昨日の学会で疲れたので、午前はホテルの部屋で横になっていました。チェックアウトして帰りの飛行機まで時間があるので光化門広場へ行くと、「南北統一博覧会 2016」というのをやっていて、たくさんのテントと市民で明るくにぎわっていました。その入り口に静かにあったのは、２年前の４月に沈没したセウォル号に乗船していた高校生たちの焼香所。250人の若い生徒さんたち一人一人の写真を見て手を合わせたら、涙が止まらなくなりました。旅には危険があるにしても、ひどい。この国が、世界がもっと安全になるように願わずにいられません。