2007/10/24

スペルと発音

ポスト @ 22:09:38 | 講義

 今日の音声学の講義では、ちょこっと「大母音推移」の話を。英語は昔はスペル通りの発音だったのに、舌の位置が高くなり、アーはエーに、エーはイーに、オーはイーに変わったんでした。スペルはそのままで、name はナームからネームに、feel はフェールからフィールに、fool はフォールからフールに。だからスペルと発音がずれているんですね。
 これを教わったとき、「ああ大学に入って本当に良かった」と思ったものでした。中学からの疑問がきれいに解けたのです。だから中学の先生にも、最初から教えてもらいたいと考えます。小学校でローマ字を習って、中学の英語でまず、あれ?と思うのはここですもん。必ずクラスで take をターケとか読んで笑われる人いますよね。気の毒です。