カテゴリー : 研究活動
このカテゴリーの登録数:973件 表示 : 301 - 400 / 973
2019/04/05
旅の計画
5月中旬にカナダのマギル大学で開かれるワークショップにポスター発表で行きます。モントリオール往復の旅程を計画。飛行機とホテルを中心に、あれやこれやと細かいことを調べていくと1日がかりです。だいたい予約できたけれど、これで大丈夫かなあ。自分一人で考えているので、全く保証はありません。心配。
前回は、夜遅くに民泊アパートに着いたら、チェックアウト後に掃除してなくて、ベッドが寝起きのまま。経営者に電話して、紹介された別のアパートに雨の中を重い荷物を引きずって歩いて行ったんでした。飛行機連続3本の長旅の後だったので、疲れて死ぬかと思いました。今回は少し良いアパートホテルにします。
https://lingconf.com/parameters/
2019/03/29
書評
日本英文学会の Studies in English Literature, English Number 60 (2019) に Phonological Typology という本の書評を書きました。レヴュー中心じゃなくて、と先日書いたばっかりですが。それでも、この本も長い期間をかけて主にお風呂の中で少しずつ読んで、繰り返して読んで、いろいろ考えて書きました。細かい字で 360 ページ強だったので、しんどかったです。お湯に落とさなくて良かった。
2019/03/24
同人誌の編集
今年で第4巻となる Phonological Externalization を編集中です。年2回のワークショップのプロシーディングズと研究費の報告書を兼ねています。まずは寄稿者から届いた PDF ファイルに(まだの方、よろしく) Acrobat でヘッダとして、ページ番号と氏名・論文名を入れる作業。1年経つとやり方を忘れちゃっているのが痛いです。えーっと、どうだったっけな。
2019/03/23
レヴュー
学会誌の編集委員をしています。レヴューを書いてもらう本を推薦して下さい、という連絡。普段から、よく目配せしていないといけないですね。
日本の学会誌は一般にレヴューが多いような気もします。発表された研究を紹介して批判的に検討する、それはそれで大事な研究活動なのだけれど、自分たちのオリジナルな研究論文をもっと多く掲載していくのも大切なことではないか、と思っています。
2019/03/18
研究成果発表会
音韻論チームの年に1度の研究成果発表会。今回も遠い順ということで、最初に話をさせていただきました。時間も50分とゆっくりで、コメントもいただけてありがたかったです。基本的には一人で静かに研究を続けているので、こういう機会は大事です。
2019/02/20
毎日サイクル
最近は毎日、朝から論文や本の原稿などを書いています。いくつもあるので、どれも少しずつでもと、1日に最低1文は書き足す、と決めたのですが、当然少ししか進みません。サイクルにして2回以上回していったらいいんじゃないかしら。1日が終わるのが早いなあ。
2019/01/31
要旨書き
午後から定期試験の補助監督、あとは1日中、学会発表応募の要旨書き。2ページなので、英語もチェックしながら。何度も読み直して書き直す。そうしていると、だんだん締まってくるのが自分でもわかる。長い論文でも、そうしたらいいんだろうな。ともかく締切に間に合って送信できました。
2019/01/22
9年前のを論文に
旭川の YK さんと久しぶりにスカイプ。年賀状で、今年こそは、と書いた9年前の研究を論文にして完成させなきゃ。この春休みを逃したら2度とできなくなってしまうという決意のもとに。
2018/12/25
2018/12/21
10年後20年後の本
このところ頭韻を研究していて、小林路易(るい)著『掛詞の比較文学的考察』(早稲田大学出版部 2001) を知り、大学図書館で借りてきて読み始めました。これは分厚い研究だ。感嘆して、後書きを読むと、この本は10年か20年経たないと分かってもらえない本ですよ、と出版部の人に言ったら淋しそうな微笑をうかべはしたが、という下りがありました。著者は翌年に他界されていて、お話を伺うことはできないけれど、それでも僕はこの本を読むことができます。おっしゃったとおりです。ありがとうございます。
2018/12/19
ごわごわ論文
昨日お風呂に落とした論文は、自然乾燥させたら、ごわごわになりました。でも、はがしていくと字が消えていることもなく、しわしわの海苔か昆布みたいで、かえって、めくりやすい。この方がいいんじゃないかしら。またお風呂で読むことにしました。
2018/12/18
風呂に落とす
ついに、やってしまった。お風呂の中で、フタを半分閉めて、その上に50ページほどの論文のコピーを書見台に載せて読んでいたら、手がすべってドボンとお湯に落としてしまいました。ぐしょぐしょ。とりあえず、すくい上げて、コピー機の上で乾かしています。まあ本じゃなくて良かったけど。
