カテゴリー : 雑感
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2017/09/21
コーン王国
急に気になりだした、駐車場などに置いてある三角コーン。歩道とかにも、ぼんぼん置かれています。物にぶつからないように、人が入らないように、ということなんでしょうけれど、多すぎるよなあ。これも外国では見ないですねえ。幟(のぼり)もそうだけれど、日本はすごい。
2017/09/12
ありがとうストーリア
昨日は、16年乗っていたストーリアの車検が切れたので、涙を飲んでダイハツに行きました。ターンベルトがおかしくなってカタカタと大きな音がして、自慢の黄色も色落ちしちゃって、いよいよ限界と判断しました(遅いか)。見知らぬ人が駐車場で一緒に写真を撮っていたりして結構人気者だったし、とにかく色々なところにこの小さな車で行きました。僕も写真を撮って、ありがとう。
2017/08/24
猛暑日は勘弁
学会2日目、東京は 34.8 度。猛暑日寸前で、全国的に今年一番の暑さだそうな。そんなのひどい。羽田空港に向かう途中の、明大前と渋谷の乗り換えは、ひどい混雑で満員の車内は冷房があるのに汗が止まらない。参りました。這々の体で、札幌へ。
2017/08/16
検定王国
スタバで仕事をしていると、なんたら検定の勉強している方をよく見かけます。2色刷りのテキストだったりするので、すぐにわかります。先日のお隣は、パンシェルジュ検定1級という本。なんじゃそりゃ。日本の人は検定が好きなんだろうなあ。資格にしても、すごい数があるようですね。何にしても機関に認めてもらわなきゃいけないというのは、ちょっと切なくなる気分。外国のスタバでは見ない光景です。
2017/08/15
終戦の日
終戦から 72 年。父と母は戦争を体験したので、僕と妹には、おまえたちは戦争がない時代に生まれて良かったよ、とよく言っていました。本当にそうだと思います。食べ物がなかった話、工場にかり出された話、飛行機から機銃掃射を受けた話、無数の爆撃機が東京に向かうのを見上げた話。話していたときの様子をよく覚えています。覚えておかなきゃいけない。
2017/08/10
明日から夏休み
今日も YH 君とデータ分析。対象を広げたら、大変になっちゃいました。明日からは事務の方も夏期研修休暇ということで、お盆前は今日でいったん終了。
夜までかかって春学期の成績を提出しました。オンラインで出すので、ここは慎重に。計算やらにミスがないかと気が張ります。
出し終わって、開放感。明日から夏休みだ。もちろん、やりたい研究仕事はたくさんあるので、休みというよりは、別モードに入るだけです。
2017/08/03
シェーバー替え刃
1年半で、というメーカーさんの助言に従って、髭剃りの刃を替えました。うお、これはいい。当たり前だけれど、シャープで滑らか。ああ、こんな風に頭や体もフレッシュなものに替えられたらいいのにな。でも、最初から切れ味が良かったわけでもなかったか。とにかく、ゆっくり時間をかけて取り組むっていうことかな。
2017/07/31
日本の7月末
夜中に3回くらい起きたものの8時半まで寝て、大学へ。午前の講義で途中つらくなりました。そりゃ、そうだ。それにしても、アメリカは6月から夏休みなので、昨日までの夏期講座だけの、がらんとしたキャンパスから、学生がいっぱいの日本の大学に戻ると、とんでもない違和感があります。たぶん、役人がどうかしているんでしょう。お昼は近くの回転寿しへ。美味い。これだけは日本の勝ち。
2017/06/12
当事者映画
『パトリオット・デイ』が日本でも公開。2013年5月ボストンマラソン爆破からの一連の事件、4日間の実話だそうで、実際にそこにいて怖い思いをした僕は複雑な気持ちです。詳細を知りたいようにも思うし、映画で嫌な思いをさらに刻みつけてしまう気もして、見に行けません。あの時、前日に走ったマラソンのゴールで爆発が起こり、通っていた大学の建物の前で警官が亡くなりました。ジョギングしていた道を銃撃戦で犯人が逃走し、買い物をしたスーパーのそばに立てこもりました。自宅待機の命令が出た1日間の気持ちは消えません。頭上を高感度センサーを付けたヘリコプターが現場に向かっていました。
直接の被害を受けなかった僕でさえ、そうなのだから。何でも映画にしてしまうハリウッド。いいんでしょうかねえ。地元のローカル新聞『ボストン・グローブ』でも疑問視しているようです。
2017/04/16
昔の街
用事があって、地下鉄で北24条へ。学生時代は北18条に住んでいたので懐かしいです。変わったところもあるけれど、昔のままのものもある。大学院生の時は、札幌北高校の定時制で英語の時間講師も2年やって通っていたんだった。夕方の給食のパンが懐かしいなあ。
2017/03/25
退職記念会
TT 先生の退職記念講演とパーティーに参加。ご講演では僕の論文にも言及していただいて、関係者多数の中、じわっと汗をかきながらも嬉しかったです。その昔、TT 先生が言語学の助手で、英文科学生の僕も温かく見てもらえて、ありがたかったです。この数年になって初めて研究がツングース諸語に関係して、直接教えていただけるとは想像もできなかった。北大の民族言語学の集中講義をさせていただくなんて、今だに信じられないことまでありました。
教えていただいたことは多いのですが、流されず、たとえ光の中心でなくとも、ずっと後にまで続くものを追求するということだと思います。
僕らのバンド ad hoc のライブにも昔からほとんど来ていただいていて、昨年のクリスマスも寒い中、ありがたかったです。ご夫妻のお顔を拝見したら、緊張もほぐれました。
