、利用しようと考えて設備不足のため断念した方、ご意見をお寄せ下さい。予算もありますが、できるだけ改善したいと思います。tokiアットsapporo-u.ac.jp にお願いします。11/9の運営委員会と理事会で検討できればと考えています。
2007/10/30
締切月
旧暦10月は神無月。なるほど頼る神様も出雲出張でいないような、締切の大群が月末にやってきました。おまけに今日はゼミコンもあって、1次会でおいとましたものの、今も締切を1時間過ぎて仕事中。ああ眠い。なんでもっと早くやっておかないんだー。自分です。
2007/10/27
朝スタバ
月末に4つ以上の締め切りをかかえて苦しんでいます。土日の朝は街まで地下鉄で行って、スタバで仕事。そうしないとやる気が出ない、自分の圧倒的な意志の弱さにあきれます。
行けば同類の方々を発見したり、働いている人々を眺めて、さてという気になるのでした。学生時代は思い切って好きな喫茶店の向かいに引っ越したこともありました。何やってるんでしょうね。とほほ。今もちょっとは考えますが、スタバの向かいどころか近くでも家賃が高そうで実現の可能性はありません。
2007/10/26
英語学会近づく
英語学会が近づいてきました。書類の点検をしていたら、日付が変わってしまいました。ふう。事務局の先生方も、もう大変なご苦労で仕事をされています。ありがたくて頭が下がります。よい大会にきっとなることでしょう。僕も微力ながら委員長としてがんばります。
2007/10/22
近刊
東京で「ひつじ書房さんから本を出されるんですね」と知人の先生に声をかけていただきました。あれ、何で知ってるんだろう? 昨夜、家に帰ると書籍目録が届いていて、近刊として掲載されていました。見ている方は見てくれているんですね。びっくり。
そうなんです。いろいろな方のおかげで来年2月に Syntactic Structure and Silence という本を出させていただきます。単著は初めてで、英語だし、値段も安くないのですが、多くの方と図書館に買っていただきたいと思います。これは自分のためでなく、これから研究成果を世界に発表する方の出版を助けるためのお願いです。
もちろん僕の最大の問題は、原稿を仕上げることです。ひいぃ。
2007/10/20
東京へ
日本英文学会の編集委員会で東京へ向かうところ、千歳空港です。旅費を出していただいて申し訳ないので、少しでも貢献できるように働きます。
千歳に向かう道央自動車道の秋は紅葉がすばらしく、いつも楽しみ。輪厚を過ぎたあたりからは北海道の自然を目で楽しむことが出来ます。
さて東京は今どのくらいの秋だったかな。明日はCinqueさんの講演を東京フォーラムに聞きに行きます。わくわく。
2007/10/17
英語学会春季フォーラム
日本英語学会は秋の大会に加えて春季フォーラムを開催することになりました。僕も第1回の実行委員に加えていただきましたので、ここでもお知らせいたします。2008年4月26, 27日の土日に東京外国語大学です。発表応募アブストラクトは英語300語以内でメールでのみ受付。これは英語での発表および海外からの参加を想定しています。締め切りは1月1日元旦です(!)。詳しくは次からどうぞ。お待ちしています。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/elsj/forum2008.pdf
2007/10/15
打ち直し
音声記号フォント SIL Doulos がバージョンアップして Doulos SIL になったことをパリでフランス人から教えてもらいました。そうだったのかぁ。それで新しいマックでは博士論文の音声記号が表示されないんだ。マニュアルを読むと、Retype と。ええっ、全部打ち直ししなきゃいけないんですか。いやだぁ。PalPhon というフォントから SIL Doulos へも打ち直したんで、2回目です。うおぉ。
2007/10/11
研究会再開
今日から、発表の旅で休んでいた研究会を再開しました。また毎週、少しずつ力をためていきたいと思います。続けていくと、いろいろなことができるんですね。ちらかった部屋の片付けも続けたい。とほほ。
2007/10/07
学会に行く
風邪もそれほどではないような気がしたので、支部学会に行きました。「学会なんか行ったって自分の研究に関係がある発表がある訳じゃないし、と言う人もいるけど、僕はそうは思わない。」大学院時代のTZ先生の言葉をいつも思い出します。
2007/10/05
フランス語継続
日曜夜にパリから戻って、次の朝から休みなく働いてやっと週末。でもせっかく4月から続けてきたフランス語。月曜から新シリーズを毎朝7:25に聞いています。起きるのはつらいけれど、効果のほどは旅で実証済み。次の学会発表で別の国の言葉になるまで続けようと思います。こう書いたからには明日土曜も早起きです。おう。
2007/09/26
ペイ・オフ
