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先週から、言語類型論をまた考えています。アフリカの次にアジアときて、橋本萬太郎博士を思い出しました。『現代博言学』が出た1981年、僕はまだ大学英文科の3年で、中国を中心とする言語学は関係ないな、と本を買うこともありませんでした。ところが今年になって、世界の言語の音声と文法を考えることになり、著作を読んでみてびっくり。音声と文法(特に枝分かれ構造)、言語の類型、歴史・地理的変化など、僕が今考えていることを正面から考察しています。25年も前なのに、とっても面白い! 生きていらしたら、と思いながら、でも論文が残っているのは素晴らしいことと感じました。僕らは、博士の研究と思考をたどって、その先を考えることができます。ロマンチックな研究を、微力な僕にも続けさせて下さい、博士。
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↑高校生のみなさん、ぜひどうぞ。
先週から、言語類型論をまた考えています。アフリカの次にアジアときて、橋本萬太郎博士を思い出しました。『現代博言学』が出た1981年、僕はまだ大学英文科の3年で、中国を中心とする言語学は関係ないな、と本を買うこともありませんでした。ところが今年になって、世界の言語の音声と文法を考えることになり、著作を読んでみてびっくり。音声と文法(特に枝分かれ構造)、言語の類型、歴史・地理的変化など、僕が今考えていることを正面から考察しています。25年も前なのに、とっても面白い!
生きていらしたら、と思いながら、でも論文が残っているのは素晴らしいことと感じました。僕らは、博士の研究と思考をたどって、その先を考えることができます。ロマンチックな研究を、微力な僕にも続けさせて下さい、博士。