2018/12/16
ホワイトボードを写真に
昨日は午後から、東京の JI さんが来てくれたので、大学の教室を借りて研究会。ホワイトボードに考えを書きながら話す。最後に、それを写真に撮っておくのがポイント。何を話して考えたのかが記録に残って、後で役に立ちます。
2018/12/15
うわーっと書く
土曜の朝、早起きをして地下鉄で街へ。開店すぐのスタバで要旨書き。今日のお昼過ぎが締め切りなので、うわーっと頑張る。場所を変えて、ビルのオープンスペースで飲み物を注文して、またウワーッと書く。家に帰って、またうわーっと書き直す。なんとか間に合って送信。もっと余裕をもって準備しなきゃ、とは思うんだけれど、それでも書かないよりは勉強になりました。たとえボツになったとしても。
2018/12/14
慣性の法則
講義のある日もない日も、毎朝スタバで原稿書き。動いているものは動き続けようとし、止まっているものは止まって居続けようとする、慣性の法則を思い出します。この後半は怖いです。あと、前半については摩擦抵抗を考えないといけませんね。
2018/11/15
頭韻研究
今年の7月にボストンで発表した内容を論文に書いています。なので今は頭韻研究。「たきのおとは・たえてひさしく・なりぬれど・なこそながれて・なおきこえけれ」で、「た」と「な」。和歌、詩、ラップ。日本文学に触れるのは高校以来、久しぶりで楽しいです。
2018/11/14
空を見上げる
神奈川の HM さんから、フランスからのメールの転送。英語史の共著論文がプロシーディングズに掲載してもらえることになりました。(僕は都合で行けなかったけれど)フランスで発表した内容をまとめたものが、イギリスの小さな出版社から出る予定。メールを読んだスタバで、窓から空を見上げる。この空はずうっと遠くの世界まで続いているんだと思う。
2018/11/09
嵐の研究会
大風の中、仙台から KN さんが来てくれて、午前中から研究会。集中してお昼が遅くなる。午後も強風と雨で、念のためにと夕方早めに空港へバスで向かわれました。信号機が倒れて列車が不通になって道路が大渋滞、空港まで倍の2時間かかったとか。気の毒です。いや、日帰りで来ていただいた甲斐はありましたよ。
2018/11/08
2018/10/25
筒問題
ポスターは印刷中で、明日金曜に宿泊先のホテルに送られるそうです。ああ、よかった。で、明日は朝早く出発。うーん、ポスターを入れる長い筒を持って行こうか、どうしよう。筒型の段ボール箱で届くはずなので、土曜の朝にそのまま会場に持って行って、(今回は布じゃなくて紙だけど)帰りは小さく折って荷物に入れちゃえ。ということで、筒持たず、にしてみます。気が楽。
2018/10/24
時間との勝負
研究補助の YH 君との作業を、今週だけキャンセルして、講義後にパワーポイントでポスター原稿作り。締め切りの夕方4時が迫る。ああ、もう 1,000円高くても「通常便」で明日にしちゃおうか。いやいや、とギリギリまでねばって完成。時間がない、大急ぎでネット申込み、原稿PDF送信。わあ、間に合ったあ。
2018/10/23
ポスターはホテルへ送る
今週土曜は東京の学会でポスター発表。今日火曜の夕方4時までにポスター発表の原稿を東京の印刷会社に送ると1,000円安い「余裕便」で、出発前の木曜に札幌に届けてくれる。でも、うわあ、間に合わない。そうだ、金曜に東京のホテルに送ってもらっちゃえばいいや。で、入稿締め切りが水曜夕方4時になりました。1日の余裕。
2018/10/22
2018/10/20
論文を直す
土曜の午前は、課外活動推薦入試。午後から、ウクレレ演奏の初回打ち合わせと練習。12/8 にダニーズ・レストランでハイビスカスとして参加します。
小さな論文も仕上げました。読み直すと、間違いはもとより、こう書いた方がいいんじゃないかというところが、たくさん出てきますね。どこまで直し続けるべきなのか、悩むところです。今回は、まあ、ここまで。
2018/10/12
金曜の自由
朝からスタバで論文書き。午後は JI さんとスカイプで研究。夕方は近所を20分走りました。金曜は唯一講義がないので、自由に活動できます。ありがたい。
2018/10/09
いろいろ毎日少しずつ書く
朝のスタバ。論文などを毎日少しずつ書くと決めています。平行して書いているものが5つくらいあるので、それぞれちょこっとしか進みません。それでも毎日思い出して続けていけば、できるんじゃないか、という希望を持って今日も。忘れちゃうと、それっきりになっちゃうから。あ、まだ他にも書きかけがあることを思い出した。むむむ。
2018/09/28
文学部図書室
北大文学部図書室に雑誌論文のコピーに行きました。書庫に降りていって上がってくる。大学院生の頃からの動き。やっぱり、ここが原点です。AI さんが著者の一人である論文は、僕の論文も(注だけど)引用してくれてた。うれしいです。
