カテゴリー : 言語
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2014/07/18
Glottolog
暑くなって、髪が乾きにくくなって、床屋さんに行く。大学1年からだから、やはり 35 年。店長さんと話をしていて、いろいろ考え方が合っていることがわかる。わいわいがやがやが得意でないこと、車でスピードを出さないこと、・・。似ている人がいるとホッとする。
またアルタイ言語に戻って、研究しています。広い。Glottolog という世界の言語に関する書誌情報のサイトを(再?)発見。ネット情報はすごい。
http://glottolog.org
2014/04/30
いらみ
交差点で信号待ちをしていると、右折してくるバスの車体に「いらみ」と書いてある。?、なんだ? アッと気づく、「未来」をバスの前から左に書いてあるんだ。
この一行右から書き(?)は、久しぶりに見たなあ。今でも船とかでは、そうなっているのかしら。なにせ縦書き自体が激減してますもんねえ。このサイトも横書き。文化の多様性が失われていくのは寂しい。
2014/03/29
日本語歴史言語学
日本語歴史言語学のセミナーが藤女子大学で開かれたので、朝から1日参加。高校で習った古文の知識がすっかり落ちていて、がっかり。国語は好きだったんだけど。明日も朝からです。
2014/03/16
トルコ語
日曜朝は、街のスタバへ。その後、北大図書館にトルコ語の文法書を読みに行きました。Google Books でもだいたいのページが読めるんですけどね。やっぱり本は読みやすい。重いので、借りないでコピーを取って返却。
8月のオランダの学会の要旨を書いています。で、トルコ語やモンゴル語などを考えることになったのですが、これまた素人なので。でも恐れず、少しずつ。いや、このフレーズばっかりで。
2014/03/15
英文科生の中国語
土曜の午後。北大の日本中国語学会の北海道支部例会で発表させていただきました。専門の先生方や中国語のネーティブの方達に話を聞いていただいて、たくさん教えていただいてありがたかったです。これからもどうぞよろしくお願いします。
僕が大学2年の秋に文学部に移行したとき、それまで第二外国語で中国語を選択せずに、中国哲学とか東洋史とか中国語が必要になる学科に移行した学生のために、週2回の集中中国語入門講座が開かれていていました。第二外国語がドイツ語で英文科に移行した僕も、言語学的な興味から、えいっと履修することにしました。
担当は中国語学の大島先生。今にしては、もったいないくらいの入門講座で、発音から半年で初級文法まで教えていただくことが出来ました。確か初回の授業で、先生が、一人一人に受講の動機を聞いて、「あれ、君は英文なのにどうして?」と言われたことを思い出しました。
そのころは、当然 30 年後に中国語学会で研究発表するなんて思ってもみませんでした。勉強は、するもんですね。大島先生、ありがとうございました。
2014/03/11
ハワイ語の入門書
ウクレレを弾いていて、言語学を研究していて、ハワイ語を知らないというのは、なんでもなあ、ということで、ハワイ語の入門書を読み始めました。木村由香著『はじめてのハワイ語』(小学館)。紹介文冒頭に「フラダンサーのための、ハワイ語学習本。」とあって、いや僕は、と思うものの、実は言語学的に正確で深い内容。見やすいレイアウトに、かわいいイラストやコラム記事がたくさんで楽しい。すべての言語の入門書はこうあるべきなんじゃないかしら。ただ、片言が話せればいいという方向きではないかも。
2014/01/19
WALS 2013
オンライン版、言語構造の世界地図 The World Atlas of Language Structures Online が 2011 年版から 2013 年版にアップデートされています。地図の見た目を始め、かなり変更されていて、わからないことがたくさん。2011 もリンクで残しておいてくれたら、いいのに。どこかをさがせば、あるのか?困りました。見つけた方はお教えください。なければ、新しいのに慣れるしかない?それとも編者のドライヤー教授にメールしてお願いする?
