カテゴリー : 渡米
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2019/10/10
アメリカ原告団入り
2012年9月から2013年6月に暮らした、ボストンはケンブリッジのアパート。馬鹿高い賃貸料のくせに、暖房とお湯が頻繁に止まって、ひどかった。さすがに怒った人たちが訴訟を起こして、僕も自動的に原告団に入りました。メールで時々中間報告が来ていたのですが、先日、ついに和解に至って、一部返金されるので申立書を送るように、と連絡が。今日は、法律文書を読んでオンラインで記入、送信しました。上手くいくのかなあ。日本に長くいても原告になることは考えられないのに、さすがアメリカ、でしょうか。
2013/07/20
出発
午前中にアパートの片付けをして、荷物をカバンにつめて。持って行かない炊飯器やらなにやらを、毎年滞在される予定の HK さんにひきとっていただきました。助かりました、ありがとうございました。
迎えにきたタクシーに乗って、デトロイト空港へ。まずはシカゴへ。そして経由地のロンドンへ向かいました。7時間の機内泊。
2013/07/19
蛍の光
アメリカに来て 10 か月。明日はジュネーヴに向けて出国します。デトロイトーシカゴーロンドンージュネーヴという乗り継ぎ。大西洋を渡るのは初めて。アメリカからヨーロッパって、あんまり近くないんですね。
いろいろあったけど、この国には、お世話になりました。最後の夕方は、森の中のアパート近くを散策。蛍がいっぱい。動画を撮ってみました。目で見ると、さっとそこに集中するので、もっとハッとするように思います。それでは、また。
http://youtu.be/LDQXEyQsbes
2013/07/18
講習会最終日
一月ひたすら言語学をやっていた講習会も今日が最終日。朝から、知り合ったカナダの大学院生さんと1時間パネラで話しました。若くて元気で熱心に取り組んでいて、えらいなあ。
午後は2つ講義に出ました。統語論の教室は、風船やらリボンやらで終了パーティーみたいな飾り付けがしてあって、アメリカンなおかしさ。
夕食後は、全体の閉会パーティーへ。すごい人で、すごい盛り上がりでした。外に出ると、アートフェス。テントの店を見て歩いて。
あー、終わった、終わった。よく聞いて、よく会って、よく話しました。
2013/07/17
しっかりしたい
1講目に出て、午後から SD 先生の研究室へ。メモ書きしながら、理路整然とクリアに自説を教えてくれました。しっかりと考えをまとめていて、思わず、うなってしまうような。僕はこの人の何分の一でもいいから、それを目指して、しっかりしたいと思いました。初めてお会いしましたが、機会を持てて良かったです。やっぱり、直に話を聞けるのはいいな。
ところで、アナーバーも熱波で最高が 32 度くらい。最低が 25 度くらいなので、暑さに弱い僕にはこたえます。(寒さにも弱い。)ここの滞在も、あと3日ですが、このままみたい。アートフェスが今日から開かれているのですが、出歩く気にならず、残念です。
2013/07/16
アポイントメント
言語獲得の WS 先生にメールしたところ、お茶でも飲みながら話しましょうと言ってもらって、パネラ・ベーカリーへ。11時に着いて、レジが混んでるからと、買う前に座って話し始めたら、そのまま、ものも飲まずに1時まで。ひどい客ですが、2時間、自分の研究を聞いてもらって、質問して教えてもらって。さすがに最後にパンと飲み物を買って1時半からの講義に出かけました。それにしても、ありがたかったなあ。ミシガンにやってきたかいがありました。
でも、午後2つ目の講義は、疲れが出たのか、ぐっすり寝てしまいました。ううむ。明日も、1講目からで、午後に音韻論の SD 先生とアポイントメントがあります。
2013/07/15
悔しがる
引き続き、『将棋世界』8月号から。「ありがとう、少年」という題のエッセイは、7月号に掲載された小学生名人戦の話題。僕もそのレポート記事を読んだとき、ハッとしたことを思い出しました。
準決勝で敗れた6年生は、サバサバしていた感があったのに、森内名人から、実は途中で詰ませる手順があって勝ちだったことを伝えられた途端、表情が一転、「頭を抱え、大粒の涙を流すと、その涙はもう止まらなかった」とのこと。森内名人は、何も言わず、その姿をただじっと見守っていた、と。
巻末の4コマ・マンガにも、それをテレビで見ていた「将ちゃん」が、「ミスしたら泣くほど悔しがらなきゃ上達しないんだよな。教えてくれてありがとう、少年」とまた涙を流すシーン。
エッセイは、連敗中の東大野球部が負けても悔しがらないと、コーチの桑田真澄さんが指摘していたことから始まり、この7月号の話につながっている。
どのくらい悔しがるのか、それは僕の新しいテーマになりました。僕からも、ありがとう、少年。
2013/07/14
本格派に変わらなければ
日曜ですが、ワークショップの午前の部だけ出席しました。お昼は、日本からの大学院生 OT さんと話しながら。若い人は、これからで面白いですね。
午後は、ダウンロードした『将棋世界』8月号を読む。プロ入り 20 年で、初めてタイトル戦に出る行方尚史さんのインタビューが素晴らしかったです。20 代で注目されながら、なぜこれまで伸びなかったか、なぜここにきて調子が上がったかを、クリアに自己分析しています。「若いうちは逃げの投球でもなんとかなるけど、あるときからは本格派に変わらなければいけない」と。なるほど。将棋はいつも僕に教えてくれます。
2013/07/13
ポスター会場印刷
国際言語学者会議の発表ポスターを作って、メール添付で送りました。30 スイスフラン(約 3,200 円、安い)を払えば、会場のジュネーヴ大学で印刷してくれるとのこと。これは便利。持って行かなくていいし、コピー屋さんを探して、うまく頼まなくてもいい。このシステムは、いろいろな学会で導入したらいいですね。うまく印刷されてない、とか文句が出たらまずいかもしれないけど。僕は(たぶん)気にしないです。
土曜の朝なので、バスでちょこっと行ったショッピングセンターの、Songbird Cafe というお店でカフェ勉しました。ここは広くて気持ちがいいです。あと1週間しか、いないのが残念。
2013/07/12
給水塔
