カテゴリー : 研究活動
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2006/12/04
英語学会大会準備
四街道に一泊して朝から東京へ。きついです。日本英語学会の大会準備委員会。今年副委員長だったということで、来年は委員長として働くことになりました。さっそく司会をやって夕方6時まで。時差ぼけだとか言ってる暇もなく、ぼろぼろで札幌の家に帰着23:30。明日も10時半からずっと講義やら会議です。ちょっと会議はもう無理かもしれないなあ。ひゅー。
2006/11/30
ポスター
ポスター発表を一応しました。アロハは正式なので着ていいとアメリカの会長が言っていたそうなので、そうしました。
せっかくなので、レンタカーで島北西のカイルア・ビーチにも行きました。珊瑚礁でできた白い砂が美しいです。大好きな場所。
と思ったら、ヘッドライトを消し忘れて、バッテリーが上がってしまい、連絡などで今苦戦中です。とほほ。
2006/11/27
ハワイ学会ポスター
左の「ファイル」にハワイの日米音響学会ポスターをアップしました。タイトルと本文の2本立て。タイトルにはウクレレを弾いている写真を載せました。内容とは無関係だけど、まあハワイだってことで。よろしければダウンロードして見てください。ミスなどお気づきの点は今夜中にメールでお知らせ下さい。明日出発です。無理ですね。
2006/11/25
バージョン5.1
今日は、朝から推薦入試でした。受験生の皆さんご苦労様でした。無事にお帰りになりましたでしょうか?
午後から、喫茶店をはしごして発表ポスター作りと博士論文の修正を。博士論文はバージョン5.1になりました。いったい、いくつまで行くんだろう。でもやっと大詰め。12/19に提出の予定です。ただお茶の飲み過ぎで胃を悪くしています。とほほ。
2006/11/22
ポスター作り
ハワイでの学会発表の準備中。時間に追われてポスターを作っています。せっかくだから、見て楽しく、わかりやすいものにしたいです。『ポスター発表はチャンスの宝庫!』という本を買いました。医学・理学系学会用と書いてありますが、言語学でも使えます。著者全員の写真を入れるとか、面白いアイディアがたくさん。僕も、せっかくハワイだからウクレレを弾いている写真を入れようとか考えて無駄な時間を使っています。いかん、間に合うのだろうか。
2006/11/19
言語学会
今日は札幌学院大で開かれた日本言語学会に行ってきました。英語学会とは違った顔ぶれと内容で面白かったです。いろいろな方と会って、お話しでき、勉強になって楽しかったなあ。
いろいろ出ていくと、友人もいろいろなところにできて、自分の幅も広がる気がします。学問は基本的に一人でやるものかもしれないけれど、人の力はやはり大きいと思いました。
2006/11/03
学会前日
朝は東大に行く道すがら、湯島天神へ。学問の神様にお参りして、お守りを買いました。
運営委員会と会場の下見、夜は講演会で8時まで。疲れました。あ、まだ学会始まっていません。とほほ。
2006/10/28
紀要論文のネット流通
土曜だけど、昨日夜から気になっていた雑誌論文をコピーしに朝から大学図書館へ。し終えて、せっかくだからと新着洋雑誌 Lingua 116:10 を見たら、ロンドン大学の Neeleman と van de Koot の共著論文に僕の論文2本が1ページ超の1セクションで紹介・批判されていました。ひゃー、うれしい。
1つはアメリカ北東部言語学会 NELS に出させてもらったものだから流通しているのはわかります。でも、もう一つ "Prosodic hierarchy and prosodic boundary" は札幌大学の外国語学部紀要に載せてもらっただけです。このブログの英語版に置いてあるファイルを、僕の名前かキーワードで検索してダウンロードしてくれたのでしょう。ありがたいことです。
これまで紀要論文は書いても誰も読まないと言われてきました。統計では「読むのは本人と、もう一人の2人だけ」とか。でもウェブに置くことで読んでもらえる可能性は飛躍的に高くなりました。すばらしい。あとは内容だけですね。
とてもうれしかったのだけど、参考文献表を見たら、2つとも Tokizaki, I. となっていました。僕は Hisao なので、Tokizaki, H. の間違いです。とほほ。
2006/10/23
学会大会運営