今後はクラシックギターにも力を入れられるとのこと。これからもご指導、よろしくお願いいたします。
2017/03/22
オランダから
オランダのホテルから24時間かけて自宅に帰ってきて数日。時差と疲れがまだまだ。と思っていたら、スーパーで売っているアジの開きがオランダ原産という話。遠いんだか、近いんだか。
2017/03/21
夜食
昨夜は夜12時まで締め切り原稿を頑張ったので(久しぶり)、旅疲れも抜けません。昨夜は夜食にバナナとココア。学生時代は夜型だったので、よく色々食べていましたが、最近は早寝なので、そういうことは無くなりました。無理がきいたとも言えますが、体に良くなかったんじゃあないかな。
2017/02/05
消しゴムの空白
入学試験の監督。主任が注意を早く読み上げたので、開始まで全員黙ったまま10分ほど待つ。何十年も前、受験生だった僕は、そんな時、いつも消しゴムを机でこすってきれいにしていました。ゆっくり、ゆっくり。その空白の時を、体のどこかがよく覚えています。学生でも社会人でも、何者でもなかった頃のこと。
2017/01/17
キャパシティ
クリスマスの千歳空港での騒動の真相、という記事が出ていますが、その期間に空港に向かって、また混雑の状況を見た僕は、共感するものがありました。あれはひどすぎた。あふれたターミナルビルで、人々は疲弊した中で当てもしれない長い列を作り、床に寝そべり、毛布を積んだ台車が行き交っていました。係員も必死に対応していましたが、どうしようもなかった。
これはキャパシティを考えず、起こりうる事態を放置して、やみくもに観光客誘致だ、増便だ、と突き進んでいる業界全体の責任です。できないものをしてはいけない。1万5千人が泊まれる施設を空港に作るか、少なくとも対策を立てて欲しい。数字はそこまでいかずとも毎年起こっていることであり、それは悪化の一途をたどっています。何もせずに拡大することは許されないと思います。
2016/11/27
揃いのアルバム
片付けで出てきた、水色とピンクの揃いのアルバム。僕と妹の生まれた時からの写真が整理されていた。当たり前なんだろうけど、二人とも同じように大切に思って育ててくれたんだな。ありがとう。
2016/11/26
最後の片付け
四街道の実家マンションで片付け。両親がためこんだ品物を取り出して整理して捨てる。もう長いこと、これを繰り返してきたんだけど、やっと終わりが見えてきたような。そうだな、これが最後の片付けなんだな。さっぱりして、さみしい。
2016/11/02
祝日前日
明日は文化の日。祝日前日は気持ちが楽ですね。1週間が短く感じます。それにしても、神様が世界を作って7日目に休んだのは残念。6日目に休んでくれれば、1週6日で楽だったのにな。
2016/10/17
めずらしい名前
僕の名字「時崎」は、めずらしいので、いいこともあるけれど、困ることも。電話では、まず1回ではわかってもらえなくて、説明が必要。時間の時に、山崎さんの崎です、とか。一番困るのは、名前を呼ばれると特定されること。家の近くの、ほっともっとにネット注文して取りに行くと、あ、のり弁ご注文の時崎様ですねー、と待ち客全員に印象づけているかのごとく言われてしまいます。厨房の作り手にも、のり弁の時崎様ご来店でーす。もう、ええて。
2016/09/10
札幌は大丈夫です
北海道は、大雨で大変ですね、とよく心配していただきます。ありがたいことに札幌は僕の範囲では問題ないので、大丈夫です。北海道は広いので、もっと細かい警報の発表や報道があれば、と思います。台風が来るので、北海道は警戒してください、っていうのは広すぎるんですよね。もちろん警戒は大事ですが。
2016/08/15
300万人
終戦の日。第2次世界大戦で亡くなった日本の人は300万人ほどにもなることを知りました。想像もできない数の人々。お一人お一人が、平和を願っていたのだと思います。父も母も、お前は戦争がない時に生まれて幸せだよ、とよく言っていました。そんなに昔のことじゃないんですよね。
2016/07/11
投函
昨日、Logic Pro でコーラスをミックスして、一応の完成。CD に焼いて投函しました。どうなるかは、わからなくても、フィニッシュした(どうでもいいかもしれない)達成感はあります。ポストに入れる瞬間は、昔も今も、緊張した、いい気持ちです。
2016/06/27
6月の札幌
晴天で気持ちのいい日。昔の札幌はもっと6月が素晴らしかったような気がします。最近は梅雨が影響するようになって残念。花粉もたぶん終わって、外で活動できるようになりました。そろそろジョギングも再開したいです。いつまで休んでるんだ。
2016/06/06
大学病院の床屋さん
出張などが続いて、久しぶりにいつもの床屋さんに。大学病院の中に移ってから2回目。父親の時に、大学病院はずいぶんと行ったので、別なところではあるものの、懐かしいというか不思議な気持ちがします。患者さんがいて、お見舞いの人が話していて、売店があって。たいへんな時間を過ごされているのでしょうから、申し訳ない気持ち。改めて健康の大切さを感じます。
2016/04/23
研究室訪問
神戸で英語学会の国際春季フォーラム。学会が始まる前に HZ さんの研究室を訪ねました。同僚の先生にお話しを伺いながら案内していただいて到着。名札を見てノック。もちろん返事はありません。ノブを回しても鍵がかかっていて。もっと早く尋ねておけば良かった。もっと話をしたかった。ずっと続いていくはずだったのに。事故さえなければ。悔しい。
2016/04/19
ありがとう週刊将棋