朝からワークショップへ。15 年ぶりに、アマーストで、一緒に公園サッカーをしていた PL さんに会う。太っていて、最初は確信が持てなかったけど。なんて時間が経つのは早いんだ、と嘆いていたけど。でも僕は僕なりに、この 15 年を、それとして生きてきたんだと思う。
夕食後は、Zipcar を1時間借りて、ここに来た時から気になっていた、Ann Arbor と書かれた塔のふもとへ。これって、給水塔と言って、水を貯めて送るものだったんですね。あまりにも巨大で、びっくり。わざわざ見に行かなくても良かったのかもしれないけど。
2013/07/11
講義と講演
3時間目は、サプライズ・ゲストでチョムスキー先生が講義。夕方は講演会。どちらも立ったままで通していました。今朝、ボストンから来たということなので、大変ですよね。元気だなあ、びっくり。
日本からも、このために、TT さんと HH さんが来ていて、びっくり。(書いてみて気づいたけど、このお二人のイニシャルを足すと僕のになるな。)すごいなあ、えらいなあ。
内容は、今年 Lingua に出た論文のとおり(たぶん)でした。もし来られなくて残念に思っている方がいたら、これを読めば十分かもしれません。でも、僕はよくわかってないからなあ。お恥ずかしい。
2013/07/10
50日
ここまできて、日本に帰るまで、約50日。それまでに、やっておきたい仕事は数知れず。全部は無理かもしれないけれど、ともかく。1か月あって、できないことはない、と思っているので。あせっちゃあ、いけない。いけない。
今週末も、講演会、ワークショップがたくさんで、休みなしになりそう。決めて休まないとまずいかも。
2013/07/09
2013/07/08
ミシガン大学北図書館
夕食後、バスで2つめの学生会館とそれに連結している北図書館に。うわ、広い、きれい、最新で充実してる。日が長くて明るいせいもあるけど、まるで昼間みたいに、たくさんの学生さんが勉強していていました。夏休みなのに夜12時までだし。これは、まずいよ日本。ちょっと差がついちゃってるよ。
ともあれ、気づくのが遅かったけど、残り2週間、利用させていただこうと思います。
2013/07/07
アナーバーの休日
昨晩は、アパートご近所の HK さんに来ていただいて、カレー・パーティー。楽しい時間でした。日本人は、ご飯を食べると、やっぱりうれしいですよね。ケンブリッジで買って(5千円)使っていた炊飯器を郵送して良かったです。調理器具やふとんなど3箱を郵送して、1週間かかったものの、7千円程度でした。
今日は、朝からワークショップ2つに、ちょこっとずつ出ました。毎日、言語学ばかりですが、ここに来ないでケンブリッジにいたら、ちょっと単調になっていたかもしれないので、僕にはよかったかな。いや、こもって自分の研究に集中していた方がよかったのかも。わからないですね。
日曜なので、夕方から、Zipcar を借りて、ヒューロン川沿いの公園とアナーバーのダウンタウンに行きました。メインストリートは、お店がにぎわっていました。こじんまりとした、いい街ですね。
ここの Zipcar は、アパートから徒歩 10 分ほどにあるので、乗るまで歩いて、返してからまた歩いて戻らなきゃいけないのが難点。暑いと、しんどいです。このあいだは前日予約した時間が激しい雷雨で、乗りに行けず、痛い損失。とほほ。ケンブリッジでは Zipcar がアパートの駐車場にあったからなあ。
2013/07/06
床座り
土曜日ですが、ワークショップがあって大学に。遅れて行ったら、教室が満席で、通路に座って聞きました。日本では、若者が地面に座るのが問題になっていますが、僕は講義床座りは好きで、抵抗なく、してしまいます。きれいでもないし、立っていれば済むんですが、やっぱり根性がないんですね。ただ、聞こうという姿勢は悪くないんじゃないかと思うんですけど。
明日日曜も出かけます。そうだ、早く行けばいいんですよね。
2013/07/05
ミシガンの涼しさ
ケンブリッジから越してきて、そろそろ2週目の週末。到着当初こそ、暑くて参ったものの、その後は、涼しい日が続いています。雨が多くて、湿度が高いのが、残念ですが、暑いのに弱いので、助かっています。部屋を借りる時に、クーラーを頼んで取り付けてもらったのですが、ほとんど使わない始末。もったいなかったかな。
今日は、がんばって講義3つに出ました。全部で5時間半。週末は、ワークショップを、ちょこっと聞きに行きます。
2013/07/04
記念日、蛍
独立記念日ということで、講習会は、お休み。夜十時半、離れたところで花火の音がずっとしています。真夜中までだとか。庭に見に行きましたが、河などの低いところで上げているのか、ほとんど見えません。代わりに、草っぱらに、蛍を発見。20年前に、この南のオハイオ大学で開かれた時にも見たんでした。ほんとに 20年経ったんだ。あの時、たくさんの方々と知り合えて、よかったです。僕には初めてのアメリカでした。
2013/07/03
中華スーパー郵便局
日本に書類を送る必要があって、歩いて行ける郵便局 USPS をネットで探すと、なぜか、中国系スーパーマーケット内にある、と。むむ、と思いながら、Way 1 (東華商店)というお店に行くと、確かに USPS の表示とカウンターがある。でも誰もいない。変だなあと思って、離れたところにいた店長のような人に聞くと、店の奥を指差す。え、なんで?と聞くと、店の奥じゃなくて、この人が担当だから、と、ゴム手袋をしたおばちゃんを指差していることがわかる。何だ?でも、そのおばちゃんは買った魚に文句を言いにきたらしい別のおばちゃんと魚コーナーで中国語で口論していて、ラチがあかない。しかたなく、しばらく待って、待ちくたびれて、切手が買いたいんだと伝えると、待ってて、と言ったまま、また口論。あきらめて郵便コーナーの前でまた待つことしばし、おばちゃんが魚を持って現れ、はいよ、と魚と返金みたいなのをもう一人に渡して、やっと郵便業務に。何で、魚と郵便の担当なんだあ。魚くさいゴム手袋をはずして、切手を売ってくれる。ポストみたいなのはなくて、後ろのポリウレタンケースに、ぽんと僕の手紙を放り込む。これ、ちゃんと日本に着くのかあ?間違えて魚入れないだろうな。心配です。
2013/07/02
編集仕事