日本英語学会が来週末に近づきました。大会運営委員長OF先生、書記AM先生の大変な努力により、もう一歩の所まで来ました。これまでいったい何通のメールが行き来したことでしょう。ご苦労が実って、良い大会になるように祈っています。みなさんどうぞご参加下さい。東大本郷です。
2006/10/15
研究会終了
東京音韻論研究会で発表させていただきました。貴重な意見をたくさんいただき、助かりました。来て下さったみなさん、ありがとうございました。ハンドアウトを左の「ファイル」に置きます。多くの方に見ていただけるとうれしいです。飛行機4日連続搭乗を達成。疲れました。寝ます。
2006/10/11
学内研究会
今日は大学内の研究会を開いて、話を聞いていただきました。人に話して、質問・コメントをいただくと、自分の考えがまとまっていくので、ありがたいです。
さて明日から、4日連続で飛行機です。仙台の学会を聞きに行き、札幌に戻って入試関係の面接、東京で研究発表。体に気をつけないと。
2006/10/08
言語中毒
10/3に書いたように、Macで世界言語地図をいじりながらずっと考え込んだり、いろいろな言葉の本を借りてきて調べたりしています。すると時間なんか、あっという間。世界の多様性と不思議さに圧倒される思いです。地図ソフトは、書評で、「面白くて、アディクティブ(中毒になる)」と書いてあったのですが、ほんと、その通り。言葉の特徴を組み合わせたり、色分けをしていると寝るのも忘れてしまいます。危険。言葉は面白いなあ。
2006/10/03
世界の言語構造
朝から大学図書館へ。TT先生から教えていただいた、The World Atlas Of Language Structures という8万円くらいの大型本で、研究会発表の資料調査を。この本は、音声や語順などの特徴別に世界地図で言語が色分けされていて、一目で世界の言葉の類似・相違の分布がわかるという画期的なものです。付属CD-ROMでパソコン上でも地図を見ることができて、さらに自分で色を変えたり、特徴を2つ組み合わせた地図も作れます。素晴らしい。
でも自分の予想に問題があることがすぐにわかって、考え込み中。ううむ。うう。
2006/09/30
北海道支部学会
法事疲れで午前中は休養。お昼から日本英文学会北海道支部大会で北大に行きました。途中で偶然、北方研究シンポジウムに立ち寄り、今自分で考えていることに関するお話を先生に伺えました。いいですね、大学は。
支部大会も英語学部門は盛況で、よかったです。明日も早起き。
2006/09/23
語順と音韻
10/15(日)に東京音韻論研究会(TCP)で、発表させていただけることになりました。「なぜOV言語はCVか:語順と音韻の相関性」という題でお願いしました。目的語ー動詞の語順の言語(例えば日本語は「本を読む」)は、子音+母音で1つの単位(例えばk+a=ka)を作る傾向があるのです。英語は動詞ー目的語(read books) で、子音+母音+子音 (h+i+t=hit) と複雑になります。これが偶然でないとしたら、なぜなのか。それを考えたいと思います。ある程度の見通しを付けているのですが、本当にわかるのか、間に合うのか。ううむ。ま、何事もやってみないと。
2006/09/09
Version 4
やっと博士論文のミスを直した原稿第4版を完成させました。ふう。来週は始めから読み直して、できるだけきちんとしたものにしたいです。
今日は札幌はいいお天気。朝から天神山、藻岩山、豊平川で仕事しました。とは言っても、お茶を飲んだりしながらなので、たいしたことないですが。MacBookは便利です。
2006/09/06
ハワイ計画
11月末のアメリカ音響学会でポスター発表をするのでハワイに行きます。やったーと言いたいところだけれど、よく日程を見たら、推薦入試と英語学会運営委員会が連続の日曜にあり、その谷間でしか行けないことに気づきました。火曜札幌発、金曜朝ハワイ発の3泊実質3日が限度。悲しくて昨日は泣きました。学会は5日間なのに。とほほ。
2006/09/03
例文番号
朝マック、天神山、紅茶やさんと、場所を変えながら、朝から論文直し。例文の番号は1つずれると全部直さなくてはいけなくなって大変です。きっと同じ思いをしている人はこの世界に多いのでは。自動でやってくれるソフトをだれか作ってくれないでしょうかね。いい方法があれば教えてほしいです。
午後から大通で、サンキュー手塚さんのパフォーマンスを見ました。テレビで見て気になっていたので。ナイス。