類型論学会での発表を今終えてスタバです。夏から秋の札幌・ジュネーブ・パリ、3連続発表をなんとか終えました。今日もたくさんの尊敬する先生に聞いてもらえて、討論も盛り上がり、うれしかったです。It pays off. 努力は報われました。みなさん、ありがとう。
2007/09/24
発表日
明日月曜から金曜まで類型論学会です。僕は水曜午前の発表なので、いい位置。様子を見てから、発表できるし、その晩が夕食会だから打ち上げをかねて楽しむことが出来ます。よおし。
2007/09/20
フランス語でどうぞ
学会発表では、最初に英語で「このために4月からフランス語を習ってきましたが、やはり英語で話します。だいたいはわかるので質問はフランス語でも結構ですが、通訳がいると思います。」とジョークのつもりで言ったのですが、真に受けた人が、ベラベラと1分くらいフランス語で質問してきました。おー、無理ですよ。何とかについてはどう思うか、ぐらいにしてよ。普通のフランス語会話もちゃんとしたことないんだから。結局英語で言い直してもらったのですが、場内はしょうがないなという失笑に包まれたのでした。とほほ。
2007/09/14
発表終了
ジュネーブは今、午後3時。学会を終えてホテルに戻ってきたところです。ずわー、やったー。なんとかトリの発表をつとめてきました。スイス、フランス、イギリスなどの皆さん、どうもありがとう。将棋の森内名人の、永世名人就位式での言葉を思い出しました。「どんな人にも可能性がある。」
会場を出て見上げた空はとてもきれいでした。
2日目
学会2日目夕方です。これからディナーパーティーに行きます。皆さん気を遣って英語で話してくれるので助かっています。明日の発表の練習は出来るのだろうか。ううむ。グーグルアースを貼り付けます。青丸のホテルに明日まで泊まります。
2007/09/10
明日出発
明日朝8時の飛行機で千歳からスイスに向かいます。着いて次の日からの学会、今月最終週のパリでの学会の2つで発表して30(日)夜に千歳に戻ります。メールがつながるようにモデムなども持ちました。万一連絡ができないときはネットカフェからここに書き込みます。
前日なのに、ハンドアウトが2つとも出来てなくて泣きながら考えて作業しました。ひどいもんです。なんとか形にしましたが今も荷造り中。とほほ。
2007/09/09
公開シンポジウム
日本英語学会大会ポスターの校正を。おかげさまで少しずつ進んでいます。参加500人くらいなので、いろいろ考えないといけないことがあります。ふう。
今年は第25回大会なので、英語教育のシンポジウムを会員以外の方にも公開としました。無料ですので、多くの方にいらしていただければ幸いです。詳しくは次からご覧下さい。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/elsj/01.html
2007/09/08
ルソン 100
ジュネーブ・パリに備えて4月から聞いているラジオ・フランス語講座も、入門編と応用編を合わせて100課を超えました。月から土まで毎朝休まず 7:25-45。ひまなんだとも言えますが。
これというのも学会が、平気でフランス語で発表、質疑応答も、だったりするからです。2年前は全然わからずに苦しみました。生活でも必要なので、今回は向こうの人を「ぎゃぼん」と言わせようとがんばりました。この間は初めてフランス語の夢を見ました。テキトーなのでしたが。
でもこれくらいの時間じゃあ全然足りないですね。今も 100 って何だっけと辞書を引いたところ。とほほ。
2007/09/04
配付資料2
以前書いたように、PowerPoint でスライドを作って、ハンドアウトも印刷しようとするとどうしても余白ばかりで小さくて読みにくいものになってしまうので、困っていました。しかし先日、音韻論フォーラムに出たところ、見事に A4 横に9枚を余白なしで入れている大学院生さんがいました。これは、と思い、後で聞いてみると、「配付資料」で印刷せず、「スライド」として、レイアウトで9枚を選ぶのだと教えてくれました。で、僕もできるようになりました。やっぱり学会はすばらしい。これで変に余白を切ったり、拡大コピーしたりしなくてすみます。むだでしたね。
2007/08/29
謝辞忘れ
おとといの講演で, I will stop here. Thank you. と言った後、映すはずだった最後のスライドを、興奮していて忘れました。お世話になった方々への謝辞で残念、すみませんでした。ここに掲載して感謝いたします。ありがとうございました。
2007/08/26
音韻論フォーラム 2007
まだ羽田空港です。明日は午後5:25-6:20, 音韻論フォーラム 2007(札幌学院大学大通キャンパス)で講演をさせていただきます。タイトルは副題を変更して、
Linearizing Structure with Silence: The Left-Right Asymmetry in Syntax-Phonology Interface