ある特集号の編集を、だいぶ前からしています。たくさんの論文のいろいろなバージョンが送られてくるので、どれがどれで、どの段階で、どう連絡したのか、こんがらかってきます。きちんとしないと執筆者のみなさんにご迷惑がかかるので、なんとか整理しながらと思っているのですが、そういうのに向いていないんじゃないかという気もします。でも、せっかくの機会なので、そんなこと言ってないで、しっかりしなきゃ。
2013/07/01
晩講座
1講目に出て、その後、市民図書館に行き、久しぶりに『若き数学者のアメリカ』を読みました。ミシガン大学でのことが1章書かれていました。僕は、そんなに気負いはないけれど、何かをしたいという気持ちは持っています。
午後は大学図書館で、調べながら校正をして、自宅に戻って夕食。またバスに乗って夕方7時からの統計学の講座を聞きに行きました。ボストンより西にあるのに同時間帯のためか、日が長くて、10 時くらいまで、ほんのり明るいので、8時半まで受けても、明るいうちにアパートに帰れました。サマータイムのいいところですね。
今日も窓の外に鹿。7月。
2013/06/30
森の生活
朝9時からのワークショップに行こうとバスのアプリを見たら、あと何分という表示がなくて、あれ日曜朝はないのかと思ってしまい、結局ちょっと遅刻。でも、いくつかを聞いて、ためになりました。
午後は、広い庭のベンチで、ちょこっと校正の仕事。夕食後に散歩をしたら、森の中に鹿の親子がいました。せっかくなので、何日か前に見つけた、シマリス(?)の写真と。森の生活です。
2013/06/29
雷ランド
アナーバーの週末。このところ毎日、夕方に大雨と雷で、洪水も起こっているようです。このあたりは大丈夫ですけど。それにしても、すごい天候で、さすがアメリカの内陸だなあと。
今日も曇りでしたが、久しぶりに雷も鳴らず、雨も降らなかったので、穏やかでした。大学図書館へ行って、少し仕事をして、少し本を読んで、日本から同じ奨学金でアメリカに来ている ST さんと、大学近くのカフェで話しました。日本にいると、こんなこともなかなかできないですよね。
2013/06/28
ミシガン大学図書館
今日は講義がなかったのですが、オックスフォード大学出版から論文の校正が届いたので、印刷しに大学図書館へ行きました。ここも言語学の老舗らしく、蔵書が揃っていて、よさそうです。日本から、言語学や英語学の大先生たちが、戦後すぐから留学されていたところ。
書架に、僕のも載せてもらっている論文集を見つけたので、手に取ってみたら、僕のところにも付箋がついていました。タイトルだけ、かっこよかったからな。中身が、さえなくて、すみません。もうちょっと、まともになりたい。
2013/06/27
ウッドチャック
大学の北東、ノースウッドというアパート群に住んでいます。名前の通り、森の中で、自然がいっぱい、野生動物もいっぱいです。ケンブリッジとは全然違いますね。鳥、うさぎ、リス、昨日は、窓から中庭を見たら、いきなり鹿がいてびっくり。さらに夕方の散歩では、見たことのない大きな茶色の動物が。気になるので、講習会の事務局長アンドリース(アマーストでの知り合い)に写真を見せたら、woodchuck だと教えてくれました。悪いね、忙しいのに。ネズミ目リス科マーモット属だそうです。のんびりと草をむしゃむしゃ食べてました。
2013/06/26
夏バテ
講習会3日目。今日も1時間目と3時間目の講義に出ましたが、午後は眠くて参りました。引っ越し疲れに、環境の変化で睡眠不足、急に若者に混じって講義に出て、30 度くらいの暑い日が続いて、夏バテのようです。でも、だんだんと様子がわかって慣れてきたので、回復するのを期待しています。
ミシガン大学の写真を。やたら広いです。
2013/06/25
寝過ごす
朝方に大雨。9時からの一講目に出るつもりだったのに、暗くて、ぐっすり寝てしまって断念。引っ越し疲れも出たんでしょうが、情けない。2、3講目に出席しました。
講義は若者たちで混んでいて、気持ちのいい活気があります。先生たちも出席しているので、ディスカッションも盛り上がりますね。
2013/06/24
言語学講習会
早起きしてノースウッド・アパートメントから構内バスでミシガン大学へ。9時からの講義と3時半からの講義に出ました。アメリカ言語学会主催の Linguistic Institute 言語学講習会。勉強になるので、できるだけ参加しているのですが、あれ、何回目かなと思って調べてみました。リストがあって、
http://www.linguisticsociety.org/meetings-institutes/institutes/past
何と 1928 年から、ほぼ毎年(1980 年からは、ほぼ隔年)開かれてきたのですね。これは参ったな。ぼくは、1993, 1997, 2001, 2009 と、いつも部分的に参加して、今回が5回目でした。ただ、いつも日本の大学の仕事があるので、一部期間だけ。全期間いるのは初めてなので、うれしいです。明日も1時間目から。
2013/06/23
ボストンからアナーバーへ
早起きして、ふとんなどを新しく入った H さんにひきとっていただく。部屋を片付けて、タクシーに。ローガン空港からは2時間でデトロイトに。予約したシャトルバンで、同じ講座に参加する若者たちとアナーバーへ。アパートの事務所で受付して郵送した荷物も受け取って、台車で部屋へ。ふう。真夏の陽射しで暑くてこたえました。
ちょっと休んで、予約しておいた Zipcar で買い物。TJMax で薄いマットレスみたいなのを買って、Kroger というスーパーで食料品と夕食のパック寿司を買って。シャワーを浴びて、やっと、くつろぎました。やっぱり引っ越しは大変だあ。
2013/06/22
締めくくりドライブ
朝から郵便局でミシガンへ荷物を発送。午前中は、数人の日本人の方に、家具やら何やらを持っていっていただきました。午後また郵便局で日本に本などを発送。Zipcar の予約時間が余ったので、最後は、締めくくりに、ハーヴァード、チャールズ河やら家の周りをドライブしました。いろんなことがあったな。たいへんだったし、面白かったし、この付近に自分の約1年を、ぽこっと置いていくんだな。また訪れることがあればいいな。
明日は朝、ふとんを片付けて、空港へ向かいます。あとは荷造り。
2013/06/21
NR さん来訪
明後日はケンブリッジを発つので、MIT の NR さんがアパートを訪ねてくれました。プールサイドで、お昼と買ってきてくれたジンジャー・アイスクリームを食べながら、15年前アマーストで一緒に住んでいた頃の思い出や、あれこれを。お互い、あまり変わっていないなあ。たぶん。おかげさまで、いい10か月を過ごすことができましたよ、ありがとう。