2006/08/29
ハワイとオランダ
筑波から札幌に帰ってきました。昨日ごちそうしていただいたお店「山口」は2度目でしたが、本当においしかったです。ありがとうございました。
相変わらず、いろいろとボツになっていますが、11月ハワイでのアメリカ音響学会はポスター発表をさせてもらえることになりました。日程を考えていると、オランダの人からメールが来て、フランスでの研究発表を論文にしたかと問い合わせをもらいました。返事を出すとすぐまたその返事。世界は本当に広くて狭いです。
2006/08/28
発表会
博士論文の公開発表会をさせていただきました。質問・コメントを下さり、審査していただいた先生方、ありがとうございました。また聞いて下さった先生方、院生の方々、ありがとうございました。自分の考えを長時間にわたって話させていただき、またよく理解していただけて、とてもうれしく思っています。
もっと多くの方から質問・コメントをいただき、お話しさせていただきたかったのですが、時間のためできませんでした。またお会いしたときかメールなどでお願いできたらと思っています。よろしくお願いいたします。
2006/08/27
発表準備
明日は筑波大学で博士論文の公開発表会を開いていただきます。ずいぶんと準備してきたけれど、最後になっていろいろ気づくことも多く、どたばたとスライドとハンドアウトを直していました。ふう。ハンドアウトは左の「ファイル」からどうぞ。これから旅支度です。
夕方から、ジェイク・シマブクロのウクレレソロライブへ。またいろいろ工夫していてよかったです。チューニングを半音下げていたと、ハイビスカスのメンバーに教えてもらいました。絶対音感がないから気づかなかった。でもなんででしょうね。
言葉のリズム
論語を英訳していると言葉のリズムが気になります。例えば「巧言令色鮮(すくな)し仁」はどうすべきか?これまでの訳は、 Fine words and an insinuating appearance are seldom with true value. と 'Clever talk and a pretentious manner' are seldom found in the Good. です。ちょっと長くて、日本語の4拍子の心地よさが消えている気がします。試訳は、Smooth words have little virtue. うーん、どうでしょう?もう少し楽しんで悩んでみます。
2006/08/24
プロジェクタ接続その2
数日前アダプタを忘れてMacBookとプロジェクタをつなげなかったので、今日こそはとiBookについてきたアダプタも持って行きました。ところがMacBookではポートの種類が変わっていて、またも接続できず。すごすごとプロジェクタを返しました。まいった。みなさんもご注意下さい。結局アップルストアに買いに行きました。いつになったらできるんだろう。
でも発表前に気づいて良かった。映すまで安心できませんね。
2006/08/21
プロジェクタ接続
発表会が来週になったので、練習をと、プロジェクタを借りてきてパワーポイントを映してみることに。スイッチオンでいざと思ったら、コネクタケーブルを家に忘れてきて結局出来ず。すごすごとプロジェクタを返しに行きました。とほほ。まあ、実際に忘れて困るよりはよかったかと自分を慰めました。やはり練習は大事ですね。学びました。
2006/08/12
プログラム校正
一泊で昨日夜、成田から札幌に戻りました。今日は、早起き朝マックで食べながら一仕事。食後は天神山緑地へ。国際プラザで、また発表のパワーポイント作り。散歩もして気持ちよかったです。
いったん家に帰ると英語学会のプログラム初校が来ていました。2段組32ページを紅茶専門店ピクニックさんで昼食を取りながら校正。午後は北大の床屋さんに行って、中央ローンなどでまたMacBookで仕事しました。さわやかでした。こうして書いていたら働き者な気がしてきました。
2006/08/08
お昼寝の季節
札幌も暑くなったので、毎朝9時過ぎには冷房を求めて大学図書館へ。学食で食べ過ぎて、午後は教員閲覧室で爆睡。何のために早起きしているか、よくわかりません。ともかく毎日地味に博士論文を直しています。ふう。
実験
研究費をいただいたので、アシスタントをお願いして、発音の実験で録音と分析をしています。生のデータは、いろいろな要因が入り込んできて、なかなか難しいですね。まわりに教えてくれる人もいないので、試行錯誤です。