2018/09/26
バスク語研究
ワークショップの時に AI さんが来てくれたこともあって、バスク語について調べています。スペインとフランスの国境あたりの言葉なのに日本語と音や語順が似ているという面白さ。今日は研究補助の YH 君にコピー・スキャンを手伝ってもらって本や論文をファイルにしました。このテーマも深そうです。
2018/09/13
ワークショップ準備
明日はワークショップ。午前中10分差で先に千歳空港に着いた KN さんにバスクからの AI さんを出迎えてもらって、僕も札幌駅で合流しました。助かったです。緑茶カフェでお昼。
服に「貼ってはがせる名札 W-A4」を文具屋さんで買ってきて作ったところです。コピペや文字の調整などがちょっと大変でした。シール式。
地震から、とりあえず1週間経ちました。おかげさまで大きな余震もなく、無事に過ごしています。やっと牛乳が店頭に出てきたようですが、売り切れていてまだ見ていません。電池は入荷した模様。余震は減ってきているようです。
https://weathernews.jp/s/topics/201809/120195/
こういうホッとするニュースがあるかと思うと、西の活断層を刺激した可能性を否定できずというニュースもあります。備えはするが、心配しない。備えましょう。
2018/08/30
いろいろ重なる
学会出張も終わって、仕事に戻る。いろいろ重なっているので、気をつけてうまく時間を使っていかないと。書き物の締め切りがあと2日。本の1章の校正第2校が来て、5日間で。2週間後にワークショップの発表。論文の書き直しが、ええといつまでなのかな。本の半分の原稿はあと7か月。こういうのをうまく管理してグラフにしてくれるアプリ(ケーション)があればいいですね。
2018/08/23
書評を書く
依頼を受けた書評の最終締め切りが近づいていることに気づきました。せっかく、そのつもりで(全て風呂の中で)読んだのだから、書いて残しておきたいところ。他の研究もあるので、時間配分をして。書けるかなあ。
2018/08/21
やらなくてもいいこと
今日締切の研究発表応募の要旨を書いています。もちろん、やらなくてもいいこと。前にも、ここに書いたように思うのだけれど、やらなくてもいいことをするのが大事なことかもしれないし。今、話題のボランティアだってそうですよね。もう少し、がんばってみよう。
2018/08/11
図書館OK
試験期間のために利用制限されていた北大図書館が今日から開放されたので、街のスタバで仕事してから行きました。今年度初めてだったな。家から遠くない場所にあるのはありがたいです。
2018/08/09
講演会に行く
お昼を食べて、すぐに研究補助の YH 君とコピーとスキャン、資料作成の作業。2時間働いて、その後北大での言語学講演会に行きました。時々、刺激があると気持ちも高まります。
終了後、久しぶりに塩野屋さんにちょこっと伺いました。皆さん、お元気で良かったです。変わらないなあ。
2018/08/08
最近の研究テーマ
最近、文の中での主語の位置を考え始めました。この10年くらいは動詞と目的語などの、主部と補部の語順を考えてきたのですが、生成文法で言う指定辞と主部および補部の語順を、強勢や韻律などの音韻との相関があるのでは、という仮説です。途端に調べることや考えることが増えましたが、いいことだと思っています。しばらく、がんばってみよう。
2018/07/30
プロジェクタで共同研究
東京から JI さんに来てもらい、冷房のきく演習室とプロジェクタを借りて、締め切り前の論文直し。いつものことではあるけれど、山積みの課題を一つ一つ検討していく。一人だと、嫌になってしまうことも、共同だと責任感も出てきて、なんとか。プロジェクタで、自分のMacbookの画面を壁に映して話し合うと、捗ります。でも、まだまだ、大変。
2018/07/15
スライドに動画
ボストンでの発表準備。スライドに動画を埋め込んでみました。頭韻の話で、競技かるたの紹介をしたいからです。結構うまくできて満足。いろいろなところで見せたいな。
2018/07/09
校正読み直し
アルタイ諸語に関する論文の校正。締め切りが今日なので、カフェに出かけて、頭から読み直してチェック。うわあ、いろいろ修正してもらうところがあるなあ。今回は 38 ページで、図表や発音記号、よく知らない言語がたくさんで複雑なので、しんどい。Adobe Acrobat で PDF に修正を書き込んで、今、やっと終わりました。ふう。オランダの RG さんに送って寝ます。
2018/07/04
Praat で分析