気の重い週明けの楽しみは、宅配の週刊将棋。だったのに、3月で休刊になってしまって、あ、来ないんだったなと思う瞬間が寂しいです。棋士の方々が精進して研究している様子が僕にも励みになっていましたから。大学院時代に読み始めなかったら、ここまで僕も続けてこられたかどうか疑わしいです。どうもありがとうございました。
2016/04/17
湯布院
湯布院にも行ったことがあります。山を越えて、のどかな温泉につかって、いいところだなあと思ったことをよく覚えています。こちらも地震で大きな被害を受けているとのこと。悲しく思います。また、ゆっくりと訪れてみたいと思っていましたから。いつかまた。
2016/04/16
2016/04/14
2016/04/12
彼のくれた言葉
「時崎さんは、確か僕と10歳違うはずだから。」あ、そんなに若いんだ。気にかけてくれてうれしい。
「ロンドン大学の院生もアイデアを使って発表してましたよ、絶対、海外で本を出すべきだ。」そんなこと言ってくれるの、あなただけだよ。
「時崎さんも、応募したらいいですよ。」うん、教えてくれたおかげでボストンに1年行けたよ。
最近、朝に夜に彼のくれた言葉を思い出します。もう、その続きを聞くことができないなんて、信じられない。それでも、先日、事故の様子を聞いて、それが現実だと改めて気づき、新学期の明るい大学の研究室で大泣きしてしまいました。
2016/03/27
友人
遠くの友人が事故で逝去されたと聞きました。そんなことがあるんだろうか。研究や留学や音楽、いろいろなことを日本で、外国で、深く話してきました。本当に彼がいない世界になってしまったのだろうか。
2016/03/20
2016/03/11
財布が替わっても
暗い暗い夜から5年。その4月に気持ちを明るく持とうと買ったサイケな財布もだいぶ傷んだので、新しい(やっぱりカラフルな)ものに買い替えました。それだけの年月が経って、まだ苦しんでいる方々がたくさんいらっしゃいます。亡くなられた方々を思うと、僕の中にも悲しみが広がり、たまらない気持ちになります。僕なりの行動を、せめてもの募金をと思います。もっと募金箱が復活してほしい。財布が替わっても、心は変わりません。
2016/03/06
気分は早期退職
日曜だけど、入試のB日程で出勤、研究室移動のため片付け。整理をしていると、気分は早期退職。いや、そのくらいのつもりで片付けちゃった方がいいんだ。きっと。研究は続けるけど。
2016/03/03
引き出しの中
研究室の机。引き出しの中には、書類がいっぱい。ため込んでいるのが悪いんだけれど、引っ越しなので整理。ここで働き始めてから20年以上の書類などが地層のように積み重なっています。名簿や古い写真も出てきて、懐かしかったり、思い出したり。
いやいや、心機一転のつもりで片付けないと。転がる石に苔は生えない。いい意味でとらえて。
2016/02/05
試験前の消しゴム
入試の監督。試験前の指示は、たいてい早く終わっちゃうので、開始まで3分くらいは、みんな静かにじっとしています。受験生だったときは、この時間が何とも言えず嫌だったので、いつも汚れた消しゴムを机でこすってきれいにしていました。精神集中というわけでもないですが、暇つぶしに。でも監督から見たら、コチョコチョやっていて怪しかったかもしれませんね。
2016/01/16
無理な試験
センター試験。どこかの大学で、10秒照明が消えて再試験になったとか。理解できないです。アメリカだったら、そもそもこんな秒刻みで全国一斉になんて無理だよなあ。あ、まず時差があるし。フランスはバカロレアっていう論述試験でしたよね。ガラパゴス、日本。
2015/12/31
2015年のまとめ
毎日に区切りなんてないんだけど、それでも、この1年ということで振り返るのも意味があるように思います。2015年は、3月に ad hoc 30周年ライヴを開いて、8月に北海道マラソンで 11.5 km を走って、音楽配信販売を始めたのが、特筆すべきことでした。学会発表は5月にバイヨンヌに行って、ワークショップを8月に札幌で開きました。集中講義も初めてでしたが、東北大、北大、大阪大でしました。論文もいくつか書いて、2つは来年以降の出版になりそうです。プライベートで、5月に沖縄、9月に小海線に行けたのも面白かったです。
年を取ると1年が早い、とよく言いますが、それをひっくり返すくらい、いろいろなことがある方が楽しいかなと思います。ありがとう 2015 年。
2015/11/25
雪かきで学んだこと
いきなりの大雪。11月では60年ぶりとかの積雪量40cm超え。駐車場の雪かきも大変な量で、疲労困憊。車に乗るためには、しなくてはいけないから、否応なし。学んだことは、降ったら、すぐに雪かきをしないと、どんどん重く、つらくなるということ。これは全てのことに当てはまる教訓。さあ、学生さんのレポートを読まなきゃ。
2015/11/06
海外の反応
カナダの大学院生さんが、ネット上の僕の研究発表スライドを見て、論文はないかとメールをくれました。ああ、これ、まとめようとしたけど、そのままになってたかな。MacBook Air をスポットライト検索して、ごく短い試し書きみたいなのを発見。とりあえず、送っちゃいました。質問してもらえれば、それをもとに、やる気を出して、ちゃんと書いてみたいと思います。
ネットのおかげで、国内も海外も関係なくなっちゃって、あとは言葉の問題だけ。英語などの外国語で(も)書いておくのが、見てくれる人を広げるのにはいいですね。YouTube 上の音楽動画にも、時々コメントをもらいます。ウクレレのアレンジ譜を送って、というのが多くて、最近は、サティの Je Te Veux によくリクエストをもらっています。あ、でも、もう4年前かあ。
