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今年度最後の試験は音声学。4年生が答案に向かう姿を見ていて、宮本輝さんの小説『青が散る』を思い出しました。物語の最後で、卒業をかけて主人公の燎平は夏子と二人で音声学の追試を受けるのでした。「先生、このややこしい発音記号の組み立ては、僕の頭脳の限界を少々超えてます」燎平の声が聞こえる。学生さんのそれぞれのストーリーを思い浮かべる。 あ、この大学は追試というか、再試験はないのでした。残念でしたね。 夕方、自販機で缶ココアを買って飲みながら、窓の外、キャンパスに降る雪を見る。ぼーっとする。
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↑高校生のみなさん、ぜひどうぞ。
今年度最後の試験は音声学。4年生が答案に向かう姿を見ていて、宮本輝さんの小説『青が散る』を思い出しました。物語の最後で、卒業をかけて主人公の燎平は夏子と二人で音声学の追試を受けるのでした。「先生、このややこしい発音記号の組み立ては、僕の頭脳の限界を少々超えてます」燎平の声が聞こえる。学生さんのそれぞれのストーリーを思い浮かべる。
あ、この大学は追試というか、再試験はないのでした。残念でしたね。
夕方、自販機で缶ココアを買って飲みながら、窓の外、キャンパスに降る雪を見る。ぼーっとする。