2006/10/28

紀要論文のネット流通

ポスト @ 19:30:11 | 研究活動

 土曜だけど、昨日夜から気になっていた雑誌論文をコピーしに朝から大学図書館へ。し終えて、せっかくだからと新着洋雑誌 Lingua 116:10 を見たら、ロンドン大学の Neeleman と van de Koot の共著論文に僕の論文2本が1ページ超の1セクションで紹介・批判されていました。ひゃー、うれしい。
 1つはアメリカ北東部言語学会 NELS に出させてもらったものだから流通しているのはわかります。でも、もう一つ "Prosodic hierarchy and prosodic boundary" は札幌大学の外国語学部紀要に載せてもらっただけです。このブログの英語版に置いてあるファイルを、僕の名前かキーワードで検索してダウンロードしてくれたのでしょう。ありがたいことです。
 これまで紀要論文は書いても誰も読まないと言われてきました。統計では「読むのは本人と、もう一人の2人だけ」とか。でもウェブに置くことで読んでもらえる可能性は飛躍的に高くなりました。すばらしい。あとは内容だけですね。
 とてもうれしかったのだけど、参考文献表を見たら、2つとも Tokizaki, I. となっていました。僕は Hisao なので、Tokizaki, H. の間違いです。とほほ。