2013/06/20
チョキン
ミシガンに行く前に、と、ケンブリッジの行きつけのお店でカットをしてもらう。チョキン、チョキン。鏡に映る自分を見ながら、何年か前の日本の床屋さんの話を思い出す。
「毎年、同じ繰り返しだよなあ。」
僕より年上の床屋さんが、ふっと言う。
「オレは別に長生きはしなくていいんだ。」
チョキン、チョキン。
「年とって動けなくなって長生きしてもしょうがない。オレは元気な時に1年だけでいいから、自由にやりたいことをしたいんだ。」
チョキン、チョキン。
僕の中で、はさみの音がこだました。
2013/06/19
年齢論文数
日本音声学会の『音声研究』に、Stress location and comparative forms in English という論文を載せていただきました。「英語における強勢の位置と比較級の形式」で、英語や他の言語で、形容詞に -er という接尾辞を付けるかmore を形容詞の前に置くかは、その言語の単語で強勢の位置が前か後ろかで決まると論じています。ずっと考えている音声と文法の関連が比較級にもあると言いたかったわけです。草稿は LingBuzz に。
ところで、これで、論文や書評などを合わせた数が年の数と同じになりました。数年前からの目標でした。でも数より内容ですよね。少しでも、ましになるよう努力します。あ、遠からず誕生日も来るんだった。またマイナス1になっちゃう。
2013/06/18
ランチで話す
デイビス・スクウェアのお店で、タフツ大学の心理言語学の先生とお昼を食べながら、研究の話をしました。みなさん、忙しいので、こういう形で進めるのもいいですよね。
こっちに来て買ったウクレレも、買ってくださる方が現れて、別れが近くなりました。ありがたいことですが、さみしい。
2013/06/17
引っ越しセール中
アパートの物を売り出していて、少しずつ買っていただいています。残るは、テレビ、掃除機、勉強机、食器、パイプ椅子、電気スタンド、ウクレレ、ふとん・・結構あるなあ。ケンブリッジかボストンにいらっしゃる方がいれば、と思うのですが、どうでしょう?いちおう、メールアドレスを載せておきます。tokiアットsapporo-u.ac.日本 です。
2013/06/15
ウクレレ・ユニオン・オブ・ボストン
ウクレレ・ユニオン・オブ・ボストン (UUOB) の年1大会 Ukulele Melee が、車で 30 分の ブランダイス大学であるというので出かけてきました。ニューヨーク・ウクレレ・フェスティバルと比べると、ゲストはいないし、こじんまりした会でしたが、その分、オープンマイクで和気あいあいと楽しそうでした。ジェリーという青年(日本の友人の S さんに激似)とは、秋に話をして覚えていてくれたのですが、上手でした。また参加するチャンスがあれば、いっしょに弾きたいです。
2013/06/13
引越セール
アパートを引き払うので、家具などを処分しなくては。で、引越セール中。食卓やテレビに仕事机など。売れない時は処分しなきゃいけないし、もったいないし、悩みます。今は卒業式後で夏休みだから、買い手も少なそう。まあ、なんとかなるでしょう。
2013/06/12
箱詰め
ダンボールを買ってきて、印刷した論文や買った本などを詰めています。重い。郵便局で聞くと、15 年前にはあった、安い船便がなくなっていました。10日くらいで届いて早いけど、急がないんだし、もったいないよなあ。残念です。
講義や研究会などのハンドアウトを除いて、大部分は PDF ファイルにもなって MacBook Air に入っているので、捨てちゃってもいいんだけど、やっぱり、この 10 か月の研究の内容が、紙を見るとすぐわかるので、日本に送ろうと思います。こうやって、紙やら本が増えていくんですよね。
2013/06/11
旅程
8月のライプツィヒでの学会の前に、オックスフォードでも学会があることを知り、迷う。困った、出たい、でもいろいろと変更しなきゃいけないから、面倒だし、お金もかかるし。困った。自由なぶん、迷います。時間ぜいたくなんでしょうけど。
2013/06/10
T シャツ族
今日も人気のない大学図書館へ。曇りで肌寒く、上着を着ている人が多かったのですが、行き帰りは T シャツで。ちょっと寒いなあ、でも、まあいいか、というようなアメリカンな感覚になってきているのかな。それとも気候のせい?ただ、さすがに短パンにサンダルで、とはなりません。そういえば、裸足で歩いている人も、たまに見かけるけど、あれは何なんだろう?ううむ。
2013/06/09
ウォルデン湖再び
Zipcar を運転して 30 分、またウォルデン湖に行きました。秋の紅葉とは違う、夏の緑。ヘンリー・デイヴィッド・ソローの暮らした小屋を再現したのがあって、しみじみしました。『ウォールデン-森の生活』などを書いて、生涯、定職に就かなかったそうな。ううむ。でも 44 歳で没なので、参考にはならないかしら。
2013/06/08
引っ越し準備
そろそろ、ということで引っ越し準備を始めました。持っていかない物を引っ越しセールにして。直前まで使うものがあるのが、やっかいです。
土曜で、大学図書館も午後から開館なので、午前中はバーボン・コーヒーでカフェ勉しました。夏休みで学生さんが減って、空いていて良かったです。
2013/06/07
卒業式
雨の中、MIT の図書館へ行くと、ちょうど卒業式でした。ご家族とともに、みなさん大変ながらも、うれしそう。コメンスメント (Commencement) という呼び方だから、「始まり」ですね。これから、なんだな。図書館は、がらがらで、ずいぶん前に、始めた僕も、少しは進んだのかなあ、そんなことを考えながら。
2013/06/06
素数ゼミ
ケンブリッジもあと2週間ちょっと。マサチューセッツ州で1年近く過ごすのは、1998 年の留学研修(サバティカル)以来。ちょうど 15 年前だったんだなあ。
ところで、ネットのニュースで、今年は 17 年ゼミが現れると。13 年の種類も合わせて、素数ゼミとも言われる、この蝉は、17年ずうっと木の根元で過ごして、最後の1か月余を木の上で過ごすそうな。せつないような、それはそれでよいような。あれ、この蝉って、誰かに似てる?