2015/10/06
男も巻こう
札幌は紅葉も進んできました。朝晩は寒いくらい。ということで、ストールを巻いています。日本だと女性の方ばかりですが、フランスだと、あんちゃんやおじさんも、よく巻いています。まだまだ気障ったらしく思われそうですが、いや、男も巻きましょう。マフラーに移る前に。手軽で暖かくて、いいです。
2015/10/01
2015/09/20
すべり台
札幌市内の社会福祉法人の方から、施設の秋祭りでウクレレを、と依頼をいただいて、行ってきました。演奏して、お祭りで手作りのお菓子やタオルなどを買って、楽しみました。
帰ろうとして、建物の裏に出ると、大きなすべり台が2階から、かかっています。む?としばらく考えて、ああ、ここは肢体が不自由な方の施設だったのだと、気づきました。避難用。さっき聞いて手拍子して歌ってくれた車いすの方たちは、普通の非常階段は使えない。そんな基本的なことにも考えが至らない自分が情けなくなりました。それでも、今日来られたことは、よかったです。
2015/08/23
自分でやらないと
CD を作ったり、送ったり。何やってるのかなあ、と自分でも思いますが、こんなことは自分で決めてやらないと、誰も代わりにやってくれませんので。そして時間が過ぎていって、何もなかったのと同じになってしまう。それをさみしく思います。だって、せっかく作ったんだもの。「進め!しんじ君」にしても、送らなかったら、始まらなかったわけだから。論文だって、本だって、そうだよなあ。やっぱり人に伝わる形で残したいんです。けっこう切実な気持ち。
2015/08/15
好物
お盆なので、父の好物だった「北の山里」を買ってきました。懐かしいなあ。そして終戦記念日。70年前に、本当にたくさんの方が日本で、そして国外で亡くなられた。みんな、好物があったろうな。その無念をかみしめる。平和。
2015/08/14
気温下がる
朝は郊外のスタバで研究。帰りの公園で 4 km ジョギング。走り始める前は吹く風が寒いくらいで、びっくり。夏は駆け足で過ぎ去ろうとしているようです。家に戻ってシャワーを浴びると、もう1日が終わったような気持ち。昼寝して、研究。夜は3月のライブの CD を作ろうと GarageBand で編集しています。どれも夏が終わっちゃう前に。
2015/06/23
慰霊の日
70年前のちょうどこの季節に、沖縄で20万人が亡くなられた。とんでもない数の1つ1つの悲しみがあった。今年5月に訪れた南部は、その中心だった。さとうきび畑に声なき声が聞こえたような気がした。
地元の方との宴会のカラオケ。かぐや姫メドレーで、「あの人の手紙」になった。「沖縄では歌ってはいけない歌だ」とマイクを握った人が言った。
2015/06/14
お見舞い
大学時代の先生を施設にお見舞いに行きました。1985 年の ad hoc 塩野屋 live にも来てくれたので、今年3月の live 2015 の DVD を持って。30 年経っちゃいましたねえ。お部屋のテレビに映して一緒に見ていただきました。それができて、僕はうれしかったです。
2015/04/21
ひるのいこい
テレビがないので、ラジオを聞いています。お気に入りは「ひるのいこい」。1952年から続いているとは。テーマ曲の古さは、時代をひとっ飛び。お便りも、季節の風物を日本の原風景とともに紹介するものが多くて、思わず遠い空を見上げてしまいます。これを聞けること自体が心のゆとり。
2015/03/31
さよなら2014年度
今日で今年度も終わり。6・7月の「進め!しんじ君」再放送と3月の塩野屋ライヴがあって、音楽も充実した1年でした。「みんなのうた」2・3月テキストの巻末、今年度の掲載曲一覧に名前が載っていて、うれしかったです。ありがとう、この1年。
朝から、新年度に向けて在学生ガイダンス。久しぶりに学生さんに会う。まだ今年度に残っていたい気持ちと入り混じる。
2015/03/23
やらなくてもいいこと
音楽やら移動して研究発表やらの怒濤の1週間が終わって、ぐったり。夕方から車で10分の天然温泉に行きました。日も長くなり、湯につかって、疲れをいやしました。まだまだ体調が戻りませんが、少しずつ回復したいと思います。ライヴの録音や録画の整理や編集も時間が経たないうちに。音楽でも、やりたいことがまた出てきたので、出来る時にと考えます。
今回わかったこと。やらなくてもいいことは、やっておかなくてはならない。でないと 30 年なんてすぐに経ってしまいます。
2015/03/11
4年前
4年前の今日は、パン屋さんカフェで、イギリス人の WJ 先生と話していて、大きな揺れに自分の具合が悪いのかと最初は思いましたが、地震だと気づきました。その後は、おそるおそる床屋さんに行って、夕方から、大学院の先輩 YK さんのお葬式に出かけました。特別な1日でした。ヤフーの検索募金に参加しました。これからも、募金箱を見つけたら、必ず少しでも入れます。先日、浄土ヶ浜を訪ねた時の写真を見つけて、気持ちを新たにしました。美しい海辺に不似合いな避難経路表示を思い出しました。
2015/02/21
仕立て屋さん
ずいぶんと久しぶりに映画館に行きました。「繕い裁つ人」という仕立て屋さんの物語。服って大切だよなあ、と思う。作るって素敵だ。そういえば、母の姉、僕のおばさんも、一人で小さな洋裁店をしていました。僕も子供の時に作ってもらったんだろうなあ。メジャーを当ててもらった記憶がよみがえりました。
2015/02/11
オルゴールはいけない