http://wals.info
2013/09/25
マルチリンガル
大学院の演習。受講生の一人 LC さんはマレーシアの出身で、聞くと5言語のマルチリンガルだそうな。マレー語、英語、中国語、広東語、台湾語、どれも同じくらいと。加えて日本語も上手。こりゃあ。3つは中国語の方言だとしてもねえ。お父さんとお母さんが、違う3言語(中国語だけ共通)の話者だったので、5つ全部覚えなきゃいけなかった、と笑ってたけど。こういうのは環境なんですね。
じゃあ、僕は、というと、やっとこさで英語と少しのラジオ講座言語。まあ仕方ない、ぼちぼち続けて行きます。
2012/07/31
アルタイ諸言語
これまでの流れから、トルコ語・モンゴル語・ツングース語に韓国語・日本語も含めたアルタイ諸言語を研究してみることにしました。これはまた、アルタイ言語学という、高くて広大な山。ひ弱な英語学・理論言語学出身の僕に登れるわけないかも、と思いながらも、ちょこっとでも、とスタートしました。できないと思わない。
2012/07/23
バック・トゥー・言語学
研究の流れで、トルコ語とモンゴル語を調べることにしました。大学・大学院は英文専攻・英語学専攻だったので、ずいぶんと遠いところまでやってきた感じ。でも、もともと、大学2年の夏には、英文科にしようか、言語学科にしようか、悩んでいたのでした。英語の北市先生(故人)に相談して、生成文法は英語の研究が一番進んでいるから、と言っていただいて、所属を英文科に決めました。それでも言語学科にも未練があって、講義を受講したり、研究室におじゃましたりしていたのです。
ずいぶんと時間をかけて、また広い世界に戻ってきました。でも実力がないので、いっぱい勉強しないと。
2012/04/23
バスク語
スペインのフランス国境近く、バスク地方で6月末に学会があって、ポスター発表の募集に要旨を送っていたところ、通ったという連絡。学会もですが、バスク語に直接触れるチャンスなので、行ってこようと思います。系統不明とも言われる特殊な言語なので、現地で調査もします。そういうところに行けるとは、思ってもみませんでした。
2012/04/16
広東語三度
香港の学会まで、あとひと月。また『ニューエクスプレス広東語』を取り出してきました。車でCDをかけて勉強するつもり。折角の機会。明日は、ネーティブの留学生さんも講義に来るし。すぐに実践。
ところで、気づけば、2012年。21世紀の1ダース。何かの区切りみたいに、ビールを飲む。
2011/11/25
ホン・リターンズ
前に、年配の方向けの電話は、安心ホンとか楽々ホンのホンで、若者向けはボーダフォンとかアイフォンのフォンだと書きましたが、最近のスマートフォンもその流れ。と思ったら、略はスマフォでなく、スマホに定着したので、ホンはひそかにまだ活動しているのですね。ホン、恐るべし。
2011/09/16
ギリシャ語三度
旅の思い出。今回は三度目のギリシャ語圏突入だったのですが(キプロス、ロードスでの発表)、フランス、フィンランド、イギリスを回ってからで、出発前は初習のフィンランド語の勉強で精一杯。以前キプロス前に途中まで読んだ『エクスプレス・ギリシャ語』をちょこっと復習して、『旅の指さし会話帳』をバッグに詰めて行っただけでした。大文字・小文字、様々なフォントのギリシャ文字、特別な読み方に混乱し、聞き取りはお手上げ。ディープな界隈の宿への道に迷ったときは、人を見ては「・・はどこですか?」を泣きながら連発しましたが、答えがよくわからないわ、互いの誤解はあるわで、1時間さまよいました。ああ、もっと勉強して行くんだった。でも、挨拶や決まり文句だけでも、ギリシャ語を使うと、やっぱり人の表情が柔らかくなって、よかったです。次回こそ、もっと。いつかは、わからないけど。
2011/07/19
外国語の遺伝
試験の採点。いつも、勉強した外国語が次の世代に、能力として伝わったらいいのにな、と思います。親が習得したところから、子どもが出発。そうしたら、もっとみんな楽に話せるようになるのに。実際は、子供はまた1からスタートなので、たいへんです。せめて学習環境や指導法だけでも進歩すれば、と願います。
2011/07/05
スペルチェック
