2017/06/12

当事者映画

ポスト @ 21:47:56 | 雑感

 『パトリオット・デイ』が日本でも公開。2013年5月ボストンマラソン爆破からの一連の事件、4日間の実話だそうで、実際にそこにいて怖い思いをした僕は複雑な気持ちです。詳細を知りたいようにも思うし、映画で嫌な思いをさらに刻みつけてしまう気もして、見に行けません。あの時、前日に走ったマラソンのゴールで爆発が起こり、通っていた大学の建物の前で警官が亡くなりました。ジョギングしていた道を銃撃戦で犯人が逃走し、買い物をしたスーパーのそばに立てこもりました。自宅待機の命令が出た1日間の気持ちは消えません。頭上を高感度センサーを付けたヘリコプターが現場に向かっていました。
 直接の被害を受けなかった僕でさえ、そうなのだから。何でも映画にしてしまうハリウッド。いいんでしょうかねえ。地元のローカル新聞『ボストン・グローブ』でも疑問視しているようです。