カテゴリー : 雑感

このカテゴリーの登録数:417件 表示 : 401 - 417 / 417

2006/11/24

モデムを買うか

ポスト @ 23:26:27 | 雑感

 ホノルルでの学会出張のためにUSB接続のモデムを買うかどうか悩んでいます。MacBookは内蔵モデムがないのでした。空港やホテルでも無線LANが普及してきている今、わざわざ買うのもなあ。でも帰国の次の日に英語学会大会準備委員会があって、その準備で出張中にメールや資料を送受信している必要があるんです。ただホテルロビーで有料の無線LANが使えるそうなので、やっぱり買うのはやめそうです。技術の過渡期はいろいろ大変ですね。

2006/11/23

勤労感謝

ポスト @ 23:37:31 | 雑感

 僕は、たぶん一般の会社員の方とは違った生活をしているのだと思います。仕事を終えて家に帰って後は休むということがないのです。家では寝る直前まで講義の準備や研究活動をしていることが多いので、仕事と生活の区別があいまいです。たいして働いていないようにも思うし、また逆に働きすぎのような気もします。昨日は祝日の前の日だったので、午前3時までポスターを作っていて、今朝も7時に起きてしまいました。今日は勤労者と自分を認めてあげて早く休むことにします。ああ、ねむい。

2006/11/18

木1その2

ポスト @ 23:29:29 | 雑感

 大学時代の木曜1講目の思い出その2です。3年生になった4月、生成文法の授業と英語科教育法が重なっていて困りました。どちらも3年で履修しておきたかったのです。思いあまって教務係に相談すると、生成文法担当の先生の自宅電話番号を教えてくれたのでした。(今じゃ考えられない!)授業時間を変更していただけないか、という厚かましい僕からの電話に、それはできないので教育法を来年にしたらとTK先生は答えてくれました。
 結局その通りにして、生成文法を先に履修したのですが、その先生もいきなりの電話にびっくりしたそうです。当たり前ですね。そんな学生は後にも先にも僕だけだったと、最近笑いながら言っておられました。自分も結構熱かったんだなと、恥ずかしくも懐かしい気持ちになりました。

2006/11/16

木曜1講目

ポスト @ 22:22:25 | 雑感

 秋学期は木曜に1講目があります。学生さんは疲れの出てくる週後半の朝でたいへんそうです。欠席・遅刻が少なくなるように僕も工夫しなくては。
 思い返せば、僕も大学時代はなかなか朝が起きられませんでした。ただ3年の木曜1講目は一生懸命出ていました。生成文法の授業だったのです。知りたくて、そして面白くてたまらなかった。それから四半世紀、ずっと勉強と研究を続けています。今、何とかその道でやっていけているのも、木曜1講目があったから。木1に感謝しています。

2006/11/15

郵便局

ポスト @ 23:31:23 | 雑感

 締め切り間近となった研究関係の書類を送るために、札幌南郵便局へ。午前11時過ぎに速達で出そうとしたら、この時間なら東京に明日着きますと言われて普通郵便にしました。南区の中心局とはいえ、札幌はたいしたもんですね。窓口時間も長いし。(ふるさとの小さな街だとこうはいかない。)昔に比べて郵便局もサービスが格段に良くなりました。その分、働いている人の負担が増えていないことを祈ります。

2006/11/14

製本機

ポスト @ 23:51:19 | 雑感

 論文を簡易製本しました。大学にある簡易製本機 VeloBind (ベロバインド)は紙に小さい穴をたくさん開けてプラスチックの芯を通し、熱で溶かして固めるというすぐれもの。でも、機械自体と芯が日本で手に入らなくなるようだと事務の方に聞き、衝撃を受けています。輸入物だから仕方ないのかもしれませんが、何とかならないかなあ。ネットで検索しても、日本でヒット数が10件に満たないとは・・。少数派の寂しさを感じる今日このごろです。