こういう僕のような人のために、今度の英語学会では、「音声分析ソフトを用いた研究」というシンポジアムをお願いしています。チュートリアルからですので、勉強になりそうです。11月じゃなくて、今だったらよかったのにな。ちょっと残念。
2006/08/03
避暑
夏休みに入るやいなや、支笏湖の休暇村にこもって論文書きをと思っていたら、予約がいっぱいでダメに。手配が遅すぎました。とほほ。
仕方なく、喫茶店や図書館を転々としながら(集中力がないため)避暑して仕事。8月末に博士論文の公開発表会をしていただくので、それに力を注ぎます。
2006/07/31
実験
研究費をいただいたので、先週から音声の実験を始めました。今日も補助の方を頼んでMacBookでデータの分析。一昔前なら実験室で機材を揃えて録音していたのが、今やどこでもHi-MD Walkmanでとって、すぐノートパソコンに取り込んで結果を見ることが出来るようになりました。
実験・分析の補助の方がいるといいですね。効率も、やる気も格段にアップします。ありがたいです。
2006/07/18
集中
春学期の講義が終わり、あとは試験と採点などです。これが終わったら、集中して研究に没頭します。夏休みではなく、逆に深く、こもっていく暮らしです。これがないとやはり研究は出来ません。羽生さんは、集中を「水に深く潜っていく感じ」と表現していました。深く潜らせてください。途中で何かあって浮かんでこなくてはいけないのは切ないです。
2006/07/16
加速
今朝は大学図書館へ。9時開館だと思って、10時ちょっと前に着いたら、日曜で10時からでした。意図せずに1番乗り。本を探して借りて、紅茶専門店「ピクニック」さんへ。
研究したいことが出てきたら、すぐに調べたり、調べに行くように心がけています。まあ明日でいいやと思っているとなかなか進まないので。何かを見つけると、さらにまた知りたいことが出てきて加速していく感じ。こういうときは気分がいいです。進んでいるというのは気のせいかもしれないんだけど。
2006/07/15
中堅
今日も学会に出て、羽田から千歳へ。先ほど帰りました。司会をしてちょっと働きました。考えてみると、若い人も増えて、というか自分が年を取って、中堅になっている事実に気づきます。実力が伴わないから、なんとかしたいです。まあ少しずつ。
帰って、録画を入れていた羽生さんの番組を見ています。やはり中堅ですね。でもずっと第一線です。
2006/07/14
ユウレカ
今日は東大駒場の学会へ。暑いです。
半身浴の続きですが、先日は読んでいた本に、半年ずっと考えて探していたことのヒントが書いてあって、思わず「ユウレカ!(見つけた)」と。アルキメデスのようにそのまま裸で町を走り回りはしませんでしたが。本が少々ふやけようが、読んでてよかった。
そのまま夜更かしをして調べものをしました。The Universals Archives という、いろいろな言語の類似点をデータベースにしているサイトが素晴らしいです。検索して見て下さい。僕は、音声と文法をつなぐ、言葉の深い本質をつかんだような気がして興奮しています。考えをまとめたいと夢中です。勘違いかもしれないけど・・
2006/07/12
超半身浴読書
お風呂に半分だけ長時間つかる半身浴をしながら、よく本を読んでいます。ふつうの方のと違うと思われるのは、読む本が、濡れたり、ふやけちゃったりしてもいいような雑誌ではなく、専門の洋書だということです。値段が高いので、湯気を立てないようにじーっと入るのがポイントです。風呂のふたを半分閉めておいて、その上に本を置き、ページが閉じないように乾いたタオルで押さえます。ページめくりは、手をよくタオルでふいて。当然一番風呂でなくてはいけませんね。
なかなか研究時間が取れない方におすすめ。でもクレージーな方法なので、万一本をだめにしても責任はとれません。緊張しますが、頭に入りますよ。昨日は5,600円の本でした。
2006/07/08
神田三省堂で
羽田に向かう前に、神田三省堂へ。前にも書いたように言語学の洋書が多くて楽しみ。う、と思って Paola Monachesi さんの新刊を見てみると、1999年のNELSで発表した論文 Prosodic phrasing and bare phrase structure を引用してくれていました。 またここでも小躍り。これも「ファイル」からどうぞ。今は空港、これから帰ります。