博士論文の一部とその後の発展をお話ししたいと思います。午後1時半から3日間、非会員2,000円でいかがでしょう。英語でうまくしゃべれるかな。
2007/08/22
配付資料
PowerPoint でスライドを作って、1ページ6枚の配付資料を作るのがふつうだと思いますが、あれ、余白が広すぎて肝心のスライドが小さくなって字が見にくいですよね。なんとかならないのかなあ。どこかの設定でできるのかな。ううむ。
仕方がないので、余白を切って拡大コピーしてるんですけど、なんだかね。
2007/08/21
進行係の気持ち
音韻論フォーラムも来週となり、準備中です。プレッシャーとの付き合い方として一番楽なのは、当日の進行係の気持ちになることかなと思います。その人にとっては、僕の出来などはどうでもよく、とにかく時間通りに始めて時間を守って終わってくれることが大切でしょう。その視点に立ったつもりで、あまり気負わずにできることをする、ということで臨みたいものです。それじゃあんたは足りないでしょう、と言われそうですけど。とほほ。
2007/08/20
言語学大辞典
大学図書館が金曜から開館して助かっています。三省堂の『言語学大辞典』をよく見るのですが、全6巻で当然「禁帯出」なので自分でも欲しくなってきました。調べると1冊5万くらいだから30万くらいですね。うお。
これはちょっとなー。しかも買っても置き場に困りますね。でもやっぱり古本で安く出ていたら考えてしまいそうです。アマゾンマーケットプレイスの11万というのは全巻なのかな?ちょっと不明。ううむ。
2007/08/18
パワボ3
おかげさまで8月から研究に打ち込むことができて、かなり深いところまで潜ってきました。ブクブク。月末の Phonology Forum, 9月の Discourse Prosody と Linguistic Typology に向けて毎日パワーポイントでスライドを作っています。すべて別内容なので3種類。しんどくて肩がこります。自分でもあきるのでデザインを変えたり、わかりやすくとエフェクトにこったりしているとますます。デザインも尽きてきたので Apple の Keynote も試してみたいんだけど時間がありません。次回に。
2007/08/13
発音記号フォント再び
インストールし直したMacBookにまた苦労して発音記号フォントを入れました。PowerPointでも表示されることがわかったのは収穫でした(ずうっと気づかなかっただけ)。SIL Doulos というフォントなんだけど有名なのかな。みなさんは何を使っているんでしょうね。もっと有名になって大学生や中高生とかも使ってくれるようになったらいいなぁ。
2007/08/09
ネット論文
ネット上にアップされている論文や原稿が増えてきて、わざわざ雑誌を探してコピーに行かなくても、家で見つけて深夜でも読めるようになりました。すごいなあ。おまけにたいていpdfファイルでキーワードを検索できるので、必要な箇所を探す苦労もなくなりました。圧倒的なスピード感です。でも、こう情報が皆のものになると、将棋の羽生さんの言うように、また昔のようにオリジナリティが問われることになっていくのでしょう。
2007/08/05
両面印刷
博士号取得で大学からお祝いをいただいたので、コピー複合機を買いました。両面コピーが出来るようになって喜んだものの、Mac からの両面印刷ができません。「両面ユニット」なるものをオプションで買わなきゃいけないようです。カタログに書いてないんじゃないかな、そりゃないよ、Canon さん。
2007/07/31
類型論学会プログラム
9月末のパリでの類型論学会はプログラムが完成していました。僕と桑名さんの共同研究は26(水)午前の最後、次のファイルの3ページ目です。
http://www.alt7.cnrs.fr/fr/doc/pgm.pdf
The Universals Archive などで知られる Frans Plank さんの後というのがうれしいです。
ということで、今日から準備に入りました。うりゃ。
2007/07/28
音韻論フォーラム 2007
8月27日(月)ー29日(水)札幌学院大学大通キャンパスで、日本音韻論学会主催の Phonology Forum 2007 が開かれます。僕も博士論文取得者講演ということで、初日夕方 5:25-6:20 にトークさせて頂きます。参加費(申し込み不要)は非会員の方 2000円です。残暑のない涼しい札幌にいかがですか。詳細は佐々木冠理事のサイトからご覧下さい。
http://ext-web.edu.sgu.ac.jp/ksasaki/pf2007/
2007/07/16
雑誌で知る
昨日は夜に家について、届いていた『月刊言語』をパラパラと。あ、「研究会だより」に音韻論フォーラム2007が出てるなー。8月末に札幌学院大学の大通教室でやるんだったな。行こうかなー。あれ、学位取得講演として僕の名前と博士論文名が出てる!