2006/11/11

保健室の千羽鶴

ポスト @ 23:10:11 | 雑感

 今週、授業を休んで午前中ベッドに寝ていたら、小学校の保健室を思い出しました。朝礼で校長先生の話が長いと、よく貧血を起こして、ふらふらと前に出て先生に抱えられていました。保健室のベッドの脇には千羽鶴。みんなは教室に戻って授業を受けているんだなと思いながら、暖かい布団の中で具合が良くなっていくのを感じていました。
 貧血気味だったのは、高学年になって卓球を友達とするようになって直ったようです。でも朝礼、気をつけ、礼、休め、という言葉にはいまだにびくっとします。学校ってそういうの好きですよね。僕はだめです。

2006/11/03

東京に

ポスト @ 0:33:51 | 雑感

 授業を4時過ぎに終えて、7時半の飛行機で東京に。疲れて道中は爆睡。今はお茶の水のホテルです。
 それにしても東京は人が急いでいて、混んでいて、話している内容も東京らしくて、千葉の田舎育ちで札幌在住の僕にはきついです。大学受験で浪人していたときは、電車で四街道からお茶の水の予備校に1時間かけて通っていたのだけれど、たぶんストレスで、しょっちゅう鼻血を出していました。こういう通勤でサラリーマンはできないなと思ったのも、研究者を志した1つの理由でした。みなさん、本当に偉いです。心からご苦労様と思わずにいられません。
 さて明日は、朝から英語学会大会委員会、そして準備で1日働きます。

2006/10/09

王道と覇道

ポスト @ 23:48:41 | 雑感

 研究発表のため、久しぶりに音韻論を集中して勉強しています。文法と発音の関係を専門に研究してきて、よかったことは、日本で(世界でも)数少ない、音声の研究者として認めてもらえることです。文法研究だけだったら、僕なんか数多くのうちの知られていない一人ですが、音韻論という希少価値で、学会などから声をかけていただいています。
 仮に、文法(統語論)が言語研究の王道だとしたら、音韻論で目立てるのは覇道というところでしょう。何であれ、少しでも道を究められたことは、幸せだと思います。王道と覇道は、自分の才能と関係してくるので、僕の中で昔からずっと大きな問題です。将棋なら居飛車か振り飛車か、卓球ならドライブ攻撃かカット守備か。今は、周りの評価を考えず、自分のやりたいことを自由にやるのがいいと思うようになりました。それが自分の道なのでしょう。

2006/10/08

いい状態

ポスト @ 22:47:53 | 雑感

 『将棋世界』11月号に渡辺竜王のインタビューが。「いい状態」の時は、ふだんとあまり変わらないが、ちょっと勉強時間を増やす、いつもよりちょっと集中している、と語っています。どのくらい?との質問には、「1日数時間の勉強を10時間に増やすとか、せいぜいそういうレベル」と、さらりと。1日3時間では勉強ではなく、5,6時間で少し勉強したかな、という気がすると。さすが22歳のタイトル保持者。モード・チェンジ、僕にも少しわかる気がします。10月に入って、東京音韻論研究会の発表のため集中しています。
http://ecs.c.u-tokyo.ac.jp/activity/activity.html#onin

2006/09/19

地方と禁煙

ポスト @ 21:13:22 | 雑感

 岩手県大船渡のホテルです。のんびりとした旅に心安らぎます。ただ地方に行くと、たばこの害に対する意識がとても低いのに驚かされます。例えば、引率の教員が生徒とレストランでの食後にプカプカ。煙を出して当然という感覚が残念ながら田舎です。禁煙教育をぜひ進めてほしいですね。

2006/09/13

教育実習料

ポスト @ 1:06:05 | 雑感

 また続きで失礼します。大学のサイトに、「教育実習料」として、金額は「(札幌市中学校長会決定後確定)」と書いてあることを初めて知りました。なんですか、これ?校長先生たちが「私立大学は、いくら持ってきてほしい」と決めるんですか。あきれます、札幌市。いやな話題ですみません。

