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恥ずかしながらジャズピアノを数年前から習っています。生徒さんも皆ピアノの先生だから僕なんか本当にだめ。それでもやめずに続けているのは、やめなければほんのわずかずつでも上手くなると信じているから。そして変な言い方になるけれど「できない人の気持ち」がよくわかるからです。 英語や言語学を教えていると、できない人がどんなにつらいかをつい忘れてしまいます。なんでできるまでがんばらないんだって思ってしまうことがあります。ピアノを習っていると、弾けない人はすぐには弾けないっていう単純なことを思い出します。弾けないのを弾かなくてはいけないのが、どんなに恥ずかしいか。できないのがどんな気持ちなのか。それが身にしみてわかり、自分もそういう気持ちを想像して教えようという気になります。 だからピアノを続けています。先生とクラスのみなさんが笑いながら暖かく見守ってくれることに感謝しつつ。
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↑高校生のみなさん、ぜひどうぞ。
恥ずかしながらジャズピアノを数年前から習っています。生徒さんも皆ピアノの先生だから僕なんか本当にだめ。それでもやめずに続けているのは、やめなければほんのわずかずつでも上手くなると信じているから。そして変な言い方になるけれど「できない人の気持ち」がよくわかるからです。
英語や言語学を教えていると、できない人がどんなにつらいかをつい忘れてしまいます。なんでできるまでがんばらないんだって思ってしまうことがあります。ピアノを習っていると、弾けない人はすぐには弾けないっていう単純なことを思い出します。弾けないのを弾かなくてはいけないのが、どんなに恥ずかしいか。できないのがどんな気持ちなのか。それが身にしみてわかり、自分もそういう気持ちを想像して教えようという気になります。
だからピアノを続けています。先生とクラスのみなさんが笑いながら暖かく見守ってくれることに感謝しつつ。