講演をと春に言っていただいたのだけれど、人数が多そうなので、僕は来年でも結構ですよとお伝えしていたのでした。その後連絡がないので、てっきりそうなったんだと思ってました。どひー。こりゃびっくり。いかん、夏休みにやることがまた一つ増えました。ありがたいことですけど。
2007/07/14
アマチュア
公開講座を聞きに東京へ。やっぱり論文を苦労して読むより、聞くのが早いです。根気のない僕だけかもしれないけれど、座っているだけで集中した勉強になります。ロンドン大の Neeleman 教授の話で、面白いことがわかって、自分でも発見がありました。
パーティーでも話して、いろいろなことを研究していることについて、アマチュアはいいと言っていました。分野を決めずに面白そうなことにどんどんつっこんでいく。知っている人と共同研究をする。僕もレベルの違いはあるものの共感しました。あ、これはナイショだよね、と冗談っぽく言っていたんだった。なんでみんな気づかないんだろうって。
2007/06/25
英語学会理事会
昨日は飛行機にまた乗って、東大での英語学会理事会に大会運営委員長として出ました。学生の頃から尊敬する理事の先生方ばかりで緊張しました。春季大会を開くか、検討されています。
それにしても6月は3回週末に東京出張で、さすがに疲れました。帯広帰りだったし。今日朝羽田から札幌に帰って、会議と科学研究費説明会に出ました。うおう。明日も講義2つと進学相談会です。うおお。休みたい。
2007/06/23
あの鐘を
スイスでの学会のサイトを久しぶりに見たら、プログラムが出来ていました。あれ僕はいつかな、とスクロールして見ていると、何と3日間の最終日の最後。え、大トリですか? ひょえー。頭の中で和田アキ子さんが紅白最後に「あの鐘をー」と歌っています。紙吹雪。
ま、でも考えてみたら、スイスには紅白歌合戦はないし、大トリの概念もきっとないですね。ただの組み合わせの偶然でしょうが、一生に一度かもしれないので、できるだけのことをして臨みます。せっかくなので、プログラムを見てやってください。
http://idp07.unige.ch/programme.php
2007/06/20
書類作り
今度の日曜も東京で日本英語学会の理事会です。報告のための書類作り。ワープロ仕事は直し始めると、きりがないですね。あまり凝らずに、すぱっとやめればいいんだけれど、やっぱりちょっとセンス悪いなとか統一取れてないなとか考え出すと深みにはまりますね。おお、肩が凝ったので、もうあきらめてプールに行きます。
2007/06/16
YOSHI Ikuzo
5/19 のところで、『英文学研究』は、日本人の名前のアルファベット表記を統一しないことに決定したと書きましたが、これは僕の間違いでした。今日の編集委員会で YOSHI Ikuzo 方式に統一することになりました。よかったですね、吉幾三さん、伊奈かっぺいさん。でもこの人たちは投稿してこないですね。
まじめに言うと、それぞれの国の文化習慣を対等に扱うということで、ともすれば英米をすべての規範としそうな日本英文学会として、大きな決定だったと思います。僕はやっぱりヒサオトキザキじゃないんですね。
2007/06/15
あきらめない
2泊3日の東京出張初日。お昼に羽田に着いて、東大駒場の音韻論学会へ。またすぐに上智でのWhitmanさんの講演会に。類型論で今考えていることズバリの内容で、偶然とは思えないタイミング。神様はいますね。
実家に向かう電車の中からネットで将棋名人戦を観戦。今、世紀の大逆転で郷田九段が勝ったところです。こんなことってあるんだ。素人ながら絶対ダメの局面に見えたのに。あきらめない。これですね。
研究中の仮説も、絶対ダメに見えるものです。でも、もしかしたら、とあきらめないで続けていて、何やら見えてきつつある気がしています。本当だったらどうしよう。大きなテーマだけにエキサイティングです。
2007/06/14
コンピュータ仏作文
前に「英仏翻訳」で書いたように、パリで開かれる学会の要旨をフランス語で書くため、無料翻訳サイトを使いました。英語から翻訳したフランス語をもう一度英語に戻してチェックし、フランス語をあやしい文法と語彙の知識でちょこっと手直しして、今日フランス語の先生に見てもらいました。何と、直されたのは冠詞2カ所だけ。機械翻訳の力を再認識しました。自分じゃスペルすらわからないし、絶対こんなの書けないもんなあ。びっくりです。
2007/06/06
英仏翻訳
フランスでは学会は必ずフランス語の要旨を載せる、と決められているそうです。ことばを守る姿勢が見えますね。ということでフランス語で書かなくてはなりません。僕の実力では無理ですが、ありました、翻訳サイト。livedoor翻訳は無料で英仏、仏英ができるので使っています。まず英文を仏訳して、またその結果を英訳してチェックするという方法です。これなら何とかなりそう。こうなると文法の力が重要ですね。いいかどうかを確かめる力。なるほど。
2007/06/05
タイムテーブル
今日は英語学会の部屋割りで悩んでいました。エキスパートに教えてもらって、分野で色分けしたタイムテーブルを作りました。これはわかりやすくて、かたまりで、ひょいひょい移動できて便利。
これからもまたこのアイデアを使おうと思いました。でもチャンスはあまりないかな。
2007/06/04
ことばと文化
昨日の運営委員会で秋の英語学会のおおよそが決まりました。研究発表にご応募いただいた方、ありがとうございました。結果は近々お送りいたします。