2006/09/11

教育実習謝礼金

ポスト @ 23:13:12 | 雑感

 以前も書いたことがありますが、今日は教育実習に札幌市内の中学校に行ってきました。一生懸命な学生と、指導して下さる先生とでよい気持ちになりました。
 ただ、大学から教育実習謝礼金という一般には知られていないお金を学校に手渡す仕事が気分悪いです。中学校も近年までは学校名の領収書を返してくれていたのですが、問題になると考えたようで、「札幌市中学校長会」という名で領収書をくれました。ますます根が深くなっていく気がしますし、そういう形に持っていく校長会というものを僕は信じることが出来ません。謝礼金は大学が学生に支払うように求めているもので、それを続ける大学関係者も教育を語る資格はないと思います。早稲田大学のサイトから、引用します。
---
本学では今年度(2004年度)から教育実習費(謝礼金)の徴収を原則として廃止することにしました。しかし,実習校によっては例外措置をとる必要のあるところもありますので,教育実習開始前の打合せ時に実習校とよく確認してください。
---
まだ不十分ですが、考えているのはさすが早稲田。
 学校の中には、近年受け取らないと決めている市町村も増えています。「札幌市中学校長会」の方々によくお考えいただきたいと思っています。また一般の方々にとにかく事実を知っていただきたいと思って、勇気を出して書きました。
・・・
と書いたところで、渡す仕事をしている自分がいやになってきました。来年度からは個人的に拒否することを考えます。夜中なので気分が高まっているのかもしれないけど。いったんこれで。

2006/09/05

ポスト @ 22:27:18 | 雑感

 夏休みらしいことをしていないので、支笏湖の国民休暇村に泊まって博士論文を手直ししようと思っていたのですが、予約がいっぱいで断念。早くから準備しないのが悪いんですね。
 別に何もないところだけれど、それがよかったりで、これまで何回か行きました。最初は母と妹が訪ねてきた時でした。今も何か大切なものがそこに残っているような気がして訪れたくなるのです。まだ冬までには時間があるから、機会を見つけてと思っています。
 結局、図書館とモス、六花亭とはしごして仕事。けっこうはかどりました。

2006/09/01

祈り

ポスト @ 23:42:09 | 雑感

 母の七回忌が月末です。そういえば母は、僕が研究発表をすると言うと、何時からかを聞き、その時間に合わせて、仏様に祈ってくれていました。それを聞いたときは、それで急に良くなるわけないよ、と笑ったけれど、親はありがたいです。今回も祈ってくれていたんだろうな。
 朝から場所を変えながら、学会発表の応募論文書き。ボツばかりですが、気力のある限り続けようと思います。お、明日はウクレレ。

2006/08/30

密度

ポスト @ 23:48:35 | 雑感

 朝から大学の仕事。結局夕方まで。ふう。
 ネット上で、将棋の羽生さんの対談を聞きました。「いかに密度濃く、長く続けられるか」と言っていました。ううむ。単に長くでなく、密度濃くというところが、さすがです。よおし。

2006/08/17

「巨人の星」世代

ポスト @ 20:49:31 | 雑感

 『少年マガジン』で新しい「巨人の星」が連載開始。僕はオリジナル世代です。
 イチローや松井が大リーグで活躍している今、あれは僕らの夢の限界だったのではと考えてしまいます。日本一の巨人に入ってエースになるのがゴール。(なんとまあ。)「大リーグボール」という名はあっても、オズマがやってきても、それはいつも夢の外側にあるものでした。手の届かない遠くにあって見えないもの。そんな僕らの夢の限界をはるかに超えていった若い選手たちはすばらしいです。小学生の僕には考えもつかなかったのですから。
 自分の仕事についても、大学生のときは、世界はおろか、日本ですら自分の研究を発表できるとは考えていませんでした。「巨人の星」世代ではありますが、少しずつできることをして、想像の限界を作らないようにと思います。