2012/08/22

就職まで何年

ポスト @ 22:35:32 | 雑感

 昨日、打ち上げで大学院の先輩達とビールを飲みながら思い出したこと。大学院の文学研究科英語英米文学専攻に入った頃だったか、英文学の先輩に言われました。「英文学は1年に1人ずつ大学に職があるけど、英語学は2年に1人だぞ。お前の上に何人英語学の大学院生がいるか数えてみろ。(7人。)じゃあ 14 年以上先になるじゃないか。今、24 歳なら 38 歳超えるよ。悪いことは言わないから、英語学をやめて、英文学にしなよ。」
 もちろん、現実に少なからずショックを受けて、悩みました。でも、結局、自分のやりたいことを、と決めて、英語学を続けました。結果的には、オーバードクターを半年したものの、29 歳で助手の職に就くことができました。英文学だったら、もっと早かったのかもしれませんが、ともかくも、予想より早く就職できたのは好運だったし、何よりも、やりたいことを続けられたのはよかったです。
 運と言えば、それまでかもしれませんが、職があるかどうかで、自分のやりたいことを変えなくてよかったと今は思います。先のことは分からないから、できるだけ好きなことを続ける、ということでしょうか。自信はないのですけれど。