先日、妹と実家の片付けをしていたら、親に頼んで買ってもらったというオルゴールが出てきました。もういらないと言うので、じゃあ最後に一回かけるか、とねじを巻いたところ、音楽が。とたんに、思いがこみ上げてきて、涙が出てきました。妹の方は見ないようにしていたけれど。切なすぎました。捨てられなかった。
2015/02/03
人の距離
四街道の朝マックでのこと。男の高校生と女の子が低い仕切りを挟んだ向かいの席に座っている。顔と顔は50センチくらいしか離れていないのに、二人とも気にしないでスマホを見つめている。50センチより無限大。人の距離。
2014/12/30
2014年のまとめ
今年は、研究発表で、海外はモントリオール、台湾、オランダに、国内は、水戸、京都、東京に行きました。札幌でもあったから7回。論文は香港の雑誌と大学の紀要で2つ。数じゃなくて、自分が納得できるかどうか。ただ、来年も考える機会は増やしたいです。
音楽については、「進め!しんじ君」が再放送されて、新聞とネットニュースで取り上げていただいて、たくさんの方からご連絡をいただきました。この 35 年の空白は今年のためにあったような気さえします。
2014/12/03
しなくてもいい、面白いこと
日常のやるべき仕事にばかり気を取られていると、しなくてもいいことを忘れてしまいます。研究にしても、音楽にしても、面白いのに、あとに残るかもしれないのに。そういうものを大切にしたいです。大したものではないかもしれないけれど。
「進め!しんじ君」にしたって、勉強についていくのに大変な高校生が、そんな歌を作ることには何の必要もなかったし、寄り道だったかも、時間の無駄だったかもしれなかった。でも、人生、そういうことだけじゃあ、ないんですね。何やってんだかとか思われたとしても、気にしない。
2014/11/22
もし沖縄に
土曜、朝から推薦入試の面接。書類を見ていて、ふと思い出す。父は学校を出て、千葉県木更津の米軍基地で通訳のような仕事をしていたんです。基地が沖縄に移転することになって、お前も行くかと聞かれたんだけれど、考えた末に断って、一般の建設会社に再就職したんだそうな。もし、沖縄に行っていたら、母と会って結婚することもなく、僕も生まれなかった。そう考えると、人間の偶然の力に圧倒されます。僕は、いなかったなんて。
2014/10/08
月と僕
皆既月食の赤い月。マンションの窓は方角が違っていたので、外に出て見ました。遠い天体と天体の相互作用は、自分の立っている世界の小ささを思わせてくれます。『総務部総務課山口六平太』に、悩んだ時は天体のDVDを見るっていうのがあったなあ。
2014/09/28
地下鉄値上げ
10月から札幌市営地下鉄が値上げになるそうな。今日も使った、土日限定乗り放題地下鉄券ドニチカキップも500円から520円に。これまでのワンコインから、ちょっと面倒になるし、お得感が下がりますね。それでも、すいている週末の朝の街が好きなので、これからも使いそうです。
2014/08/27
コピーをとる方
朝はまた郊外のスタバ、帰りがけの公園のコースを 1km 走ってみる。ひい、しんどい。こりゃ 5km は遠いよ。お昼から北大へ。TT 先生との約束の時間前に講義棟で休んでいると、コピーをとっているのは、もしや、北大退官後、札大に来られて、またずいぶん前に退職された 法学の IK 先生?確信が持てないまま、TT 先生に本をお借りして講義棟に戻ってコピーしていると、またその方が雑誌を持って。あ、やっぱり IK 先生。なんと。ご挨拶申し上げる。「雑誌、とってないもんですからね」と照れるようにおっしゃっていましたが、とんでもない。失礼ながら、そのご年齢で、一人で、学生さんのようにコピーをとっていらっしゃるなんて。
2014/06/21
ページビュー
このブログにはカウンターがついていて、見ていただいた方の数が表示されます。今週は、火曜に 839、その後は下がりながらも今日が 311 で、たいへんな数。直接、音楽のページを見ていただいた方が多いものと思っています。新聞のおかげですね。何よりも記事を読んで、歌を聴いて下さった方が増えたはずで、それがうれしいです。僕の小さな人生に起こった、数少ない夢のような出来事です。
2014/05/17
リラ冷え 2014
雨と風の週末。昨日の夕方は、学生時代からの床屋さんに行ってきました。さすがにお客さんは僕だけ。その前の日は、すごい混んでいたそうな。暖かすぎるくらいでしたもんね。ライラック祭りって、今やっているのかな、なにせリラ冷えの時期だから、盛り上がりにくいですね。ちょっと暖房を家でも入れました。
2014/04/16
さんすうせっと
事務の方からメール。教室に電子辞書をお忘れですよ、と。あ、しまった。でも、最近テプラを買って、名前をシールしておいたから、すぐに戻って良かったです。もう、なんでもテプラで貼っておかないとダメかな。なんか小学1年生みたい。
と思って、そのころ算数セットという、定規やら時計やら小さな色板やらが、たくさん入った教材を思い出しました。なくならないように全部に名前を書いて、という学校の指示に、父は一つ一つに几帳面な字で小さく僕の名前を書いた紙を、これまたセロテープを小さく切って貼ってくれたっけ。なんか思い出して涙が出てきました。
2014/04/15
ボストン・マラソンから1年
1年前の前日、僕はボストンで 5km 走に参加して、この日はマラソン大会を見に行こうとしていました。でも、朝起きたら足が痛くて起きられず、家にいて爆破事件にあわずにすみました。運命というのを信じないのですが、幸運というのはあるのかもしれません。3人が亡くなられ、多くの方が足を失って、現在も苦しんでおられます。
2014/04/13
おばさんの家