2013/06/05
雨の日はしょうがない
夏休みになって、自由になった分、どう仕事をしていいか、とまどうことも。ぜいたくな悩みではあるけれど、気持ちがのらないこともあります。そんな時、将棋の羽生善治さんの、「雨の日はしょうがない、と思って、あせらない」という言葉を思い出します。雨は降る。
2013/06/04
花粉症治まる
花粉情報は続いているものの、シラカバが終わったせいか、症状が出なくなってきました。ああ、よかった。一月苦しみましたが、これで気分よく外出できそうです。
アパート近くは、バラがたくさん咲いています。バラの季節。
2013/06/03
超速メトロカード
ニューヨークの思い出。紙のメトロカードを買って、地下鉄の改札で読み取り機をシュッと通したら、エラーで入れない。あれ、速すぎたのかなと、今度はゆっくり通す。やっぱりエラー。あれえ、と何度やってもエラー。乗れないじゃん。駅員さんもいないし、困った。と、「かしてみ」てな感じで、通りかかった人が僕のカードをつかむと、シュワッ。わ、超高速。お、オーケーになったあ。紙なのにな。ニューヨーク、おそるべし。
2013/06/02
Mac のない旅
ニューヨークから Go Buses というバスで4時間半、ケンブリッジの Alewife に。地下鉄に乗ってアパートに帰ってきました。ああ疲れた。片道 25 ドル、2,500 円くらいだから安いですけど。
今回は MacBook Air を持たず、iPad mini と Ultra Thin Keyboard だけで行ってきました。軽くて小さくて楽でした。考えてみると、Mac を持たずに、Mac に触らずに過ごした日は、いったい何年前になるのだろう。きっと iBook のころからだから、もう10 年以上毎日さわって、運んで、仕事してきたんだと思います。我ながら、おつかれさま。
2013/06/01
ウクレレニューヨーク
ニューヨークウクレレフェスティバルというのがあることを聞いていたので、アムトラックのアセラ特急で、やってきました、ニューヨーク。セントラルパークの西隣の会場で、しみじみと開かれていました。ワークショップに参加して、コンサートを聞いて。世界中で、そして日本は特に盛り上がっている、という話も出ていました。本当にそうですよね。
2013/05/31
暑い五月末
アメリカ北東部は、連日30度越え。札幌になじんだ身体には、暑くてこたえます。ミシガンに行くまでの3週間を乗り切らなきゃ。やっと花粉症がおさまってきたと思ったんですけど。僕の快適期間は、やたら短い。もっと辛抱強くならなきゃダメなんでしょうね。
2013/05/30
テーマを選ぶ
図書館で大学院生さんに会って、博士論文のテーマで迷っていると伺いました。そうですよね。広すぎず、狭すぎず。どれにするか。
僕が学生の時に、言語学の先生が、若い人は今一番ホットなものを研究しなさいとアドヴァイスされていました。研究のエネルギーが集まっていて、勉強になるからというのが一番の理由だったと思います。なるほど。僕も今さらながら、そう考えて行きたいと思いました。
2013/05/29
最後の夏休み
久しぶりに大学図書館へ。すっかりひと気の少なくなった廊下を歩いていたら、急にさみしくなりました。ユーミンの「最後の春休み」が心に流れてきて。あ、夏休みだけど。 こんなにのんびりした夏休みは、もうないんだろうな。卒業するわけでもないんですけど、いる場所を離れることは同じ。
2013/05/28
学生去る
大学も夏休みになって、学生の多いポーター駅周辺も空いています。バーボンコーヒーも空いていたので、ホットチョコレートにホイップクリームをのせてもらって、カフェ勉。ここのカフェ勉率は 80 パーセントくらい。混んでいると気をつかって早く出るんですけど、今日は1時間半いました。5月末の夏休みって、忙しい日本にいたら、実感できないですね。
2013/05/27
メモリアル・デー
今日は、戦没将兵追悼記念日とのことで、もとは南北戦争、後にすべての戦争について、となったようですね。太平洋戦争も含まれているわけなので、日本人としては複雑な感慨があります。ともかく戦争があってはならない、ということを思います。
非公式な夏初日ということで、アパートのプールも、バーベキューコーナーも寒いのに大にぎわい。大丈夫なのか。僕は花粉がひどいので、家でおとなしく学会ツアーの計画や予約をしていました。祝日。
2013/05/26
カード停止
Zipcar を借りるのにネット予約を入れようとするとエラー表示。何度やってもダメなので、Zipcar のコールセンターにかけてみましたが、ちゃんとカードの住所入力しましたか、と聞かれるだけで進展せず。うお、困った。車が使えないので、歩いて米の買い出しに行く。
その後、ネットでコンサートのチケットを買おうとしたら、またしてもエラー。別のカードで試したら買えました。む、これはカードの問題なのか、と日本の営業時間を待って、電話したところ、ついに判明。海外の利用が多いので、あやしいのでは、とカード会社の方が考えて、ストップしたんだそうな。日本の自宅に電話していたけれど連絡が取れなかったとのこと。なるほど。これこれと事情を話して解除してもらいました。ある意味、安全だということがわかってよかったです。でも、何か問題があったのか、とあせりました。ふう。
2013/05/25
プール開きに暖房
明後日がメモリアル・デーで夏の始まりということで、アパート中庭のプール(そんなものがあったんです)とバーベキュー・コーナーがオープン。あいにくの雨で最高11度、最低3度では、監視員以外、誰もいない。部屋も薄ら寒いので、暖房を弱く入れています。札幌だったら、リラ冷えというところでしょう。
なぜこんなに緯度の高い(稚内と同じとか)北の街で、プールがあるのかは謎。Yelp! という評価口コミサイトには、このアパートのプールは冗談としか思えない、との書き込みが。全くです。それより、築50年以上という話なんだから、家賃をもっと下げてほしいよなあ。
2013/05/24
花粉ドットコム
アメリカの花粉症サイトも充実しています。
http://pollen.com/allergy-weather-forecast.asp
薬を飲み続けていますが、ここ数日は雨が多くて過ごしやすいです。梅雨みたいな高温多湿。実際、夏の手前という感じがします。
2013/05/23
陳情
MIT の訪問研究員の方が自転車で事故にあって亡くなられたので、ご家族を支援する基金の設立を要請しようという呼びかけがあり、僕も学長あてに、援助をお願いするメールを出しました。返事が来て、大学全体ではなく、研究所で小さな記念奨学金を作る方向で進んでいるようです。無念には、違いがありませんが、何かができればと僕も思っています。
