2014/10/15

友人の英単語本

ポスト @ 21:28:40 | 英語

 予備校縮小のニュースに感じるところは、やはりあって。僕は浪人した時に予備校に行かなかったら、英語の力はつかず、今とは違う道に進んでいて、世界に出て行くこともなかったろうな、と振り返ります。予備校の友人も貴重な出会いでした。午前部という選抜クラスは、入学前に試験があることも知らず、気づいたら昼間部というクラスしか入れずに午後から出席していました。まあ、朝のラッシュを避けられたし、何より、良い3人の友人を得ることができました。夏に午前部に移る試験があるから、いっしょに受けようって言ってくれて、秋からは午前部に移ったんだった。おかげで、良い先生に教えてもらうことができました。
 そのうちの1人が持っていた、出る単と呼ばれていた英単語本が、4月の段階で真っ黒に汚れているのを見て、ああ、覚えなきゃ、勉強しなきゃいけないんだなと思ったものでした。そうして、こうして、英語や言語を研究するところに続いて行ったので、やっぱり、彼らには感謝しているし、そういう場と時間を与えてくれた予備校はありがたかったです。
 今の若者は、浪人する余裕さえも与えられないんですよね。残念に思います。