2010/04/22

ボツを恐れない

ポスト @ 23:18:38 | 研究活動

 応募した要旨や論文がボツになると、がっくり来ます(最近もあった)。でも、内容が常識にとらわれない斬新なものだから受け入れられないという可能性もありますね。それなら、ボツもいいじゃないか、と時々思います。(本当に、なってない、という可能性もあるけど。)
 そういえば、H書房の社長さんに、なぜHという社名をつけたのですか、と尋ねたことがあります。チョムスキーが Syntactic Structure の原稿を書いて、いろいろ出版社にあたったのだけれど、全部断られた。そしてムトン社だけがやっと受け入れてくれたのだそうな。そういう会社になりたい、と思ってムトンを日本語にした社名にしたそうです。言語学を変えた本はたくさんのボツを宣告されていたのです。