ドイツ言語学会での発表論文の直し。ネーティブの発音を録音したファイルを送ってもらって、mp3 に変換して Praat という無料ソフトで分析。慣れてくると、簡単にできるので便利です。僕はマサチューセッツ大学に1年いた時に、セルカーク先生の講義で初めて使って、アメリカ言語学会のS-A. ユン先生の夏期講座で習いました。理論もですが、やっぱり実際のデータも大事だなあ。
2018/06/29
校正中
アルタイ諸語に関する論文の校正中。送ってもらった PDF に電子的に注釈を入れていく方法なのですが、慣れていないと難しいです。紙のやりとりがないから早くていいですね。ただ僕としては、印刷して赤ペンで書いてスキャンして PDF を送るのが一番楽なんだけれどな。まあ、向こうの指示なので従って、がんばります。
2018/06/28
朝の仕事
しばらく休んでいた、朝のスタバ仕事を再開しています。家でもできるし、とか思っていましたが、実際には、なかなか集中できないので、短時間でも、と出かけています。疲れるし、お金はかかるし、情けないのだけれど、大学生の頃からのスタイルを変えられません。
2018/06/02
発表募集2回目
言語学者のメーリングリスト Linguist List に連絡して、9月のワークショップ発表募集2回目を掲載してもらいました。
http://linguistlist.org/issues/29/29-2337.html
締め切りは 6月25日で、まだ応募は海外からの1件だけです。ううむ。
2018/05/30
時間が味方
2019年3月出版予定の本には、Word stress, pitch accent and word order typology with special reference to Altaic という論文を載せてもらうことになっています。アルタイ諸語の強勢・ピッチアクセントを主要部後置語順との関係から再考することを提案しています。2013年頃から、たくさんの文献を調べ、2014年のライデン大学でのワークショップで発表して、論文の形にして、査読者のコメントに従って、また調べて書き直して。だから、もう5年はかかってますね。
村上春樹さんの『職業としての小説家』には、「時間を味方に付ける」という章があって、精一杯時間をかけて書いた、という実感こそが大切なのだ、と述べておられます。励まされますね。その点で、この論文は、僕にとっては大切なものです。初めて言語学者(linguist)に、音韻論学者(phonologist)になれたような気がします。
2018/05/25
ボストン予定
7月下旬に、ボストンで学会があるので発表に行くことにしました。LACUS (カナダ・アメリカ言語学協会)という、名前は聞いたことがあるけれど、というものですが、フォーマルじゃないのもいいかなと思って。うまく機会を見つけないと、なかなかボストンも再訪できないし。ただ、ホテルが高いのが嫌です。
2018/05/24
コピー・エディター
オランダの RG さんからメール。編集中の本の僕の章について、コピー・エディターの人から質問が来てるんで、とのこと。単なる校正者よりも、学術書の構成や参考文献などチェックしてくれる出版社の人みたいです。丁寧にマーカーを付けながら、ミスを見つけて統一して、と大変な作業ですね。ありがたいことです。さっそく質問の答えを書いて返信しようと思います。
2018/05/11
前日ワークショップ
午前は休んで、午後から伸びた髪を切りに行く。明日から英語学会国際春期フォーラムなので。夜6時半から、前日ワークショップということで、HK さんの講義を聴く。2時間。エキサイティングでしたが、やっぱり疲れが出てきたのか、途中から咳き込むようになってきた。大丈夫かな。
2018/04/26
研究誌完成
研究費プロジェクトの報告書を兼ねた研究誌 Phonological Externalization vol. 3 が完成しました。大学の印刷室のおじさんにお願いして、コピー製本してもらったのです。これで3年目。来年もお願いしますよ、と言うと、もういないわ、と返されちゃいました。うわ、困った。
これから大学図書館にお願いして、学術情報リポジトリでネット公開してもらう予定です。またここに書きます。
2018/04/24
言語学者メーリングリストでも
ワークショップ募集開始。Linguist List という言語学者メーリングリストにも依頼して、掲載してもらいました。
http://linguistlist.org/issues/29/29-1754.html
急いで、わーっと書いちゃったので、間違いがないかと不安です。ともかくも、動き出しました。
2018/04/22
EasyChair で募集
9月にまた札幌でワークショップを開くのですが、せっかくなので、世界から応募してもらおうと考えています。そのために、サイトを作り、EasyChair という学会運営補助サイトに企画者として登録してみました。応募では使ってきたのだけれど、運営では初めてなので、どきどきします。一応できたみたいです。なのかな?