2006/06/28
文献相互貸借
図書館のレファレンスの方に頼んで、文献相互貸借で東京の大学から洋書を借りました。今は全国の大学図書館データベースWebcatで調べて、その結果をコピーしてメールでお願いするだけ。なんとも簡単でありがたいです。僕が大学院の時は、図書室で年度別所蔵目録という大きな本で1年ずつ探していました。出版年と所蔵年がずれていることが多くて、何年分も見なくてはいけなかったんです。情報は高速に得られるようになりましたね。
将棋の世界でも、棋譜がデータベース化されていて、過去の対局が瞬時に得られるようです。羽生さんは「情報を皆がすぐに得られるようになった分、逆に情報が全くなかった昔のようにオリジナリティが問われることになった」と語っています。なんという慧眼。
2006/06/23
論文引用
雨の中、大学図書館へ。The Blackwell Companion to Syntax という5巻本の第49章 Phrasal stress and syntax を見ていたら、2000年に書いた論文 Prominence, phrasing, and movement が引用されていました。書評論文として書いたもので、著者の Zubizarreta さんに抜き刷りを送ったのですが、なしのつぶてだったのです。ちゃんと読んでくれていたんですね。とてもうれしくて書庫で小躍りしました。注でちょこっと触れられているだけなんですけど、やっぱり書いて送ることは大事なんだなと再認識しました。この論文も左の「ファイル」に置いてありますのでどうぞ。
2006/06/05
準備委員会
日本英語学会の大会準備委員会のため12時から昼食をとりながら打ち合わせ、1時から5時まで会議で、その後夕食で反省会、7時前解散で羽田から最終便で帰ってきました。疲れて風呂上がりのビールです。僕なんかが、とは思うのですが、今年は副委員長、来年は委員長で大変そうです。でもこの学会には研究発表、ワークショップ、シンポジアムと、もう何度もお世話になったし、またボツにもなりましたが、いつも目標にしてきました。また最初の大会で、今専門としているインタフェイスのシンポジアムを聞けたのが、とても励みになりました。今なんとかこの分野でやっていけているのは、この学会のおかげですから、恩返しをしたいと思っています。
2006/06/03
新しいアイデア
キプロスから帰ってから、研究の延長線でまた新しいアイデアを考えています。うまくいかないかもしれないことをあれこれと。そうしたら、雑誌でアップル社のコピー、Think different. を見て思い出しました。たとえ広くは認められずシェアは小さくても、Think different。これかもしれないですね。もちろん僕のはぜんぜん大したことないですけど。
2006/05/21
学会終了
6日間の学会が終わり、パーティーから帰りました。おかげさまで勉強になりました。ほとんど観光はできなかったけれど、町中の写真を見てください。暑かったなあ。あす帰途につきます。
2006/05/20
働きました
発表しているところと司会をしているところの写真をとってもらいました。はい、働きました。
司会をして「サンキュー」と言う前に「コーヒー休憩!」と言っちゃったのはまずかったです。
2006/05/19
発表できました
研究発表を終えて、部屋に戻ったところです。なんとかできてほっとしました。ジョークをはずして寒かったのが悔やまれますが。でもケインとラズニックに質問コメントをもらって、これも夢のようです。やっぱりいいことはあるんですね、よかった。これからディナーパーティーです。
学会2つ目
2つ目の学会が今日から。基調講演はチョムスキーでした。歴史的文化財の古いホールで、いい雰囲気です。明日は僕も発表なのですが、できることをやるだけと思うことにします。
外は今日も快晴、暑いです。花が満開できれい。
2006/05/15
2006/05/11
旅支度
来週からキプロスで学会なので、旅支度をしています。発表の準備もまだなので、大丈夫なのかというところ。キプロスはギリシャの東、トルコの南の島国です。どんなところかな。
2006/05/06
録音
発音と文法の研究をしているので、録音用として、SONY の Hi-MD 対応録音再生ポータブルMD、MZ-RH1 というのを買いました。リニア PCM(44.1kHz/16ビット)でCD並みの高音質で録れて、パソコンに転送できるとは、さすが SONY。しかも小さくて軽い。