おばさんの四十九日で、群馬の時崎家へ。母も生まれたその家は、僕が子供の時にいっしょに遊びに行ったときと変わらず、そこにありました。懐かしい。近くのお墓にお参りして、先祖代々が古くから、この場所に住んでいたことを知りました。ルーツを確認して、羽田へ、千歳へ、札幌へ。戻ってきて、ぐったり。
2014/04/02
教わったこと
父の命日。好きだった北の山里というお饅頭をいただく。食パンを切りながら、パンはナイフを下に押しつけるんじゃなくて力を入れずに引くんだ、と言っていたのを思い出す。不正や癒着の建設業界が嫌になって会社を辞めて、学校に通って調理師免許を取ったんだったよね。えらいな。いろんなこと教わった。
2014/03/21
遅咲き梅
研究会2日目の朝、6時前に目が覚めたので、ホテルの部屋で買い置きのパンをさっと食べて偕楽園に。梅の時期に水戸に来ることは、まずないでしょうから。おかげさまで、人も少なく朝の澄んだ空気の中、満開後半の花を楽しむことが出来ました。早すぎて出店も何も開いてなかったです。
たくさんの梅の中を歩きながら、まだつぼみだけの木に気づきました。札には品種と「遅咲き」の説明書き。ああ、そういう生き方もあるんだな。
2014/03/14
地震から三年
東日本大震災から三年と三日。その時、パン屋さんのカフェでイギリス人の WJ 先生と話をしていた僕は、体が揺れて、あれ体の具合が悪いのかと思いました。そうではない、という長い建物の揺れに、これは普通ではないという気がしたものの、話の途中だったので確認もせず、夕方のニュースで知ったような次第でした。
暗い暗い夜、日、週、月を過ごして、今日まで来たのだけれど、心の奥に、あの時の気持ちはしっかりと残っています。僕に出来る方法で、何かをしていきたいと思います。
2014/02/28
短い2月
2月は28日しかないから、あっと思うと、月が終わってしまう。大の月、小の月、2月は極小の月?にしむくさむらい。
3月は新年度前で余裕のある大切な月。良いひと月を送りたいと思います。
2014/02/17
耳栓
札幌はけっこうな吹雪。春の光が差すようになったかと思えば、また。でも、これは春に向かって風が強くなってきていることでもあるんでしょうね。長い冬も終わりが近づいてきた。
そう思えば、気分も明るくなりますが、ただ夜寝るときは、ものすごい音がして眠れなかったりします。ボストンにいたときもすごかったな。窓から布団を離して、頭を遠くに向けて、耳栓までして寝てました。耳栓は、静かになっていいんだけど、違和感があって、難しいところです。使用感の良いものができないかしら。
2014/02/08
マイナス2桁
朝、街のスタバに向かうと、電光掲示板の気温がマイナス10.4度。こりゃあ寒い。ボストンも寒かったけれど、札幌もなかなかのもの。雪まつりをしているぐらいだし。それでもビルの外で何かの順番待ちで並んでいる人達がいる。すごいことです。
2014/02/04
夜の雪道
一日、研究室で作業と研究をして、夕方から北大の若い人たちの研究会におじゃましました。大学院生さんたちを見ていると、若いなあ、という当たり前の気持ちばかりです。
終わって、夜の白い雪道を歩いて昔よく通ったお店に向かって歩いていたら、研究会の残像のせいでしょうか、自分がここを歩いていた遥か昔にタイムスリップしました。あ、そうだ、このコートはそのころからずっと着ているんだった。僕はあれから何をしたんだっけ。
北18条の S さんは、昔と同じ内装で、同じように営業していました。あれ、このあいだの30年くらいは、どこにいっちゃったんだろう。
2014/02/03
ぽかっ
定期試験最終日。いちおう、今年度の講義期間は終了。ぽかっと空いた場所に放り出されたような感覚。秋から大変でしたからね。あとは成績評価をして、入試をして、年度末。研究に専念したいところです。
2014/02/01
査読の功罪
新しい万能細胞開発の論文が雑誌に掲載されるという話題。最初はボツで、生物学を愚弄している、というコメントもあったそうな。身につまされますね。学問の世界では、同じ専門の学者による査読(ピア・レヴュー)で発表や掲載が決まるのですが、これは当然なようでいて、問題もあるように思います。新しい発想や研究は、その人だけのものであり、それが革新的であればあるほど、普通の専門家には理解されない可能性が高くなるということです。したがって、ともすれば、さしあたりのない、従来の説を改良発展させたものだけが選ばれることになりはしないか。査読者は、柔軟な頭で、進んで新しい大胆な考えに発表の場を与えることを忘れてはならないと思います。
美術では、サロン展に見切りをつけた画家たちが印象派展を開きました。将棋の木村一基八段は、タイトル戦の解説者の手が対局者の手より良いはずがない、もしそうだったら、対局者になっているはずだから、と言っています。チョムスキーは、批判されても自分の考えを信じることが大事だという趣旨のことを述べています。そうかもしれない、と思うと気持ちも安らぎますね。
2014/01/09
ハンドクリーム
冬で手や指がカサカサになるので、ハンドクリームを。昔からあるユースキンというのを使っています。独特のメンソレータムの匂い。これを嗅ぐと、同じものを使っていた母のことを思い出します。家族経営の旅館だったから、水仕事が多くて大変だったろうな。千葉の冬もけっこう寒いんです。
今はもっといい匂いのするハンドクリームもあるんだろうけど、しばらくは、これを使うことになりそう。量が多いもんなあ。大寒も近い。
2013/12/31
年の区切り
大晦日。ゴミも、収集もが今日最終でしばらくないので、出したついでにスタバに行く。いや、行こうと車でかなり走ったところで、ハッと、財布を持ってきていないのに気づきました。だめじゃん。家に戻って、また出かけました。なにやってんだか。