https://easychair.org/cfp/phex7
2018/04/21
発表ポスター作り
PM 2.5 が、ひどいので、家で発表ポスター作り。昨年ハワイの学会で作った布ポスターが良かったので、今回も発注するつもりです。折って持って行ける。ちょっと折り目がつくけど。早めに完成させなきゃ。
2018/04/05
音韻論リスト
ネット検索していて、Phonolist というサイトを見つけました。マサチューセッツ大学アマースト校の人たちが運営していて、音韻論関係の記事と論文を掲載しているようです。LingBuzz に載せた僕の論文 "Externalization ..." も「新着」にリンクされていました。ちょっとドキッとする。
https://blogs.umass.edu/phonolist/
2018/04/04
4月の書類
いただいている研究費の今年度分申請の準備。このあと、昨年度の研究報告書もあるので、4月5月は書類がたくさん。でも、ともかく有り難いことだし、研究の見直しにもなるので、がんばります。
2018/03/31
共同研究
年度末。昨日は横浜の HM さんとインスブルックでの発表の検討と、今後の計画についてスカイプ。いろいろとわかって助かりました。3年のプロジェクトはこれで終了ですが、英語学会、フランス、オーストリアと3回発表できて、プロシーディングズの論文も3つになりそうです。思い立たなければゼロだったわけだから、やってみてよかったなあ。研究費をいただけてありがたかったです。
2018/03/22
論文書きは続く
研究費の報告書を兼ねた同人誌のような(!)雑誌を編集中。というか、まだ自分と自分たちの原稿ができてなくて奮闘中。春休み中に終えてしまわないと。
2018/03/03
毎朝少しずつ
2月の初めから(たぶん)、毎朝最初は『英語学・言語学シリーズ』の原稿を書いています。日本で暮らして、夜寝て朝起きると頭の中は日本語なので。長丁場の仕事になるから少しずつ続けることが大事かなと。ちょっとしか進まない、それでも。
2018/02/28
研究補助年度終了
横浜疲れを引きずりながらも、午後から研究補助の YH 君と仕事。来週から出張に出るので、今年度はこれで終了。お世話になりました。おかげで資料集めや論文書きなど、捗りました。
2018/02/26
英語史に取り組む
朝、千歳空港から羽田、横浜方面へ。HM さんと英語史の研究で、3月中旬にオーストリアで発表をします。教えてもらって、読んで、考えて。もっと時間をかけるべきなんだけれど、ともかくも移動して話をして進めるという考えです。なかなか一人では進まない。僕は弱いんで。
2018/02/21
コピーしたっけ
研究補助の YH 君と本や論文のコピー。図書館で製本された雑誌で探してみると、誰かが思い切り開いてコピーをとった形跡が。いや、こんなのは僕しかいないよなあ、と思って MacBook 内を検索すると、ああ、やっぱりコピーしてスキャンしてありました。全然忘れている。とほほ。
2018/02/19
追いつけない
ワークショップの後の夕食会で大学院生の GF さんが、学会や研究会に出ても知らないことばかりでいくら勉強しても追いつけない、と言っていました。すかさず、KN さんが、みんな初めはそうですよねえ、とフォロー。僕も、そうそうと、うなずいたのですが、あとになってまた考えました。続けていれば、そのうちに、あれ、わかるようになったな、と気づく時が来る。そして、周りを見回して自分がかなり年長になっていることにも気づく。いや、僕だけかな、勉強が遅かったんで。
2018/02/17
2羽生飛ばし
今日はピョンチャン・オリンピックのフィギュアスケートと将棋朝日杯の準決勝・決勝があることに昨晩気づきました。しかし、朝からワークショップ。羽生選手も羽生−藤井戦も見ることができず。途中でチェックしたらいいかなと思っていましたが、結局始まったら、言語学に集中して、すっかり忘れていて、すごい結果を知ったのは夕食会が終わったあと。日本中が固唾をのんで、だったのかと思うのですが、ここには違う時間が流れていました。そのことをちょっとだけ誇りに思います。
2018/02/16
新潟4回目
明日のワークショップのために新潟へ飛行機で。ワークショップで3回目、英語学会で1回なので、たぶん4回目。ホテルも同じにして勝手がわかって楽です。大雪かと思いましたが、札幌から来ると、それほどでも、という印象です。
2018/02/12
赤とんぼ
なぜ『好きな歌・嫌いな歌』かというと、日本語のアクセントを研究していて、團伊玖磨さんは「赤とんぼ」の作曲者、山田耕筰さんに直接尋ねて、「あ」だけが高い江戸っ子のアクセントを、そのままメロディーにした、と聞いたと書いてあるからです。「かと」の部分が高い今のアクセントとは違うんだなあ。影法師、も同じアクセントなんですね。よしよし。
2018/02/10
ワークショップ・プログラム
プログラムを少し変更しました。
形態統語構造の音韻的外在化:普遍性と差異 第6回ワークショップ
2018年2月17日(土)新潟大学駅南キャンパスときめいと
10:00 Registration
10:20 Welcome
10:30 Yosuke Sato and Masako Maeda (National University of Singapore and Kyushu Institute of Technology): Interactions of Phasal Spell-Out and Prosodic Phrasing: Evidence from Focus Intonation and Inverse Scope in Japanese