シンポジウムで鈴木孝夫先生に講師をお願いできることになりそうです。高校の時、尊敬する二人の先生から別々に『ことばと文化』を勧めていただき、読みました。なんて面白いんだろうと思い、作曲家をちょこっとだけ目指して挫折した僕は、こんな研究をして生きていけたらと、大学そして大学院を目指して勉強を再開したのでした。
それから30年ほど。理論言語学の現在は、『ことばと文化』とは少し離れたところにいますが、自分の出発点となった本の著者の方と、自分の関係する大会でお会いできることになるとは。勧めてくださった、高校の先生(お二人とも後に大学に移られました)にも感謝しています。
2007/06/03
体力
英語学会の打ち合わせと委員会で11時から5時半まで。すぐ声が枯れたり、途中で意識が遠くなったりで、委員の方にはご迷惑をおかけしました。おかげさまでなんとか終わりました。
それにしても自分の体力のなさを再認識しました。とほほ。羽田から最終便で札幌に向かいます。
2007/06/02
返事
昨日の夜は泣きながら原稿を書いて午前2時にスイスに送信。30分で受け取りの返事が来ました。向こうは午後7時で待ってたんですね。ひどい英語と内容じゃないかとびくついています。まあ実力なので仕方ない。
今日は父母懇談会でした。終了後、千歳空港へ。これから羽田に向かい、明日は英語学会大会運営委員会です。ふう。
2007/05/31
時差の徳俵
予稿集の原稿、締め切り間近。苦しいですね。英語が母国語でない日本人として、間に合うように書くのはさらに大変です。「英語が間違っていて読みにくい」という理由でボツになったことも数知れずで、情けない限りです。
ただひとつ日本でよかったと思うのは、欧米と時差があること。スイスで真夜中午前0時締め切りなら、日本の次の日の朝7時とかでOK。アメリカ西海岸に出すのなら昼の14時です。これは相撲で言えば、徳俵で踏みとどまれるという感じですね。
でも最初からそう思っていると、結局は寸前まで書かないので同じこと。というわけで今も苦しんでいます。うー。
2007/05/28
テンプレート
スイス、ジュネーブでの学会で予稿集を作るそうで、今月末が締め切り。うおお、忘れていました。間に合うんだろうか。遅れたら載せないよ、とのことなので、あと3日泣きながらがんばってみます。
でもいいのは、ひな形、テンプレートがあること。これに合わせて書き込んでいけば、書式を設定する必要がないのでした。日本の学会、特に関わっている英語学会の会議録でも取り入れたらどうかなと思いました。形式がそろってきれいですよね、きっと。
2007/05/27
メール打ち
英語学会大会準備委員会が次の日曜なので、全国の役員や委員の方からメールが次々と到着。朝8時から今、夜11時までずうっと返事や連絡のメールを打っています。(もちろん休みもあったけど。)
メールは便利だけれど、タイピングで腕が痛くなります。肩こりにもつながり、困ったもんです。音声認識入力が早くできないかな。技術者の方、なんとかお願いいたします。
2007/05/22
中国語論文
中国、湖南大学の方が、僕の bare phrase structure の論文を引用して北京大学での学会で発表してくれたようです。ありがたい。でも中国語で書いてあって、あまりよくわかりません。ううむ。
英語で論文を書くと、いろいろな国の人に読んでもらえるので、いいですね。でも書くのはつらいです。ネーティブにチェックしてもらうのも面倒だし、締め切りに余裕を見ておかなくてはいけません。なんかいい方法はないかな。
2007/05/21
訳のリズム
『漢文教室』という雑誌(193号)に、僕とWG先生で英訳部分を担当した『論語 珠玉の三十章』の書評が載りました。「声に出して読むとリズミカルで、工夫の跡が偲ばれる。」と書いていただき、ありがたいです。
そうなんです、今回のポイントは。これまでのネーティブによる英訳は、内容説明のため長くなっていて、僕らが漢文の時間に習った、「友、遠方より来る」のような簡潔な文章のリズムが消えていました。僕は、自分が好きだった漢文読み下しのリズムを英語に移したかったのです。英語の単語と表現を吟味して、できるだけそれに近づけようと努力しました。どれだけ上手くいっているかはわからないのですが、書店などでお読みいただければと思います。
自分で気に入っているものを1つ。「過ちて改めざる、これを過ちと謂う」は、
Fault is fault that is not corrected.
間違いがあったら、お教えください。それこそ改めたいと思います。
2007/05/20
学会墓参り論
昨日、今日と日本英文学会で、今羽田空港です。昨日の朝はお墓参りに行きました。学会も、行ったからといって、すごくいいことがあるわけじゃないんだけれど、行くことによって、自分を見つめ直すことが出来るという点が、お墓参りと似ているなあと思いました。だから僕は両方とも好きなんです。
2007/05/19
いくぞう、よし
昨日は慶応大学で日本英文学会の編集委員会でした。議題の1つに名前のローマ字表記を統一するか、というのがありました。委員から、「吉幾三」は、その順でこそ意味があるのだから、Ikuzo Yoshi はいかん、という発言があり、僕の心で大ヒットしました。別な委員が、「いくぞう、よし」と気合いを込めてつぶやいたりして、ますます笑いがとまりませんでした。
YOSHI Ikuzo と姓を前に大文字で、と決まりかけたのですが、結局それぞれの箇所で見た目を考えて書いているため、現状通り統一しないことに決定。改めて問題の難しさを認識しました。
