2015/04/01

新刊の数

ポスト @ 21:18:44 | 図書

 週末に街の本屋さんに行くと、将棋の棚に向かいます。いつも、かなりの数の新刊が並んでいて、びっくり。で、北大生協の本屋さんに行って、言語学のところを見ると、さっぱり。つまり、新刊が出ていないんです。『これから出る本』という冊子にも、ほとんどない。数年前から、それに気づいたのですが、全般的な出版不況を差し引いても、この分野の沈滞を示しているように思えてなりません。細分化して「発展」しているように見えながら、筋の通った面白い研究が現れないからだとしたら、その責任は末端の僕を含めて、分野全体にあることになります。将棋と比べるのが間違い、ではないですよね。