11:15 Jiro Inaba and Hisao Tokizaki (The University of Tokyo and Sapporo University): A Prosodic Approach to Word Order in German
12:00 Lunch
13:00 Yoshihito Dobashi (Niigata University): Workspace and its Prosodic Consequence
13:45 Gen Fujita (Sophia University): Negative Indeterminate and Phonological Phrasing
14:30 Break
14:45 Kuniya Nasukawa (Tohoku Gakuin University): The relative prominence of nasality and voicing
15:30 Jiro Inaba (The University of Tokyo): On substitute infinitives in German
16:15 Break
16:30 Discussion
17:30 Close
18:00 Business Meeting and Banquet
なぜか英語表記になっちゃいましたが、おそらく日本語で話すことになると思います。参加される方は、ご連絡いただけると気持ちの準備ができて助かります。tokiアットsapporo-u.ac.jp
2018/02/08
欠けている軸
3月末に分担者になっている研究費の発表会があるので、日本語のアクセントを考えています。この分野も、とてつもない量の研究が蓄積されているので、大きな山です。まあ、尻込みせずに少しずつという方針で。高校の国語で教えていただいた黒須先生が、授業で、長く解決されない問題というのは、X, Y は決まっていても何かもう一つ座標軸 Z のような視点が欠けている、とおっしゃっていたのを思い出します。それを見つけられるかはわからないですけれど。
2018/01/31
レストラン長居
東京から JI さんが来られたので、まずホテルのロビーで検討して、そこのレストランでお昼を食べながら続けて、そのまま夕方まで。空いていたので長時間おじゃましましたが、気持ちよく研究をすることができました。
2018/01/29
新潟ワークショップ 2018
研究費プロジェクトの報告会を基本としたワークショップも6回目、2/17土曜日に新潟大学駅南キャンパスときめいとで、10:30から17:30の予定です。プログラムは、もう少ししたらここに掲載します。参加される方は、お知らせいただけると気持ちの準備ができます。よろしくお願いします。
tokiアットsapporo-u.ac.jp
2018/01/16
締め切り延長
朝早く(ドイツ時間の昨日深夜)に、編集の GK さんに、すいません、英語直し中なんで20日まで待って、とお願いメールする。返事が来て、31日までいいよとのこと。ほっとする、と同時に、思ったより先だと、それまでどうしようか、何をしようか、他の締め切りに影響しないか心配になる。勝手なもんです。
2018/01/15
英文チェック
今日が締め切りの論文を、ネーティブの WG 先生のコメントに従って修正中。a や the や複数形、主語と動詞の一致など、いつになっても間違いが多い。自分で読み直して、これだもんなあ。「ずいぶん、うまくなったよ」と言ってもらうんだけれど、情けない、とほほ。
2018/01/03
越冬論文
冬休みになった 12/26 から、ずっと年末年始と論文書き。千葉に帰省せずに1月締め切りの修士論文を書いていた冬を思い出す。完成できるのかどうかもわからず、内容はどうか、博士課程に進めるのかどうか、確信なんかなくて。とにかく、それがすべてだった論文書き。
2017/12/27
図書館最終日
北大図書館の年内最終日なので、出かけて本をコピーして借りてきました。三が日までお休みなのは、年末年始こそ研究と思っていると困ります。休めばいい?いや、このくらいしか集中できる時がないんで。
2017/12/20
例文のタブ揃え
1月中旬締め切りの論文集の原稿を書いています。面倒なのは、英語以外の例文。単語ごとに一行下に英語訳をつけて、タブを打ちながら左端をそろえるのですが、これが大変。今回初めて研究補助の YH 君に頼んでみました。苦闘している姿が、バイトとは言え、痛々しい。研究者の皆さんは、どうしていらっしゃるのでしょう?教えてほしいです。人工知能とかで、できるようにならないかな。
2017/12/18
スカイプ会
午前は講義、午後は仕事をしてから神奈川の HM さんとスカイプで研究発表を目指した打ち合わせ。この3年、いっしょに研究してもらえてありがたい。英語史の勉強をもっとしなくちゃあと思う。
2017/12/12
朝クラシック
講義が朝1からずっとなので、早起きして朝食後にネットラジオでクラシック音楽を聞きながら、ちょこっと論文書きをしました。教えてばっかりは、切ないので、ちょこっとでも研究仕事ができて気持ちがスッキリしました。
関連して、街中の名曲喫茶「ウィーン」閉店のニュース。学生時代は、けっこう行きました。前に閉店した「コンサートホール」は入り浸りでした。スタバもなかった頃、ずいぶん勉強させてもらいました。