2013/05/22
飛行機の予約
アメリカからヨーロッパ、そして日本への飛行機の予約を考え中。条件がいろいろあって大変です。ネットでかなりのことが自分で調べられるようになったので、ありがたいのですが、勘違いの危険性もありますね。まだ、しばらく悩みそうです。もっと研究に集中したいんだけど。
2013/05/21
100日
昨日は、訪問研究員の制度を研究している方のインタビューを受けました。これまでを反省するよい機会になりました。ああ、そうだ、こう思い立って応募して、いろいろ乗り越えて、ここまで来たんだったなあと。より時間を大切にしたい気持ちが強くなりました。このタイミングで、あと100日。
2013/05/20
追悼
MIT 訪問研究員の日本の方が交通事故で亡くなられたという報道。直接お話をしたことはありませんでしたが、同じ昨年秋からで、日本人研究員大勢でランチを一度ご一緒していました。ただただ胸が痛みます。ツイッターを拝見すると、ロボット研究やハーフマラソンで活発に過ごされていたご様子。人の夢や希望は、こんなにもあっけなく消えてしまうものなんでしょうか。
2013/05/19
電子読書
今日日曜は花粉を避けて、家で読書。将棋の島朗九段の『島研ノート 心の鍛え方』が電子書籍でも出ていることを知り、購入。これならアメリカでも買えて、荷物にならない。ありがたい。で、あっさり読了、面白くて、ためになりました。
電子書籍は、一部試し読みができるので、それだけでも面白いですね。ここにいると、日本語で読むものがないので助かります。
2013/05/18
水族館
奨学金団体の催しで、水族館の港側テラスでランチ。中国とタイからの人達と同席して話しました。その後は、水族館。土曜で家族連れで大にぎわい。珊瑚や魚がきれいでした。
実は午前のホエール・ウオッチングは不参加。船酔いしそう、と思ったもので。弱気です。
2013/05/17
くしゃみ響く
本を返しにハーヴァード大学図書館へ。ついでに広い閲覧室で仕事。花粉のせいで、くしゃみをしたら、高いドーム天井いっぱいに響き渡りました。はっくしょーーんん。荘厳。
今日の MIT の講演会で春学期予定がすべて終わり。さあ自分の研究。6月下旬からはミシガンの言語学講座が一月、8月中旬からは、ベルリンでの言語学講座が3週間。間に学会発表が2つあります。
2013/05/16
犬サービス
今日で春学期の講義も終了。明日の講演会で、すべて終わります。大学院生さんはレポートがあるし、先生は成績があるし、まだまだでしょうけど。
学生さんは、期末試験。図書館に行くと、入口前にバンダナを巻いた犬が数匹、学生さんたちに囲まれています。お菓子と飲み物のサービスも。「クッキーを食べて、セラピー犬と触れ合って、ストレスを解消しよう」という企画と判明。大変なんでしょうね、きっと。
2013/05/15
服用、セミナー終了
顔が赤くなるくらい花粉に反応するので、今しがた薬を飲みました。何となく良くなってきたような。あ、まだ 20 分しか経ってないから、気分の問題なんでしょうね。症状緩和に期待します。
NR 教授のセミナーは今日で終了。面白かったです。毎週3時間ずつ、1学期間、自分の研究を講義するというのは、大変でしょうね。でも実りも大きそうです。僕もやってみたい。
2013/05/14
iPad mini キーボード
MacBook Air はアパートの机の上に置いたままで、iPad mini を部屋の中で、大学で、カフェで使うようになりました。スクリーン上のソフトキーボードは使いにくいので、カバーになるキーボード Logitech Ultrathin Keyboard Mini を購入。標準のカバーより重くなっちゃうので、外で書き物をするぞー、という時だけ付けて行こうかと思います。あ、いつも、そうした方がいいんですね。働かなきゃ。
2013/05/13
薬を買う
あまりにも花粉症がひどいので、ドラッグストアの CVS でアレルギーの薬、Claritin を買ってきました。イギリス人の WG 先生から、日本で売ってないけど、眠くならなくていいよ、ともらったことがあるものです。何となく不安で、飲んでいなかったのですが、耐えられなくなったら飲もうと思います。でも、日本でも、耳鼻科に行って、薬飲んでたよなあ。弱気です。
2013/05/12
花粉ワースト3
昨日は美術館へ行って、フェンウェイ・パークに面した日本庭園で休んだりしたためか、帰ってから、ひどい花粉症に。こんなにひどいのも久しぶり。ネットで調べてみると、ボストンは花粉症ワースト3に入るとか。知らんかったあ。木が多いもんなあ。違う街にすればよかったのかしら。いや、仕方ないですね。目薬をさして、なるべく外出しないようにして、季節が過ぎるのを待ちます。つらい。おかげで、今日は家にずっといて、仕事がはかどりました。日曜なのに。
地下鉄への道、アップランド通り沿いの木々は花盛り、でも花粉もひどいんですね。まいった。
2013/05/11
美術館再び
日本からお客様が見えたので、ボストン美術館へ。これまでに5回くらいは行っていると思うのですが、いつも初めて見る部屋や、展示があります。今日は、SAMURAI 特別展。日本の武士の道具が展示されていて、大人気で混雑していました。そうかあ。
http://www.mfa.org/exhibitions/samurai
2013/05/10
夏日
日中の最高気温が 25℃ で、ついに夏日。結構暑い。アパートは西向きの部屋なので、午後はカーテンを閉めて、クーラーを時々かけています。あと一月半だけど、大丈夫かな。花粉が治まったら、窓を開けられるので、辛抱。なんか辛抱することが多いな。
2013/05/09
夜鳴き鳥
寝ていると、真っ暗な中、ずっと鳴いている鳥がいます。夜明けが近いのかと思いきや、午前3時ころだったりするので、まいります。どうも、真っ赤なカージナルらしい。すごくきれいなんだけど、写真でみると顔がおっさんくさいので、どうなのか。なんで、そんな時間に鳴いているんでしょうね。おっさんは、わかりません。
2013/05/08
カメラが直る
昨日、カメラの修理屋さんに取りに行ったら、時間の勘違いで、まだ仕上がっていなくて、今日また。ずいぶん面倒だったけど、的確な仕事で直りました。ポケットにいれてたか、と聞かれて、ああ、そうだ。ケースに入れずに持ち歩いていたのが、いけなかった。考えてみれば、そうですよね。まだケースがないので、ビニール袋に入れて持ち歩いています。なんか情けない。
2013/05/07
花粉症悪化
油断していたら、花粉症が悪化。目や鼻。このところ、好天続きで、気温も高いから。目薬を買ってきて、さしています。白樺がところどころにあるせいだろうな。参りました。早く終わってほしい。
