2012/02/14

いったい何だったのか

ポスト @ 22:33:26 | 読書

 また羽生善治さんの『結果を出し続けるために』を読む。同じような局面を研究している棋士が大勢いるので、自分で発見し、研究して温めていた手を、自分の対局の前日に他の人に指されてしまったということもあるそうな。この研究はいったい何だったのか、ということの繰り返しなのです、と。ひょお、たいへんだなあ。
 今日は朝から H 大学に、論文をコピーに。バレンタインの喧噪をよそに、研究の海に潜る。ぶくぶく。読んで、芋づる式に調べていくうちに、同じ考えをしている学者がすでにいることに気づく。そうだったのか、しまった、気づかなかった。さらにたどる。ある本に行き着く。あれ、これ買って持ってたよな。読んでなかったのかあ。ああ、書かれちゃってるなあ、まいったなあ。まあ、仕方ないか、気づかなかった僕が悪いんだし。で、ここがポイント、と。む?付箋紙がついてる?がーん、これ付けたのもちろん僕だよね。以前に読んだの完全に忘れてんのかあ。ここしばらくの研究はいったい何だったのか。僕はいったい何なのか。とほほ。