ヘルシンキでの学会の発表要旨最終版(締め切り No.2)を英語で書いていますが、Word にやたら「スペル間違ってるよ」という赤線が。え、何で? languages とか、さすがに合ってるよなあ。変だなあ。30 分くらい考えて、あっ、と気づく。これ、フィンランドの人が送ってくれたテンプレートに書き込んでるんだった。スペルチェッカーがフィンランド語に設定されているんでした。試しに unioni (フィンランド語で連合)とか打ってみると、赤線なし、union(英語)だと赤線。まいった。で、英語モードに直せないや。赤いけど、まあ、いいか。早く送らなきゃ。
2011/05/27
毎週広東語
広州からの留学生さんがいるので、今日から『エクスプレス』で広東語。車の中でCDを聞き始めました。標準の中国語も少ししかできないのだけれど、わずかだけでも、という気持ち。毎週一つずつ覚えたフレーズで話しかける計画です。あ、あと8週くらいしかないや。でも。
2011/05/17
外国語の学び方
8月の学会発表ツアーに備えて、フィンランド語とギリシャ語を勉強しようと思い立ちました。ロゼッタストーンのCMにひかれて、ちょっと見てみるかと探すと、あ、フィンランド語はないのかあ。いきなり出鼻をくじかれる。ギリシャ語はあったけれど、レベル1で 27,800円は高いなあ。これはキプロスに行ったときに、さらっと読んだ『エクスプレス』をもう一度でいいや。フィンランド語はとりあえず、図書館で借りた『フィンランド語のしくみ』から読んでみようかな。
モントリオールに備えて勉強したフランス語は現地でたいしたことなく終わったんですよね。とほほ。まあ、それでも。
2011/05/16
たらこ > 明太子
パン屋さんのカフェ。前にイギリス人の WJ 先生が、ここで毎週食べているたらこスパゲティは絶品なのでぜひ、と言っていたので、注文しようとしたら、メニューには、明太子スパのみ。店員さんに確認しても、すみませんが、たらこはありませんとの返事。へんだなあ、まあいいやと明太子にしました。食べていると WJ 先生登場。「タラコスパゲティー」と注文すると店員さんもハイと返事。え、ないって言ってたじゃん?そして来たのは明太子スパ。あ、そうか。外人さんだから大くくりで、たらこでいいか、ということなんですね。意味の上下関係と、言語による識別の度合いを学びました。
2011/05/09
モントリオール言語事情
フランス語と英語が共通語ということでしたが、来てみると、少なくとも僕が歩いた地域はフランス語が第1で、英語は第2という感じ。英語第1地域と分かれているのだそうです。文化もフランス的で、面白いです。しっくりつながらないのは、フランスだったら3ユーロ(トロワズロ)になるのが、3ドル(トロワダラ)となること。ここはどこなんだ?
地下鉄駅前のプチ・マルシェと住宅街のパン屋さんの写真を。
2011/04/19
中国語もまいにち
ラジオ「まいにち中国語」も4月から久しぶりに始めました。留学生さんが増えて、彼らの話をわかりたいので。続けたいです。続ければなんとかなる、きっと。
2011/04/17
フランス語落第
NHKラジオ「まいにちフランス語」を何年か続けていて、4月からの新シリーズも MacBook のストリーミングで聞いています。初級編と応用編。何度でも入門できて、基礎が身につくのでありがたい。毎年落第もいいものです。5月に行くモントリオールもフランス語圏のようなので、目標にして。エアロバイクをこぎながら、発音練習。
2011/04/02
新年度の研究計画
新年度。決まっている予定は、4月、5月に論文を仕上げて、5月にモントリオールでポスター発表、8月にヘルシンキで口頭発表、11月に英語学会(新潟大学)でシンポジウムです。カナダもですがフィンランドは初めてで楽しみなので、準備しながら研究を発展させたいと思います。今日はもうその気になって、『旅の指さし会話帳フィンランド語』を買ってきました。うーん、さすがウラル語族は他の言語からの類推がきかないなあ。まあ、少しずつ。
2011/03/27
語学運動新年度
少なくとも記録が今年の手帖に残っている昨年12月からは、ほぼ毎日ウオーキングかエアロバイクを15分以上しています。テニスを肘痛でやめたので、その代わり。エアロバイクの時は MacBook を横の本棚の空きスペースに、高くした譜面代にラジオフランス語講座テキストを置いて、ストリーミング放送で練習しています。ずっと続けているのは気分がいいもの。効果のほどはわからないけど。さあ、明日から語学講座は新年度。あ、ストリーミング放送は1週遅れだからまだか。秋からは同時ストリーミング放送になるとのニュース。それはありがたいです。