ほんとは、DAT walkman を買うつもりで行ったのですが、生産中止でした。時代は進みます。
2006/04/30
締め切り
締め切りにいつも追われているような毎日です。遠いものや近いものがさまざまに迫ってくるので、なかなか大変です。締め切りはきついので嫌いだけれど、なければ何も出来ない自分をわかっているので、ある方が好きです。矛盾してますね。さてまた、締め切りを守るために向かいます。
2006/04/24
コメント
博士論文の副査の先生から、たくさんのコメントをいただきました。きちんと読んでくれて意見をいただけることはありがたいです。厳しいものもちゃんと受け止めて、よりよいものにしたいと思います。たいへんですけど。
2006/04/17
科学研究費
日本学術振興会から、科学研究費の交付内定通知をいただきました。十何年ぶり3回目なのでうれしいです。基盤研究でいただくのも、単年度でなく4年間なのも初めてです。貴重なお金ですので、大切に有効に使って研究を進めたいと思います。でも本当はお金より、研究を認めてもらったことの方がずっとうれしいんです。
2006/04/08
献辞
久しぶりに博士論文の原稿を読み返しました。まだまだ手がかかります。最初に謝辞として、この論文を父と母に捧げると書いています。仮製本した原稿を3月に父に見せ、... dedicated to Hiroshi and Kinuko ... の部分を見せて読み聞かせました。言葉はなかったけれど、とても喜んでいました。間に合いました。だから、なんとか完成させます、きっと。
2006/03/23
セルカーク博士講演会
明日、マサチューセッツ大学のLisa Selkirk先生が東大で講演をします。学生のころ本を読んで以来、ずっと尊敬していて、留学もそこにしてお世話になりました。これも僕には夢みたいなことでした。あまり講演会が知られていないようなので、ここに書きます。(でも誰も見ないよね。)
講演題目: Minimalist Spellout of Prosodic Major Phrases
日時:3月24日(金) 14:00‐16:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1
ここは自動で中からカギがかかってしまうので、遅刻はまずいです。ご注意を。
2006/03/22
インターフェイズ学会
5月のキプロスでの学会のサイトが出来てきました。僕もProgram2日目Fridayに出てます。
http://www.punksinscience.org/kleanthes/InterPhases/index.html
札幌でのワークショップと同じ、塩原さん・僕のセットです。世界でもやっぱり同じなんですね。少しでもいいものができるよう、これから努力します。
2006/03/16
つくば
筑波大学の先生方、院生の方々にお世話になり、講演をすることができました。ありがとうございました。またご質問・ご意見などございましたら、メールででもご連絡下さい。お待ちしています。
久しぶりに訪れた筑波は、つくばエクスプレスのおかげで、ずいぶんと近く、またさらに近代的に感じました。地下駅だとは思っていなかったので、びっくりしました。今日は宴会をしていただいて、大学会館に泊まっています。筑波大の英語学はずっと憧れでしたので夢のようです。
2006/03/14
夜更かし
結局、昨夜は3時ころまでPowerPointのスライドと配付資料を作っていて寝たのは3時半でした。6時半に起きてしまったので3時間しか寝ていないです。眠くて頭が痛いです。夜更かしは体に悪そうなので、なるべくしないようにしていますが、やはり集中するとどうしても。團伊玖磨さんの「パイプのけむり」にあった、作曲で徹夜したあと空の色が微妙に変わっていくという美しい文章をよく思い出します。朝の光と空気の中、達成感に疲労が癒されていく感覚は、やはりいいものです。最近は体力的になかなか徹夜できなくなったですけど。
2006/03/08
キプロス
5月に地中海の島、キプロスの学会で発表できることになりました。今回はチョムスキー、ラズニック、ケインが基調・招待講演者なので迫力あります。3大テノールみたいな感じです。
海外での口頭発表は6年ぶりなのでうれしいです。続けていると、たまぁにいいことがありますね。
2006/03/06
講演タイトル