2017/12/10
図のファイル
論文の原稿に初めてグラフを使ったのですが、出版社から編集者を通して、論文のファイルとは別に、高解像度の図のファイルを1枚ずつ作って送るようにという指示が来ていました。そうかあ、やったことなかったもんな。他の人ので見たことはあるけど。編集にお詳しい KN さんにメールして、やり方を教えていただきました。なるほど、なるほど。いや、これであってるのかな。とにかくいったんオランダに送りました。
2017/12/06
ハイフネーション
上智大学言語学会報に論文を載せていただくことになって、その校正。ハイフネーションが自動で狭く設定されているようで、文書中のハイフンの数を少なくするか、単語間のスペースの差を少なくするかは、好みの問題なので、何とも言えません。(ただ人名などの固有名詞は途中で切らないのが原則かと思います。)何冊か本を見てみると、それぞれ違っていて面白かったです。
2017/11/13
学会へ出発
講義の後、スペインの学会に向けて札幌を出発。今日は羽田までで、夕方に共著の JI さんと内容の打ち合わせ。疲れました。明日午前の羽田発ロンドン行きに乗ります。そこから乗り継いでマドリッドの予定。
2017/11/08
参考文献一覧
来週はマドリッドのワークショップ。研究補助の YH 君にお願いして参考文献一覧を作ってもらいました。まだスライドが全然できていません。間に合わせなくちゃいけない。
2017/10/29
何を研究するか
昨日の学会に1日出て考えたのは、何を研究するか、ということです。いろいろなテーマとアプローチがあるのですが、そのどれを選ぶのか。最近は、時間が経っても価値のある、軸足のしっかりした研究をしたいと思っています。それがないと、長く続かないし、漠然とした研究人生になってしまうのではないか。それを見つけるのが一番大変なんでしょう。
2017/10/27
締め切り債務
今日も5講に補講。ハワイのつけは厳しい。7月のワークショップの会議録論文は、やっとできて送りました。でも今日が、2人共著の本の素案第3案を出す締め切り。第2案から進んでいなくて苦しむ。ここまで、いくつもの締め切りを延ばしてきたのが、余計に効いている。多重債務という言葉が脳裏をかすめます。ということで、締め切りは延ばしてはいけない。心に刻みます。
2017/10/19
書き直し
7月に上智大学言語学会で話した内容を論文の形にしているところです。すぐ忘れちゃうから書かないと。いつも締め切り直前になって苦しんでいますが、今回も。せめて何度か読み直して書き直して、少しでもまともなものに。そう願っています。
2017/10/12
日本語・韓国語学会
今日から日本語・韓国語学会の本編。参加費50ドル現金を忘れて、ハワイ大学を朝から歩き回る羽目に。でも、そのおかげで、キャンパスセンターや、いろいろな施設、緑と鳥でいっぱいの美しいキャンパスを見ることができました。こんなところで勉強、研究したいなあ。
2017/10/05
布ポスターを試す
来週火曜からホノルルで学会。ワークショップでポスター発表をします。以前から気になっていた、布製のポスターを試してみることにしました。東京の印刷会社さんに PDF を送って、宅配便で受け取るというシステム。1万円以下で、できるそうな。折り畳めるので筒のケースはいらない、という計画です。どうでしょうね。まずは原稿作り。
2017/09/20
秋の始まりとワークショップ
朝から秋学期のガイダンス。始まっちゃうのかあ。午後は研究補助の YH 君と研究作業。やっと論文直し2つも最終段階になってきました。
11月26日に日本言語学会(立命館大学)で KN さんが「音韻部門における回帰的併合」というワークショップを開くことになり、僕も参加します。今日は英語タイトルを送りました。僕は「回帰的併合と強勢」という題で話します。また勉強しなきゃ。秋の京都も楽しみだけれど、混んでるからなあ。
2017/09/11
ホワイトボード
JI さんと北大図書館で共同研究。小さなホワイトボードがあって、書きながら検討できるのは、とてもいいです。書いていっぱいになったら、iPodTouch で写真を撮って記録。これ直接、電子ファイルになったら、いいのにな。ならないけど、Mac に Airdrop で転送。これで内容を思い出せそう。
2017/09/10
発表準備
昨晩、東京から JI さんがいらしたので、朝8時から研究発表の準備。昨日、別の論文直しを終えたので、すっきりしてドイツ語に向かう。こりゃまた大変な問題がいっぱい。
2017/09/09
英語のチェック
やっとこさ、論文の書き直しが終わって、同僚の WG 先生に添付で送信。いつも短期間でチェックしてもらって、すみませんね。少しずつは論文英語もうまくなっているのかもしれないけれど、見てもらうと、英語のミスだけではなくて、書き方のまずいところも指摘してもらえるので、助かります。日本語でも誰かにチェックしてもらった方がいいんでしょうね。
2017/09/07
参考文献リスト
論文の直し中。参考文献リストが本文と合っているかのチェックを、研究補助の YH 君にお願いしました。あ、やっぱり、いくつかありましたか。出版年がずれていたり、引用しているのにリストになかったり。ソフトを使えばいいのかもしれないけれど、データベースを自分で作るのは大変そうで、思い切れません。みなさん、どうしてますか?