でも、無事に原稿も送れてよかった。最後まで働きました。今年は、MIT のセミナーでトーク、ジュネーヴの世界言語学者会議でポスター、ライプツィヒの類型論学会で発表、という活動でした。論文は、『音声研究』、Linguistic Analysis とオックスフォード大学出版の論文集で出版されたので、形になって良かったです。でも、出ちゃったら、また作って行かないと。考えたいテーマはたくさんあるので、ボツにも負けず、続けて行こうと思います。
今年は、8月までアメリカとヨーロッパにいたので、9月からの日本との区切りが心の中で強すぎて、年の区切りの方は、ちょっと曖昧。ともかく、心にぎっしり詰まった1年でした。
2013/12/30
研究今昔
あす大晦日が締め切りの辞典項目を仕上げるために、研究室に行く。教職員駐車場には車が2台だけ。しーんとした大学。辞典に間違いがあったら、まずいですからね。買い貯めた本でチェック。やっぱり本はありがたい。
家では、古い書類を整理して処分。1980 年代の英語学会などのプログラムやハンドアウトがわんさか出てきてたのですが、テーマやトピックが現在と全然違っていたり、発表者が今の大御所の方々だったりして、面白かったです。20 年 30 年も経てば当然。変わらなかったら、たいへんだもんな。
2013/12/29
年の瀬の気持ち
やはり早起きしたので、街のスタバに行く。年末の日曜だから、人は少なくて静けさに包まれている。悪くない気分になる。日常のリズム感を失って、不思議な落ち着かない気持ちになる。さて、何をするべきなんだろう。
いや、そんなこと言ってないで、片付け、掃除。日本を発つ前に、めちゃくちゃにしていった部屋は全然(よく言うなら、ほんのちょっとしか)片付いていないんだから。あと3日、少しでも、と思っています。
2013/11/15
タイヤ交換ができない
季節の移り変わりは楽しくもありますが、札幌は春と秋に車のタイヤ交換をしなきゃいけないのが億劫。自分でやればいいんでしょうが、ジャッキを使ってとか、まず持ってないし。へたに付けて運転中にはずれちゃわないか?心配。自分で交換しているおじさんとかを見るとかっこいいなあと思ってしまいます。情けない。
2013/10/13
英語青年解体
家の本棚の整理、解体作業を続行中。二十数年ほど購読して、専用バインダーに閉じていた月刊雑誌『英語青年』を1冊ずつはずして捨てています。300冊くらい?大量。付箋がついていたり、書き込みがあったり、それなりに勉強していたんだなと思う。 大学生の時に高校に教育実習に行って、英語を教わった OT 先生に、「僕らは語学だけど、文学のことも知らなくちゃ」と言われたので、ずっと買って読んでいました。2009年休刊、ウェブ版も2013年休刊になったそう。やっぱり時代は変わったし、それが普通なんでしょうね。
2012/08/22
就職まで何年
昨日、打ち上げで大学院の先輩達とビールを飲みながら思い出したこと。大学院の文学研究科英語英米文学専攻に入った頃だったか、英文学の先輩に言われました。「英文学は1年に1人ずつ大学に職があるけど、英語学は2年に1人だぞ。お前の上に何人英語学の大学院生がいるか数えてみろ。(7人。)じゃあ 14 年以上先になるじゃないか。今、24 歳なら 38 歳超えるよ。悪いことは言わないから、英語学をやめて、英文学にしなよ。」
もちろん、現実に少なからずショックを受けて、悩みました。でも、結局、自分のやりたいことを、と決めて、英語学を続けました。結果的には、オーバードクターを半年したものの、29 歳で助手の職に就くことができました。英文学だったら、もっと早かったのかもしれませんが、ともかくも、予想より早く就職できたのは好運だったし、何よりも、やりたいことを続けられたのはよかったです。
運と言えば、それまでかもしれませんが、職があるかどうかで、自分のやりたいことを変えなくてよかったと今は思います。先のことは分からないから、できるだけ好きなことを続ける、ということでしょうか。自信はないのですけれど。
2012/08/09
変わらなくてはいけないこと
長崎の原爆忌にアメリカ大使が初めて出席したとのニュース。6月に留学奨学金の説明会に来た大使に、参加者が自由に質問する時間があって、僕も、数年前に大使が広島の原爆忌に初めて出席したことを聞こうとしていたのですが、同じ質問が他の人から出ていました。長崎には、という質問を出来ませんでしたが、今年参加されたことに感慨を覚えました。世界は時間とともに少しずつ変わるし、変わらなくてはいけないことがあるのだと思います。
2012/07/27
札幌の夏
西岡水源地の蛍を楽しみにしていたら、クマが出たという情報が。くうぅ、残念。さすがに行く勇気はないです。ワイルドな札幌の夏ですが、夜は涼しい。冷房なし、扇風機なし、窓も閉めて寝て、夢みたい。今晩の花火大会もきれいでした。みんな、もっと北海道に来ればいいのに。
2012/07/26
なぜ渡米するの
きょうで講義終わり。これで1年ちょっと、講義をしない暮らしになります。学生さんに、なんでアメリカに行くのか聞かれたのですが、まず、長期間、研究に集中したいということです。講義や大学の仕事をしながらだと、なかなか深くもぐっていくことが、できないんです。書いて完成させたい本とたくさんの論文があります。これは、今じゃなきゃ出来ない、と考えて奨学金に応募しました。人生のある時期に、なされるべきことが、なされないまま、いつのまにか時が過ぎて、なされずに終わってしまうなら、さみしすぎると思って。村上春樹さんの『遠い太鼓』の冒頭に、そういう一節があって、強く心に残っています。その日をつかめ、その年をつかめ。