16日の筑波大での講演は「統語構造の線形化--音韻論とのインタフェイス」
(Linearizing Syntactic Structure with Brackets and Silence)という題にさせていただきました。このあいだのワークショップでの発表を文法や意味にもふくらませた内容で準備中です。
PowerPointでスライドを作っていますが、アニメーションなどに凝り出すと、あっという間に時間が経ちます。もっと直感的に作れるソフトウェアが欲しいです。ふう。さて、また、と。
2006/03/01
ラディフォギッド先生
音声学のピーター・ラディフォギッド先生が1月に亡くなられました。80歳でインドへ調査に行ってロスへ帰る途中、ロンドンの空港で心臓発作を起こされたそうです。
僕はもちろん弟子でも何でもありませんが、著書を読んで、アメリカの言語学講座で2,3回授業を聴講しました。先生が世界の不思議な音の単語を発音して、学生が聞き取って記号で書くという練習が強烈でした。またアメリカ言語学会で研究発表の司会をしていただいたのは、光栄でした。発表者がキャンセルして、空き時間ができ、フーッと休んでいたのが印象に残っています。
ちょうど今、僕が研究していることが著書特にインドに関係してきて、巡り合わせを感じます。それにしても80歳でなお遠い旅をして研究を続けていた姿勢は素晴らしいです。
2006/02/27
講演
3月16日(木)に筑波大学で講演をさせていただけることになりました。3時ころから1時間半くらいです。20年くらいずっと考えている、ことばの構造と発音の句切りについて話します。また詳しいことをここに書く予定です。
2006/02/25
発音記号フォント
以前に書いた、Mac OSXで使える発音記号(国際音声字母)フォントですが、いろいろ教えていただいて、SILDoulos IPA93というのをOS9システムフォルダに入れて使えるようになりました。キー配列がよくわからないので、FontGridMacというソフトを10ドルで買って、記号をパレットから選んでいます。便利です。もっといい方法があるのかもしれないけど。
OS9ではSigPalPhonというフォントを使っていたので、それで書いた長い論文の発音記号が全部めちゃめちゃに変わっていて、今、えらい苦労して直したところです。ふう、参りました。音声の研究論文は、eのひっくり返ったのとか、すごい記号がいっぱいあって書くのが大変です。せっかくなので、その一覧表をどうぞ。
http://www2.arts.gla.ac.uk/IPA/images/ipachart.gif
2006/02/21
遠友学舎
先日ワークショップを開いた遠友学舎は新しくてログハウスみたいで、とてもよかったです。また使いたいです。ただ雪で入り口がわからず、すごい遠回りをしました。迷路みたいです。見えているのに、たどり着けない。おそるべし、北大。
2006/02/19
ペーパーレス
昨年研究発表したフランスの学会の会議録が出ました。これまでは印刷製本されて出版されるのが当たり前でしたが、pdfファイルを集めてCD-ROMにして配布で終わりです。ネット上でも公開されているので誰でもダウンロードして印刷できます。
http://www.lpl.univ-aix.fr/~prodige/idp05/idp05_en.htm
出版・流通の費用や手間を考えると遙かに安く簡単ですね。音楽配信だけでなく、出版も電子の時代なのですね。21世紀。
2006/02/15
ワークショップ無事終了
月曜のワークショップは無事終了しました。参加して下さった皆さん、ありがとうございました。コメントはとても助かりました。土橋さんと塩原さんのお話はとても勉強になりました。やはり関心の近い人が集まるとエネルギーが出てきますね。研究だけでなく何でもそうでしょうね。
発表資料などご希望の方はご連絡下さい。
2006/02/13
ワークショップ本日3時半
ワークショップは本日3時半です。一応スケジュールを作りました。ご参加お待ちしています。
ワークショップ「統語と音韻のインタフェイス:派生とスペルアウト」
2月13日(月)午後3時半から(午後3時開場)
北海道大学 遠友学舎 (札幌市北区北18条西7丁目)
司会 奥 聡 (北海道大学)
3:30-3:40 Introduction
3:40-4:20 土橋 善仁(北見工業大学)Derivational Asymmetry and Interface