僕の場合は、TOKIZAKI Hisao だと姓が長く大きくなりすぎてバランスが悪いような気もします。中学校の教科書がTokizaki Hisao 式になって何年か経ちますが、英文学会もこうですから、みなさん大変ですね。吉幾三さんに『英文学研究』に投稿して欲しいところです。
2007/05/15
2007/05/14
電子フランス語辞書
毎日の学習と、学会準備のために電子辞書に入れるフランス語SDカードを買いました。仏和・和仏・会話が入って5,000円で重さは、ほとんどないし、すばらしいですね。今の学生さんはいいだろうなあ。英和と独和を重いのに持ち歩いていた学生時代は遠くなりにけり。
2007/05/12
重い
日本学術振興会には科学研究費補助金でお世話になっていますが、登録サイトにアクセスしようとすると、これが重いのなんの。目的の画面が出るまで30分くらいかかりました。前回は、まだ用意が出来てないのかと思って、すぐにあきらめていました。同じように悩んでいる方、30分ですよ。しかしなあ、何ででしょうね。
2007/05/09
語学番組
4月からフランス語をテレビとラジオで毎日続けて学習しています。この調子で9月まで行けそうな気がしてきました。よしよし。
語学番組は、だいぶ前に、毎年1つずつ新しい外国語番組を見ると決めて、放送されているすべての言葉を一応勉強しました。これは大きな財産になっているように思います。
ただ、どれも適当になっているので、フランス語も一から出直しです。情けないけど、少しずつ学ぶことにします。
2007/04/23
英語学会改革
日本英語学会は、会長と事務局の方々が新しくなり、改革へと動き出したようです。できて25年ですか。僕はこの学会に育てていただいた(たいして育っていないけど)と思っているので、できるだけ協力しようと思っています。いいアイディアがあったら教えていただきたいですね。今のところ、大会でのチュートリアル(入門講座)とポスター発表というのが考えられています。どうでしょうね。
2007/04/17
プロジェクター
日本英語学会のワークショップでプロジェクターを使えるようにするかどうか、考えています。この数年で大学の設備も充実してきて、備え付けのプロジェクターでパワーポイントをスクリーンに写せる教室が増えてきているのではないかと思います。みなさんのところはいかがですか?僕は楽しいプレゼンテーションが好きなので、いろいろなところで可能になればと思っています。
2007/04/16
ラジオ外国語講座
ラジオのフランス語講座を毎日聞いています。このまま9月の学会まで続けたいところ。朝 7:25 はきついけれど、生活のリズムにしてしまおうと。実は8月にドイツで開かれる学会も応募していて、もしかしたら通るかもしれないので、ドイツ語も聞きたい。でも 6:45 からは、ますますきついです。ううむ、どうしよう。他に「徹底トレーニング英会話」と「ビジネス英語」も毎日聞いているんです。病気みたいなもんかも。
2007/04/14
論語珠玉の三十章
僕とWGさんで英訳部分を担当させていただいた、YKさんの『論語珠玉の三十章』が大修館書店から発売になりました。紀伊国屋さんで見て、アマゾンで見て。英語の出来はどうかなあと、ちょっとドキドキしますけど、僕なりにがんばりました。例えば「巧言令色少なし仁」は "Smooth words and easy smiles have little virtue." です。ご覧下さい。
2007/04/11
2007/04/05
研究費ボツ
応募していた科学研究費(研究成果公開促進費)はボツでした。いいことばかりは続きませんね。4年間でいただいている科学研究費もまだあるので、ぜいたくは言えません。しかしたくさん書類を書いて準備した時間が惜しいです。ううむ。
2007/04/02
フランス語講座
9月にスイスのジュネーブで開かれる、第2回談話韻律シンポジウム (IDP07: International Symposium on Discourse-Prosody Interfaces) で口頭発表させていただけることになりました。一昨年の第1回はポスター発表だったので、ありがたいことです。ジュネーブはフランス語圏ということだし、その後のパリの類型論学会での発表もあるので、フランス語をまた勉強することにします。今日から早起き、7:25 からのラジオ・フランス語講座を聞きます。9月までずっと続けたいです。前回のパリでは、店員さんの言う、balance (バランス) [秤(はかり)] がわからず、えらい目に遭いました。最後の「ス」が聞き取れなくて、バラン?と。
2007/03/30
『論語』完成
僕も英語訳でちょこっと参加させていただいた、『論語 珠玉の三十章』が完成し、見本を送っていただきました。ああ、なんていい気持ちなんでしょう。著者のYKさんと大修館書店のOAさんとは大学の同期で、今回お声をかけていただいたこと、いっしょに仕事ができたことをうれしく思っています。お二人にはご迷惑をかけましたが、印刷された本は僕らの出会いが形になったもの。札幌大学女子短期大学部のWG先生にもネーティブとして助けていただきました。
初版は4/10となっていますが、Amazonでは予約受付中、発売は4/2と。書店に行く楽しみが増えました。
2007/03/27
ReaD
研究開発支援総合ディレクトリ(ReaD)というサイトで自分の研究者情報を更新して下さい、ということなので、昨日からがんばっているのですが、入力して確認・登録しようと思っても消えてしまいます。僕が悪いのか、システムが悪いのか不明です。せっかくなのになあ。もし「研究テーマ」のところが上手くできた方がいれば教えてほしいです。疲れました。