2012/06/12
赤坂散歩
明日朝からのオリエンテーションのために東京に来ました。会場近くの赤坂に泊まっています。ちょっと夜に散歩。ううむ、都会はすごいなあ。もしサラリーマンになっていたら、こんなところを歩いてたりしたんだろうか。いや、僕には無理だな。スーツすら、窮屈で着られないんだもの。人には向き不向きがあって、それは自分が一番わかってるんでしょうね。
2012/05/29
それはそれで
世界最高峰14座を登った竹内洋岳さん。途中で撤退した何度かの経験について聞かれ、「それはそれで楽しい登山でした。」なんと軽やかな。
すぐに人は成功だとか失敗だとかを言うけれど、そんなことはどうでもいいんじゃないかしら。それはそれで楽しい何か。
2012/04/28
兄妹
東京から妹が一泊二日で来る。法事以外では、久しぶりに話す。家族はいいなと思う。よく母が言っていた、「この世にたった二人の兄妹だで」という言葉を思い出す。ありがたいこと。
2012/04/26
できる時に
高校同級の Y さんが仕事で大学に来られたので、話をする。共感したのは、できる時にやりたいことをする、ということ。時間はたっぷりあるように見えて、実際のチャンスは限られているから。その日をつかめ、その年をつかめ。僕もつかみたい。
2012/04/08
良い勢い
ボストン行きが3月末に決まってから、物事がすごい勢いで進んでいく。良い勢いなので、それに乗る。
今日は、やはり秋からマサチューセッツに留学予定の市内の大学院生 YO さんと朝からスタバで話す。勉強になる。これも勢いの一つ。勢いがつきすぎて、また爪を割る。ネイル・リペア。エビちゃんは、ウクレレ用に伸ばした爪をリペアしてるんじゃないんだよな。
2012/04/06
新学期の活力
今日から新学期。大学は厳しい時代を迎えていますが、それでも教職員は心が浮き立つような雰囲気に見受けられます。やっぱり新しい季節に仕事をするのは気持ちのよいものなんですね。僕ですら、講義の準備にいそしんでます。で、午後は疲れてソファーに横になったら、眠ってしまいました。無理はダメみたい。
2012/04/01
エイプリルフール
4月1日。嘘みたいな本当の話をする。
おかげさまで、「進め!しんじ君」は近畿の方に録画していただくことができました。もうすぐ 33 年ぶりに会える。なんて長い時間がたったんだろう。あのころは、家庭用ビデオデッキが出始めたばかりの頃で、持っている人はほとんどいませんでした。10万円以上していたような。でもその時買っていればとずっと後悔していました。つかまえられるものは、その時につかまえる。
2012/03/11
2012/03/04
北の山里
父の七回忌が近づいてきた。今日は、六花亭に行ったので、思い出して、父の好きだった「北の山里」というお菓子を買う。茶まんじゅうの中に栗が入っている。おみやげに買っていくと喜んでいたので、今度も買っていこうと思う。もぐもぐ、ああ美味しい。懐かしい。
2012/02/25
図書館新旧
土曜なので、朝から街のスタバで仕事。その後、H大学の図書館に本を返しに行きました。在学していた頃は、古くさい感じでしたが、何年ぶりかで入ってみると、きれいになって充実していて、びっくり。時代は変わった。やる気も実力もたいしてないのに、格好だけはつけたくて通っていた頃。あれ、今もそれは変わらないような気がしてきた。
2012/02/07
春の雪
この2日、気温が久しぶりにプラスになって、今日降った雪も、やわらかい春の雪。定期試験も入試も終わり、学生さんの少なくなったキャンパスは、卒業など、年度の終わりに向かっていく季節。ふわふわと舞い降りてくる雪は、センチメンタルです。
2012/02/03
零下の一日
気温が最高でも零下の真冬日が、これで何日続いているのだろう。寒い冬。体にこたえます。でも雪は少ないので楽。
室内は暖房と強くなってきた日差しでぽかぽか。今日は採点をして、研究書を読んで、原稿の直し。静かな一日。ピアニストの内田光子さんは、最高の一日は人と誰も会わない日とのこと。おお。
2012/01/17
日を暮らす・つかむ
辞書をひく。「暮らす」というのは、日の暮れるまでの時間を過ごすことと知る。「過ごす」をひく。時間を経過させることとわかる。「暮らす」という静かな生き方。悪くないと思う。
"Seize the day" を調べる。この日をつかめ、今を生きる、と出てくる。動く生き方。素敵だと思う。
日英比較文化をしたいわけではない。僕は、どちらも良いと思い、そのどちらでもありたいのです。
2012/01/08
虹と雪の詩人
連休なので毎朝、街のスタバで仕事。帰って何気なくテレビをつけると、「虹と雪のバラード」の物語が。作詞が河邨 文一郎(かわむら ぶんいちろう)さんという札幌医大のお医者さんで現代詩人の方だったというのは、知っていましたが、お写真や作詞の詳しい経緯は初めて知りました。医者の道楽で詩を書いていると思われたくない、という言葉。外科医としても功績があったそうですが、僕には、力あふれる曲を作ってくれた詩人。「白い」にはない力。中学生の時、四街道で隣のパチンコ屋さんからいつも聞こえていました。その力に僕は引き寄せられたのかもしれません。
詩人で医者もやっている、と一度でいいから言われたい、という言葉も。僕もそういう生き方を目指していたんでした。恥ずかしながら。
秋の花粉を避けるために、丸メガネ(300円)を時々かけています。先日、店員さんに「作曲家みたいですね」と言われました。う。(はい、売れてないですけど。)