2010/11/07
豆辞書
本屋さんで『ジェム仏和・和仏辞典第2版』を買いました。夏のヨーロッパ言語学ツアーでドイツ語版を持っていって重宝したので、今月末アイルランドでの学会へ行く途中で立ち寄るパリ用に。小さいので胸ポケットに入れて、路面電車の中でもどこでもさっと取りだしてパラパラとめくれます。革装なのでかっこよく、ドイツの人たちも、何だありゃ、と見てました。電子辞書だと重いし、カバンに入れて取りだして広げてキー押してと、たいへんで、いかにもです。iPad の時代にあえて紙辞書。
子供のころ、その昔米軍基地で通訳をしていた父が「これはいい辞書だぞ」と見せてくれた『ジェム英和・和英』。今になってこのシリーズの良さがわかりました。ありがとう。
2010/10/12
あなたがほしい
3連休は連日早起きして街のスタバで原稿書き。金曜までにアイルランドに送るんですけど、内容と構成を考えているこの段階がつらいので。むう。
休みなので、ちょっと音楽も。サティの「ジュ・トゥ・ヴ」をウクレレ・ソロにアレンジしていたものにコードを付けました。デュオで弾いたら、メリーゴーランドのようなワルツのリズムが楽にできるかなと。
しかし、考えてみると、Je Te Veux は、英語なら I Want You ですよね。アイウォンチュー、なんか感じ違うなあ、ベタだよな。邦題は「お前が欲しい」(演歌か?)、「あなたが大好き」(女性だけ?)などのよう。僕のCDは「あんたが欲しい」(あばずれた)。うーん、ここは、ひらがなの柔らかさ、薄さで「あなたがほしい」がいいような気がします。あなたがほしい。
2010/10/09
2010/09/14
独仏取らず
今回は、ドイツ語から始まって、英語、フランス語の旅でした。2週間いたのでドイツ語は少しだけできるようになったのですが、フランスに来て、しゃべろうとするとドイツ語がじゃまをしてフランス語が思い出せないという事態に。コピー屋さんで、印刷は何枚?と聞かれたときも、(14はフィアツェーン、あ、これドイツ語だっけ?フランス語は・・乗ってきたバスが13番でトレーズだけど・・14は?・・ええい!)「トレーズ・・・エ・ユンヌ(13..と1)。」「・・キャトーズ(14)?」と助けてくれる店員さんにも「ウィ」が出てこずに「ヤー」と元気よく言ってしまう体たらく。苦笑が静かに店に広がりました。独仏どっちも中途半端。まいった。
2010/07/15
まいにち独仏語
ベルギーから帰ってからは、夏のドイツ・イギリス・フランス学会ツアーに備えて、NHKラジオの「まいにちドイツ語」と「まいにちフランス語」を聞いています。ラジオは時間を合わせるのが大変なので、NHK語学番組サイトのストリーミング放送で。1週間遅れだけど便利です。タイマー録音もCD購入も不要。いい世の中になりました。
そういえば、ベルギーは『ニューエクスプレス・オランダ語』を通読して出かけましたが、聞き取れたのは飛行機の「では、さようなら」のアナウンスだけ。とほほ。
2010/05/21
広東語の思い出
アマゾンから『ニューエクスプレス広東語』が届きました。4月から広東省からの転入生が来たので学習をと。20年近く前に香港に立ち寄ったとき、ちょこっとだけ基本会話を勉強して以来です。「はい」と「ありがとう」くらいだったけど、空港で座っているベンチのそばにそうじのおばちゃんが来たので、お礼を言ったら、「アー!」と顔が輝いて、そのあと10分ぐらい広東語で一方的に話されました。僕は、全然分からないながらも「はい、はい」と繰り返すという状態。あれはまいったな。今度はもう少し進みたいと思っています。
2010/05/08
オランダ語再入門
6月に学会発表でベルギーに行くので、えーと何語だったっけ。調べて北部はオランダ語、南部はフランス語とわかりました。首都ブリュッセルは両方だそうですが、北部の街なのでオランダ語を勉強すべく、白水社の『オランダ語エキスプレス』を買ってきました。10年以上前にオランダに行ったとき、一度勉強しはじめたのですが、時間がなくてほとんど身につかないままでした。今回は一ヶ月以上あるので、2日で1課で最後まで、と計画しています。できるかな。
2010/03/31
中国語再び
中国からの留学生が英語学科に転入してきました。大学で第3外国語として習った中国語。テレビ・ラジオ講座で勉強したんですけど、またやり直そうかと思います。