2013/05/06
トークのハンドアウト
NR 教授にお願いして、トークのハンドアウトを授業のサイトにアップしてもらいました。なぜかこのブログにアップしようとすると、できないんです。とは言っても、これまでのスライドからの選り抜きに新しいのを加えたもの。NR 教授のハンドアウトとともにどうぞ。僕のは May 1 のところにあります。
http://stellar.mit.edu/S/course/24/sp13/24.956/materials.html
2013/05/05
また走る
『ニューヨーカー』に村上春樹さんが、「ボストン」という文章を寄稿。マラソンの最後、Hereford Street から角を曲がって Boylston Street に出て、広い一直線の道の彼方にコプリー・スクウェアのゴールが見えたときに、感じる興奮と安堵の気持ちは言葉に言い表せない、と。そして世界の一市民として、ランナーとして事件に傷ついたと書いています。
僕も、ランナーとは言えないにせよ、短いレースの最後に同じ道を走って、その気持ちを味わうことができました。だから、僕も深く傷ついた。
また一週間ぶりにジョギングをしました。Keep on running, Boston! 走るのをやめないで、という紙が貼られている写真を思い出しながら、へたへたと。
2013/05/04
週末文化
ラジオのドイツ語講座でインタビューされた在日のドイツの人が、日本でいやなこととして、週末を休んで楽しむという文化がないこと、と言っていました。これは心に響いて、最近は週末は働かないようにと思っています。日本にいたときは、週末くらいしか研究する時間がないので、ひたすら働いていたように思います。今は、ありがたいことに、週末文化を練習中。
2013/05/03
カメラ修理
カメラのレンズ内部にゴミが入って、写真に黒い点々が写ってしまうようになったので、ハーヴァードのカメラ屋さんを探して電話。行くと、ここじゃできないので、個人の修理屋さんに直接行った方が早いと言われました。うーん、もう新しいの買った方が楽なんじゃないかとも思いましたが、教えてもらった番号にまた電話して、ボストンの小さな個人オフィスに。学割にしてもらって 60 ドル、6,000 円くらいで分解掃除してくれることに。がんばったかいがあったと言えるのかしら?火曜にまた取りに行かなきゃ。
2013/05/02
最高24度
今朝はアパートの企画でスターバックスの飲み物とパンなどを入り口でもらえたので、早起きして、中庭のベンチに座って食べました。清々しい夏の朝。その後は運動公園をちょっと散歩。鳥がいっぱい。日本のとは違うなあ。
昼は今年一番の暖かさ、最高24度。陽射しが日本より強いような気がします。もう夏休みも近い。他の大学は今週で講義が終わりというところが多いようです。MIT は春学期のスタートが2月からで遅かった分、講義は15日までとのこと。もう少しかあ。
2013/05/01
セミナー・トーク
NR 教授のセミナーで、自分の研究について話しました。休憩1回をはさんで3時間。こんなに長い時間、研究発表すること自体が初めてだったし、(下手な)英語で話し続けたのも初めてでした。リラックスした雰囲気で楽しくできたので、よかったです。できないんじゃないかと思ったこともあったけど、NR 教授と大学院生さんのご協力で、なんとかできました。サンキュー。
考えてみると、講義をしたのは昨年7月以来、9か月ぶり。気持ちは高揚しましたが、体が疲れました。休みます。
2013/04/30
2013/04/29
休講
午後からのセミナーに出かけたら、休講でした。拍子抜けでしたが、時間ができて良かった。学生さんの気持ちがわかります。図書館で仕事をして帰りました。窓からの新緑がきれい。
家の近くで、みごとな桜。
2013/04/28
海辺
日曜で暖かくて天気もいいし、仕事ばかりだと肩こりがひどいので、Zipcar を運転して1時間ほど、北の海岸に行きました。『地球の歩き方』にも1ページほど出ている、Lynn という海辺です。岬のようにもなっていて、久しぶりに海を見て楽しみました。帰りは、カーナビがあるのに、ロータリーで間違えて、ボストン側のチャールズ河沿いに出てしまい、遠回り。でも桜がたくさん咲いていて、きれいだったので、よしとしました。
2013/04/27
白樺に出会う
花粉症の出ない、快適な春。と思いきや、今日はデイビス・スクエアのスナッピー寿司まで歩いて行った帰りに、大きな白樺の木2本に出会ってしまいました。帰ってから、目が赤くなって、かゆい。やっぱり数は少ないものの白樺には反応することがわかりました。気をつけなきゃ。
2013/04/26
日が長い
サマータイム Daylight Saving Time のためもあって、今は夜8時くらいまで明るい。朝が早くから明るいのは、高緯度の札幌も同じですが、夕方が長いのは、なかなか慣れません。夕食後に散歩に出かけたりすればいいんでしょうけど、お腹がいっぱいになっちゃうと、どうも。6月下旬まで、まだまだ長くなりますね。
2013/04/25
あと2か月
6月下旬から、アメリカ言語学会の夏期講座に出て勉強することにしたので、この街も、あと2か月。早いような、長いような。天気もよく、シャツ一枚で出歩けるようになりました。肩こりを悪くさせない程度に研究に励みます。
2013/04/24
板さん化
ハーヴァード・スクウェアに髪を切りに行きました。裾刈り(トリミング)くらいで、と言ったのに、気づけば超短髪に。うわ、高校の時、一度スポーツ刈りにしたとき以来の短さだよ。鏡に映っているのは、板さんみたいな僕。アメリカ、恐るべし。
2013/04/23
トナー
明日は追悼式が行われるため、全学休講に。僕のトークも来週に延期になりました。時間ができたので、直して準備します。
Amazon.com で買った、プリンターの激安トナーが全然ダメ。全体が黒くなってしまって、汚い。リサイクルなんですかね、ひどい品質。前回見つからなかったキャノンの純正品を発注しました。とほほ。
2013/04/22
できること
久しぶりに MIT に。遠くに、アメリカ国旗と供え物、たたずむ人々が見える。僕もその場に足を止めて、目を閉じる。
水曜のセミナーのスライドを(過去のをとっかえひっかえして)作っていますが、なかなかうまくいかないです。まあ無理せず、大学院生さんが考えるヒントになればと思って、僕にできることを話したいと思います。講義サイトに論文も置いてもらいました。April 24 のところです。
http://stellar.mit.edu/S/course/24/sp13/24.956/materials.html
2013/04/21
Sakura
