2011/10/04

多津子さん2

ポスト @ 23:20:36 |

 書きかけて、多忙のため、そのままにしておいて失礼しました。泣きながらですが、徹夜で修正原稿を送ることが出来ましたので、改めて。
 テッサロニキの空港では、パリ行きの搭乗口に行こうとして、間違ってモスクワ行きへの出国審査場に。ああ、パリはあっちだよ、あ、ちょっと待って、日本人だよね、パスポート見せて、と管理官に言われて差し出すと、透かしまで検査。返してもらって、パリ行きの搭乗口に並んでいると、今度は管理官3人が僕のところに来て、またパスポート見せて、と言う。また精密検査。何なんだよー。周りの人は怪しんでるし。実は偽造らしくて、と管理官が言って見せてくれた日本のパスポートには、南米系のおばさんの写真と「鈴木多津子」という達筆のサイン。うわ、これ絶対、多津子さんじゃないって。この人、この字書けないよ。
 比較するために、僕のパスポートを精査していたということ。紙も透かしも、そっくりだったから、盗んだものに写真を張り替えたのかもしれません。
 僕も役に立ってよかった、ということより、格安航空で優先搭乗料金を上乗せして払ってたのに、結局一番最後になって。どうしてくれんだあ、多津子さん。