2008/03/30

夏時間へ

ポスト @ 8:42:22 |

 今日で学会も終わり、明日はニューキャッスルーロンドンー関空ー千歳と3本乗り継いで帰ります。オーガナイザーの人が、明日から夏時間に変わって1時間早くなるので、飛行機に乗り遅れないように、とアナウンスしていました。今回は旅の途中で予感がして、ホテルの人にも聞いていたのですが、ずいぶん前にこんなことがありました。
 まだ旅慣れない頃、ベルリンから国際線に乗る朝、2時間前に出て空港に1時間前に着けばいいなとホテルの部屋で休んでいました。すると突然、掃除のおばさんが鍵を開けて入ってきて何やら言ってきました。ドイツ語でよくわからなかったので、適当にヤーヤーとか返事をして、チェックアウト。地下鉄駅に行くとホームの時計が1時間先を指しています。しょうがないな旧東ドイツは、壊れてるし、と笑った僕。しかし、しばらくして針が動いて。1時間ぴったり進んじゃってるのか、合わせなきゃだめだよ。ん、1時間ぴったり? もしや・・
 その後は泣きながら大きなスーツケースを押して「ビッテ(すみません)」連発、なんだこの日本人は?といぶかる人々をかき分け、ベルリンの街を走り続けました。すんでのところで飛行機には間に合ったのですが、夏時間に気づいた瞬間の動揺は今も忘れません。