父と行った北京は本当に楽しい旅でした。父の中国語を思い出しながら、また僕も。
2010/03/13
カルボナーラの語源
パスタのカルボナーラ。カルボンは carbon だから炭。黒胡椒を言っているとの説。あれ、でも -ara がわからないや。辞書、辞書。見つからない、うーむ。
2010/03/12
マドモアゼルな私
フランスでの学会に要旨を送るサイトで、肩書きを選ぶ箇所がありました。Mlle/Mme/M の三択。どれだ?最初、ま、一番上かなと Mlle を選びましたが、よく考えてみると、えーと、フランス語で Men にあたるのは、あ、ムッシュか。lle 出てこないな。英和辞書で調べると、Mademoiselle の最初と最後。ああ、しまったあ。Mme がマダムなのはわかりそうだけど。送信する前に気づいて良かったです。
2010/02/10
国際字下げ保存会
段落改行後の出だしを1字下げる書式を守る、字下げ保存会。会員の時崎です。中国では、2字下げるということを教えていただきました。留学生は、きちんと守って日本語で書くときも2字下げてくるそうな。えらい。(日本語だと違うけど。)英語も普通、5字とか8字にあたる大きな字下げです。
こうなったら、世界の人々と連帯して、「国際字下げ保存会」を立ち上げましょう。えーと、英語は International Indent Association, 略して IIA でいいかな。あ、なんか2Aに見えちゃうな。World Indent Association, WIA かしら。
2009/12/28
アフリカから
いろいろと調べているうちに、言語の起源と伝播という途方もないテーマに接近してきました。人類がアフリカからスタートして全世界に広まったのと各言語の特徴は関係しているのかという疑問です。イエスという答えをするべく、考え中。ついにダーウィンと関係してくるとは。人類学の本を数冊借りてきて読んでいますが、サピアもグリーンバーグもマックスプランク研究所もみんな言語学で人類学なんですね。そうかあ。
2009/09/19
英語ができてよかった
今日はオープンキャンパス。高校生さんの前で話をさせてもらいました。英語ができてよかった話。たいしてできないんですけど、それでも、あちこち出かけて、人と話ができて、わかってもらえて、楽しく過ごせて。よかったこと、たくさんです。時間はかかるけれど、言葉を勉強するのはいいですよ。
2009/09/14
往復リスニング
昨晩10時に自宅に着いて、今日は午後から会議や大学の仕事。疲れはどうなんだろう。
今回は行きの飛行機で、ソフィー・マルソーの出ている新作フランス映画を日本語字幕で見ていって、帰りにもう一度同じ映画を見てみました。すると、行きでは分からなかったフランス語がほんの少し聞き取れるようになっていました。もちろん低いレベルだけれど、帰りは違っていたので驚きました。よく使う単語や表現を現地で覚えたのと、言葉のリズムやイントネーションがわかってきたからかと思います。勉強する、そしてその国に行ってみる。どっちも大事なんだろうな。もちろん、パリでは言葉が読めない、話せない、聞き取れないで苦労したんだけれど、その苦労で身につくことがあるんですね。
この往復映画リスニングは、いい方法に思えるので、またやってみようと思います。進歩が感じられてうれしいです。
2009/08/25
できないことをする
この3日ほど長い時間、外国の人といっしょなので、へたな英語をばんばか話しているうちに、上手くなってきた気が。気のせいかもしれないし、僕のことだから全然大したことないんですけど、それでも少しは。何にしても、何かができるようになりたいと思ったら、そのできない何かをいっぱいやるしかないんでしょうね。矛盾しているような真実なのかと思いました。今の僕だったら、書けない論文を書くです。ああ締め切りが近い、ものすごく。
2009/04/18
ペースアップ
イタリア語集中講座3日目。先生も変わり、いきなり内容が高度になりました。うおお、苦しいぞー。当てられても、ううと頭を抱えていることが多く、周りの人々がこそっと助けてくれます。ありがたい、けどちょっと情けない。自分の授業でも、何回目かに「さ、そろそろペースを上げていきましょう」とか平気で言っていましたが、つらい人もいるのだということを身にしみて理解しました。今日は午後5時間、明日も朝から3時間です。長い。
2009/04/03
イタリア語5時間