4:20-5:00 塩原佳世乃(文京学院大学)A PF View of Syntactic Derivation
5:10-5:50 時崎 久夫(札幌大学)Spell Out before You Merge: Parse Right and Merge
Left Is No Paradox
5:50-6:20 Discussion
2006/02/09
ワークショップのポスターをアップしました。
左の「ファイル」をクリックして、そこからダウンロードして下さい。道案内と写真・地図をつけましたので、印刷してお持ちになると便利かと思います。
2006/02/07
2006/02/05
インタフェイス・ワークショップ
ワークショップを計画しています。タイトルや発表順など未決定なところもありますが、
決まり次第逐次更新いたします。
ワークショップ「統語と音韻のインタフェイス:派生とスペルアウト」
2月13日(月)午後3時半から6時まで(予定)(午後3時開場)
北海道大学 遠友学舎 (札幌市北区北18条西7丁目)
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/map/mapindx1.htm
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/info-j/enyuu.htm
司会
奥 聡 (北海道大学)
発表者
土橋 善仁(北見工業大学)Derivational Asymmetry and Interface
塩原佳世乃(文京学院大学)A PF View of Syntactic Derivation
時崎 久夫(札幌大学) Spell Out before You Merge: Parse Right and Merge Left
Is No Paradox
発表要旨は左の「ファイル」からダウンロードできます。みなさまのご参加をお待ちしています。
2006/01/31
博士論文を
今日で1月も終わりなので、今年の目標を。博士論文を完成させて提出したいと考えています。気に掛けて下さる方々のおかげで、実現する方向へ進んでいます。夢のようです。
あとは時間をかけて少しでも良いものを仕上げることですね。なんとか。
2006/01/25
また楽しからずや
尊敬する友人で中国哲学者のゆはずさんから、『論語』の本を出すので、一部を英語訳しないかとお話をいただきました。「朋遠方より来たる」などという、あれですね。漢文は高校の時、大好きだったし、『論語』もそうなので、引き受けさせていただきました。あのリズムのある名文をどう英語にするか、自分でも楽しみです。今年中に出版の予定だと思います。
高校の時は、英語はできなかったけど国語ができた(大したことない)ので、願ってもないお話です。母校に教育実習に行って、元担任の数学の先生に実習で来たと挨拶したとき、「どうだ、国語は教えるの難しいだろ」と勘違いされた経験を持っています。とほほ。
2006/01/18
ワークショップ:統語から音韻へのインタフェイス
2/13(月)午後にワークショップ「統語から音韻へのインタフェイス」を北海道大学で行います。タイトルは暫定的なもので、時間も未定ですが、北18条の遠友学舎もしくは言語文化部で。僕を含め3人の発表とディスカッションです。関心のある方はご参加下さい。また詳しいことが決まり次第ここに掲載します。また当地の研究会以外の方には別にご案内を差し上げたいと思いますので、tokiアットsapporo-u.ac.jpにご連絡下さい。
2006/01/05
てりやき ひさお
MS-Wordで英語論文を書いていると、Tokizaki のところに「辞書にない単語」として「間違ってますよ」と赤の波線が引かれます。修正候補一覧が Teriyaki, Sukiyaki, ... と出てきて、「これじゃないですか、直したら?」って。たまりませんね。初笑い。
博士論文の最終原稿を指導教官のNK先生にチェックしていただきました。目次の大文字・小文字や参考文献の書き方の不統一など、山ほど指摘していただいて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。自分で何度も見て気をつけなきゃいけないのに・・。自分の甘さがいやになります。それにしても、おこらずに教えてくれた先生には感謝の気持ちでいっぱいです。僕もそうありたいなあ。