中国からの研究員から、アパートの近くで桜が咲いているよ、とメールをもらいました。どれどれと車を借りた買い物のついでに、コンウェイ・パークという運動公園に行ってみると、満開。天気も良く、素晴らしい日曜でした。
2013/04/20
平和
昨夜遅くは、吹き払うような強い風、流し去るような強い雨。一夜明けて平和な日が戻りました。たった一人でも、一日でも、こんなに大変なのなら、戦争なんて絶対してはいけない。
午後は近所をジョギング。日曜のレース以来で、思いを持って走りました。通りかかったバーの前に立てかけた黒板。「入ってビールをどうぞ。それくらい、したらいいよ、ボストン。」(You deserve it, Boston.) みんな家で不安に一日じっとしてたんですもんね。
2013/04/19
自宅待機
こちらは朝10時です。起きて、ニュースを見て驚きました。まだその町の家々を捜索中のようで、周辺の街にも自宅待機の要請が出ています。現場近くは、警察やヘリや報道関係で物々しいようですが、ここは、ひたすら静かで、車の数も少なく、鳥の声がよく聞こえます。あれ、今ゴミ収集車が来ました。それくらいの雰囲気。念のため、自宅で仕事します。
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午後4時を過ぎましたが、報道関係も一カ所に集められていて、情報をもらえないようです。その街の20ブロックを一軒一軒捜索しているそうです。ここはあいかわらず、ただ静か。一般車もけっこう走っていて、犬の散歩をしている人もいます。根気よく、解決を待ちます。
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こちらは夕方7時半、日本は20日の朝8時半ですね。6時に記者会見がありましたが、捜索範囲で今のところ発見できないということでした。ボストン一帯の外出自粛は解除、地下鉄も本数は少ないようですが動き始めています。解除とともに、ジョギングや犬の散歩をする人が増えました。不安はありますが、心配しすぎて体をおかしくしないように、注意します。
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と書いたところで、その街で動きがあって、警察が取り囲んでいるようです。CNN でライブを見ています。7時45分。
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逮捕のニュース。8:45。とんでもない5日間でした。心配してくださった方、ありがとうございます。これからも気をつけます。
2013/04/18
計量言語学
8月のライプツィヒでの言語類型論学会の仮プログラムが出ました。僕と KF 先生のは、Quantitative Linguistic Typology 計量言語類型論というセッションに入れられていて、びっくり。共著とはいえ、こんなところまで来るとは思わなんだ。
http://www.eva.mpg.de/lingua/conference/2013_ALT10/files/program.html
2013/04/17
河越しのボストン
昨日は大学が休みだったので、今日久しぶりに Porter から Kendal/MIT の駅へ。警備の人が数人いて、まだ緊張感があります。せっかく、いい天気なのに。図書館の窓から見える河越しのボストンは、とても哀しい。
NR 教授のセミナーに出て、「来週はヒサオが教えるんで」で終了。休憩も入れて3時間なんですよね。スライド作ります。
2013/04/16
安全
事件から1日が経ち、ここケンブリッジは普段と変わらない春の日です。ただ僕は、前々日と前日に、その場所にいたので、ショックを受けています。当日は人混みで安全が確信できないと思い、家でテレビを見て、トップがゴールしたので、車で買い物に行って帰ったら、ニュースになっていました。車はその時間帯に予約していたので、被害に遭う可能性はなかったのですが、それにしても。
天災や、事故や、病気、こんなにも人間には困難があるのに、なぜ増やさなくてはいけないんでしょう。ともかくも、できるだけ安全で心楽しい日々を送りたいと思います。
2013/04/15
無事です
ボストン・マラソンのゴールで爆発があったようですが、川をはさんだ隣町ケンブリッジの家にいて無事です。でも、なんてことを。ご心配いただいた方、ありがとうございます。これからも気をつけます。
2013/04/14
ファイブ・ケイ
地元の人がファイブ・ケイ (5K) と呼ぶ、ボストン5キロ走。朝5時半に起きて6時半過ぎに家を出る。バスと地下鉄で7時半にコープリーに着くと、もう大勢の人。上着を脱いで荷物を預けてボイルストン通りを埋め尽くす 6,500 人の参加者に混じる。ビューティフル・アメリカの斉唱の後、8時スタート。給水所も2カ所あったので、やってみたくて、紙コップの水を飲みました。短いんですけどね。1マイル、2マイル、折り返して、最後はまたボイルストン通りに出ると、かなたにゴールが見える。うれしい。フィニッシュして水や食べ物、完走記念のメダルをもらいました。ああ、できた。
午後には、結果がネットにアップされるとのことだったので、どれどれとチェック。お、目標を上回るタイム、と思いきや、ぐわあん。完走 5,649人中、4,983位ですかあ。男性、年齢層別では・・うう。ボストン、おそるべし。というか、僕が遅いだけなんでしょうね。まいった。
2013/04/13
フィニッシュ・ライン
明日は 5km 走大会。ゼッケンを取りに、街中のハイネス・コンベンション・センターへ。うわ、なんだ、この人混みは。そうだ、明日が5キロ、あさってがボストン・マラソンという連続で、いっしょの会場なんでした。スポーツ用品企業の展示やグッズの販売、コースの VTR などでお祭りのような大にぎわい。5キロ用のしみじみした部屋で、参加賞の T シャツも受け取る。通りを歩いて行くと、ゴール地点。これは5キロもマラソンと同じ場所にしてくれてるんですよね。うれしい。道路に FINISH と黄色の線。うおお。歩道には観覧席、正面に撮影用の橋が架けられています。急にやる気が出てきました。遅いですけど。
ボストンで約1年住んでいたアパートの訴訟は、和解が成立したようで、示談金を払うから、書類を書くようにとの連絡が昨年末に来ました。一生懸命調べて、書いてオンラインで送ったところ、小切手が送られてきました。ところが、日本では外国小切手の換金をしてくれる銀行が一気に減って、どうも一つだけ。悔しいので、そこに口座を作って、先日、裏書きして、ついに受領できました。えらい手間がかかったなあ。寒い季節に暖房が止まってお湯も出なかった日々を思い出します。懐かしくもあるけれど。