2007/03/24
不合格発表から
去年も「不合格発表」というタイトルで書きましたが、高校3年で受験した大学は不合格でした。切ない思い出から30年近くが経ち、昨日その大学から博士の学位をいただきました。縁を感じずにはいられません。「人生は長いんだから」という言葉を信じるべきなんですね。
大学も大学院も卒業式に前夜の飲み過ぎで出なかった僕ですが、今回の授与式は出席しました。修士の20代の若者たちにまじって自分の式に出るのは、不思議な気持ちでした。でも学長の式辞で、物理学の朝永振一郎・湯川秀樹さんの話を聞けたのは幸運でした。「科学者は現在を過去として見る必要がある」という言葉は心に残りました。
2007/03/22
つくばへ
明日の学位授与式のため、つくばへ移動中です。今は千歳空港。ラウンジがやっとワイヤレス対応になりました。よかった。それにしても、「じゃがポックル」はすごい人気でいつも売り切れ。幻のおみやげとなっています。ううむ。
2007/03/19
学会会場下見
午前中から名古屋大学で、11月の日本英語学会の下見でした。実際に使う以上の教室を回って見比べて、機器をチェックして。4月からの新しい会長と事務局の方々と打ち合わせで夕方6時まで。8時半の飛行機で今11時半に帰宅しました。ふう。
名古屋も寒くて、びっくりしました。それで油断していたら、花粉で目が充血しています。まいった。
2007/03/18
経済の仕組み
日本英語学会の会場下見で名古屋に来ました。ネットで予約したホテルは交通の便がいいのに格安。・・ということは寂しい内容だということですね。その通りで、経済の仕組みを身にしみて感じているところです。いや、ぜいたくは言いますまい。夜露がしのげる、ありがたいことです。無線LANもつながってるし。
2007/03/12
コメント
送った論文にコメントが付いてきました。厳しいことが書いてあるようで、こわくてちゃんと読めません。実力がないから仕方ないんですけど。まあ今晩は寝て、明るいときに読もうかと思います。根性なしは相変わらずです。とほほ。
2007/03/10
加速2
土曜だけど朝から大学図書館へ。昨日の夜調べていた本を探しに。以前も書いたのですが、すぐに調べに行くと、また次につながって、どんどん加速していきます。またでいいやと考えてしまうのとでは大きく差が付いてしまうことに、ある時気がつきました。ああ、もっと早く気づくんだった。
しかし現在はネットがあるので夜遅くまでどんどん深く調べていくことができます。際限がないということもあって、ちょっと危険な気もします。やっぱり健康第一です。
2007/03/06
言語類型論学会
パリで9月に開かれる言語類型論学会(Association for Linguistic Typology)で発表できることになりました。去年の夏から取り組んでいる音節構造と語順の相関についてです。9月の東京音韻論研究会、12月の札幌学院大での発表から(たぶん)だいぶ進んでいると思っています。近々アブストラクトをアップしたいと思います。それにしてもYK君と長時間かけた努力が実りました。やっぱり続けていると、たまーにいいことがあります。
2007/03/05
嵐の研究会
春の嵐の中、共同研究のYK君に来てもらって、研究会。1日4時間のを去年の秋から週1で、2月からは倍の週2でやっています。おかげさまで急速に知識が増え、研究も進みました。一人でやるのは大変だし、ついなまけてペースも落ちてしまうし。考えたことを聞いてくれる人がいるのが何よりもいいです。もっと早く気づくんだった。
2007/02/26
研究テーマ
今日は研究会、実験、論文コピー。また喫茶店でうんうん考える。去年から大きなテーマに取り組んでいて、もちろん難しいので大変。毎日少しずつ進歩があるような気がするけど、その分どんどん広がっていくので結論はまだまだみたいです。簡単じゃないけど、考えていて面白いテーマにいつも取り組みたいと思っています。
2007/02/25
カフェ勉
土日は朝8時半に街のスターバックスへ。MacBookを持って論文書きです。高校生の女の子3人、男の子2人も期末テストらしく、教科書とノートを広げて黙々と勉強しています。気持ち、よーくわかるぞー。こういうとこじゃないと勉強できないんだよね。君らの大きくなった姿が僕なんだ。(なんか情けない。)しかし先輩の意見としては、道具をあまりたくさんテーブルに載せちゃうのはかっこよくないかな。さりげなくふーんという感じでどうでしょう。余計なお世話ですね、すみません。
2007/02/23
名古屋大学
昨日は、今秋の英語学会の会場、名古屋大学を案内していただきました。新しい建物・教室・設備でびっくりしました。よい雰囲気で学会ができることと思います。準備委員会として、たくさんの方にお越しいただきたいと思っています。
名古屋大学の英語学は、歴史言語学の伝統がありますね。僕も最近、類型論を勉強しているうちに、歴史言語学に入ってきました。そんなことを研究するようになるなんて昔は夢にも思いませんでした。広く勉強しておくことは大切だなと考えました。
2007/02/21
名古屋へ
昨日は富良野へ日帰りで模擬講義に行ってきました。富良野高校の皆さん、先生方ありがとうございました。楽しく過ごさせていただきました。授業2時間、移動往復5時間でしたが、帰ってからプールへ。