2017/09/02
締め切り渋滞
論文直しの締め切りが過ぎちゃって苦しんでいるところに、もうひとつ、オランダから論文を直してね、というメールが届く。9月末の締め切りは、日本のプロシーディングズの原稿締め切りと重なっているから、計画的にやらないとまずいことになるな。いや、もう最初ので、まずいことになってる。締め切り渋滞は恐ろしい。体に気をつけて取り組みます。
2017/08/31
プロシーディングズ論文
昨年の関西言語学会での発表をまとめた論文 Righthand Head Rule and the typology of word stress がプロシーディングズ KLS 37 に掲載されて、書店に注文したのが今日届きました。「執筆者には1部」と巻末に書いてありましたが、招待で会員じゃないために送付を忘れられたのかな。
もっときちんと時間をかけてまとめて、しかるべき雑誌に投稿するのが本筋なのでしょうが、すぐに忘れちゃうので、とりあえず、というのを続けています。どうなのかなあ、とは自分でも思うんだけれど。
2017/08/30
連日検討
午前から、また出向いて、共同研究の続き。2日間集中して出来て、とてもよかったです。学食でお昼をして、羽田空港へ。乗り換えの品川駅ホームは、とんでもない暑さで、ほぼ限界でした。今回もシロクマ・ネックを着用。
千歳空港に降り立つと涼しい。バスで家近くに降りると、上着を着ても少し寒いくらい。こんなにも違うのかあ。
2017/08/29
研究室の冷房
研究打ち合わせで、また東京へ。今回は飛行機も大して遅れず(少しは遅れた)、羽田着。先週懲りたので、空港からバスで渋谷に直行しました。首都高も(奇跡的に?)空いていて楽でした。京王井の頭線で JI さんの大学研究室へ。うわ、涼しい、冷房が効いている!当たり前なんでしょうが、札幌だと基本的には冷房がないですからね。9月末の発表内容を検討。うーむ、直接話すと圧倒的に進みます。
2017/08/28
書き直そう
マラソンが終わって、足の痛みは残るものの、平常に戻りました。ああ、もう1時間とか走らなくていいんだ。でも、10/8 のテリーフォックス・ランと 10/22 の北海道ロードレース 5 km は走ります。これを目標にして健康診断に備えるという計画。
ここのところ、ずっと論文の書き直しをしています。村上春樹さんの『職業としての小説家』には、原稿で編集者のコメントが付いたところは(納得出来なくても)何はともあれ書き直そう」という件があって、感心しました。示唆された方向と逆でも構わないから、というのもいいポイントですね。
2017/08/17
研究サイト更新
研究補助の YH 君に手伝ってもらって、researchmap という研究サイトと自分の Google サイトを更新しました。
https://researchmap.jp/read0066020/
https://sites.google.com/site/hisaotokizaki/home
まだ不完全なので、時間をかけて直していきます。これ大変だよな。
2017/08/08
再分析結果
朝は郊外のスタバ、そのあと真駒内公園を 3 km 走る。8/27 の 11.5 km まで、まだまだあるよ。どうしよう。
今日も午後4時間共同作業。やっと終わって、結果を整理したら、言語数は増えていたけれど、基本的なパターンは変わりませんでした。安心しました。
2017/08/07
共同作業
午後は研究補助の YH 君と WALS データの分析。2005年版で出した結果をもとに論文 Unattested Word Orders and Left-Branching Structure を YK さんと書いたのですが、2008年版に続いて、2013年版がアップされて久しいので、再分析することにしました。4時間かけて、まだ終わりません。また明日。
2017/08/02
執筆項目
英語学・言語学のシリーズ本を2020年頃から開拓社で出版するそうで、僕もその中に入れてもらいました。まずは執筆項目をリストして提出ということで、あれやこれやと考えています。『音韻論と他の部門とのインターフェイス』といった題で、もう一人の方との共著になる予定です。
2017/06/28
新バイト君
時間がかかりましたが、新バイト君に来てもらえました。コピーやらスキャンやらで作業してもらって助かりました。これで何代目かな。皆さん卒業後も経験を(希望的には)生かして、いろいろな分野で活躍されています。
2017/06/19
研究の凪
先週木曜に談話会での発表が終わって、次は7月15日の上智大学言語学会のワークショップなので、しばらく時間があります。集中の嵐が過ぎて凪という時期で、広くのんびりと考えることができて楽しいです。でも、油断していると急に発表直前になっちゃうので、うまく計画しないと。上智は、Externalization and word order: variables and universals(語順の外在化:差異と普遍)という理論的な内容です。よろしくお願いいたします。
研究費でお願いしている研究補助の学生さんが4月から、また変わりました。パッとしない地味な仕事が多いんですけれど、手伝ってもらえると助かるんで、お願いしています。これで何代目の人になるんだろう。6人目かな。それぞれ個性があって、仕事をしてもらってありがたかったです。