今日も朝5時起きで名古屋に来ています。シンポジウムでイアン・ロバーツさんの話を聞くためです。言語類型論研究でたくさんヒントを得ることができ、来たかいがありました。やはり直接聞くのが集中できて早くて一番です。
名古屋はなじみがなく、地下街で迷いっぱなしです。とほほ。
2007/02/13
ファイルボックス
仕事柄、書類やコピーが多くなるので、紙フォルダーに挟んだり、封筒に入れたりして整理(しようと)しています。それをまた入れておく箱が必要なのだけれど、なかなか手頃なものがありません。ただA4縦サイズにはアルカリイオンの水1ダースのダンボール箱が最適なことを発見しました。ふたに当たる部分をひっくり返して使うとピッタリで、しかも取っ手の穴がグッド。お試し下さい。
2007/02/05
統計学
音声の実験をやるようになって、数値を扱うために、統計学を学ぶ必要が出てきました。文学部出身にはつらいです。ギリシャでお話したマリーナ・ネスポーさんは「私は統計学がわからないからチームで研究してるの」と言っていました。正直なところ、僕も人を探したいです。とほほ。
2007/01/31
アフリカの言語
研究中のテーマに関係するので、アフリカの言語について最近調べています。でも、ものすごい数の言語があり、目眩がしてきます。調べようとしても、本などの資料がとても少なくて壁にぶち当たっています。英語の本は星の数くらいあるのにな。未知の大陸なんですね、やっぱり。僕もこれまで関心がなかったから、何も言えないけど、せめて研究する人、関わる人を応援したいと思います。1冊見つけて買った本はとてもよい本でした。
2007/01/23
2007/01/21
2007/01/16
読み上げ
学会発表応募のアブストラクトをまた書いています。原稿を読み上げてくれるソフト iSpeech を使うと楽しく推敲ができると気づきました。書いたものをチェックするのって、けっこう面倒でいやですもんね。今までなら、もういいや、えいって送信してしまうところだけど、読んでくれると聞きながら直す気になります。
ただ日本語版をダウンロードしたので、英語で書いても、数字だけ急に「ニセンロク」とか日本語で読むのが変です。ううむ。
2007/01/06
将棋まつり
デパートでの将棋まつりに行ってきました。実力あるプロの方たちがたくさんいらしていて、楽しい中にも迫力を感じました。僕がこのサイトでまめに書いているのは、棋士の方たちのブログを見習ってのことです。ファンのために自分で毎日書いている方がかなりいるのです。僕もここで何かを伝えさせてもらえればと考えています。
2007/01/04
ヨーロッパ音韻論学会
Old World Conference in Phonology は今年で4回目で、日本から行くのは僕だけみたいです。プログラムの一番下の行に、ちょこんと載っています。(ここで発表要旨もダウンロードできます。)
http://www.ms.aegean.gr/ocp4/program.htm
ヨーロッパは底力があるので、ポスター発表とはいえ、力を入れて臨もうと思います。世界にはすごい人がたくさんいるからなあ。というわけで準備に専念中です。
2006/12/26
橋本萬太郎博士
先週から、言語類型論をまた考えています。アフリカの次にアジアときて、橋本萬太郎博士を思い出しました。『現代博言学』が出た1981年、僕はまだ大学英文科の3年で、中国を中心とする言語学は関係ないな、と本を買うこともありませんでした。ところが今年になって、世界の言語の音声と文法を考えることになり、著作を読んでみてびっくり。音声と文法(特に枝分かれ構造)、言語の類型、歴史・地理的変化など、僕が今考えていることを正面から考察しています。25年も前なのに、とっても面白い!
生きていらしたら、と思いながら、でも論文が残っているのは素晴らしいことと感じました。僕らは、博士の研究と思考をたどって、その先を考えることができます。ロマンチックな研究を、微力な僕にも続けさせて下さい、博士。
2006/12/19
提出できました
論文を提出できました。英語題名の日本語訳で「インターフェイス」を「インタフェース」と書いてしまった書類があって、事務の方に訂正していただきました。ありがたかったです。最後までミスばかりで情けない。とほほ。
たいしたことないのかもしれませんが、自分では研究人生で最良の日です。主査のKN先生には打ち上げまでごちそうになってしまいました。ありがとうございました。何事も記念なので写真を。「十四代」生酒、今までで一番おいしいお酒でした。きっと忘れません。
明日提出
明日、博士論文を提出に、つくばに行ってきます。書類の不備がないか気になりますが、とにかく。一冊が重いのに、数冊持って行くので大変そう。久々にリュックとキャスター付きバッグで出かけます。さて荷造り。
2006/12/16
製本できました
お願いしていた博士論文の製本ができました。内容はさておき、形になったものを見るとうれしいです。修士論文が1985年だから21年、大学2年1980年に言語学を始めてから26年かかっています。ううむ。
せっかくなので記念に写真を撮っておきました。このくらいのときに書き終えたとわかるように。
今日は英語学会大会運営委員会で最後の司会を前半だけして新委員長にバトンタッチしました。ああ、無事に終えられてよかったです。助けていただいた皆様、ありがとうございました。でもまだ大会報告やプロシーディングズの編集、春季フォーラムの実行委員と、英語学会にご奉仕させていただきます。またどうぞよろしくお願いいたします。では羽田から帰ります。