札幌大学公開講座でイタリア語特別集中講座を開くというので、思いきって参加しました。初級は初心者、中級は現在形動詞の活用ができる方、と書いてあって、初級はもう定員だというので、中級に。テレビ講座で何年か勉強しただけですが、まあ何とかなるかなと。
http://www.sapporo-u.ac.jp/news/20090319_italy.html
一般の20人くらいの方々に混じって始まって、イタリア人の先生が、「じゃ自己紹介、イタリア語であなたからー」って僕ですか。きびしすぎます。どっと汗をかきながら、ごまかしつつすませた後、皆さんのを聞くと、イタリア語を個人で習っていたり、イタリアに6回行ってるとか、イタリアに3年住んでたとか。それ、中級違いますよ。
で、今日は5時間連続でイタリア語。明日は3時間で、再来週も同じ。集中講座だったんだっけ。ぶおお。
2009/03/11
エクスプレス外国語
論文執筆中のため、図書館で白水社の『ニューエクスプレス』シリーズでアイルランド語、ポーランド語、リトアニア語の本とCDを借りてきました。もうちょっと文法が詳しいといいんだけど、すぐに音声が聞けて便利。マイナー言語なのに買ってくれている図書館に感謝です。
2008/12/14
ひとこと韓国語
昨日の発表は、最初に、「みなさん、こんにちは。ときざきひさおです。よろしくお願いいたします。」と韓国語で挨拶しました。それだけだったけど、その瞬間、ウォーッという低い感嘆の声が会場に響いて、びっくり。うれしくなりました。ラジオ講座の早起き、続けてよかった。講師の毎朝の挨拶が、体にしみこんでいて、自然な発音ができたのかなと思います。
今日は、小さな韓国料理店で夕食。「おいしいです。」「さようなら、お元気で。」ひとこと韓国語だけど、お店の3人の顔が、その瞬間にパッとほころびます。気持ちが伝わる瞬間。言葉っていいな。
2008/09/29
ラジオ新学期
今日からラジオ語学講座は新学期。春学期に聞き続けたハングルと、去年の春から連続のフランス語をまた勉強します。毎朝7時に起きて、チャロを聞きながら朝食の用意。食べながら、ハングル、フランス語と聞きます。口に食べ物があると発音しずらいのが玉に瑕。でも続けるには習慣に組み込むのが一番です。12月のソウル行きを目指します。
2008/09/28
言語学エッセイ
言語学出版社フォーラムからお話をいただいて、エッセイを書き、サイトに掲載していただきました。言語学との出会いや現在の研究テーマをということでしたので、高校の授業で言葉の面白さに惹かれたこととネット上のデータベースのことを書きました。「『飲む』とdrinkとSVO」という題の拙い文章ですが、お読みいただければ幸いです。
http://www.gengosf.com/dir_x/
それにしても、これに出てくる国語の黒須先生には、英語の大野先生とともに、大きな影響を受けました。ありがとうございます。
2008/09/20
ニヴフ語の午後
午前は秋の卒業式。みなさん、おめでとうございます。
午後は北方言語、「ニヴフ語の午後」という札幌学院大学での会にちょこっとおじゃましました。たくさんの方が来ていらしてびっくり。少数言語を研究していらっしゃる方には頭が下がります。
2008/08/29
パイプユニッシュの謎
流しが詰まってきたので「パイプフィニッシュ」を買おうとつぶやいたところ、あれは「フィニッシュ」じゃなくて「ユニッシュ」だと指摘されました。ボトルを見てみると、ほんとだ。でも「ユニッシュ」って何だ?
pipe-unish という綴りらしいことは、URL からわかったのですが、英和辞典を引いても出てない。ネット検索もパチッとしたのが出てこないので、関係しそうな英語サイトを見ていると、日本の製品だと書いてあります。で、元は unicharm の製品だったことがわかりました。ユニチャームが作ったんで、「ユニッシュ」という造語。ところが現在の発売元はジョンソン株式会社。さらにしつこく調べると、1989年にユニチャームが発売、でも2002年にジョンソンに譲渡したことがわかりました。しかし、もう定着しちゃったんで、商品名はそのままにしたんでしょう。かくして謎が生まれたという。参りましたね。気になる方は次のユニチャームの社史をご覧下さい。
http://www.unicharm.co.jp/corp/history/01.html
2008/08/19
あぶない国の言語
ドイツでの学会から帰って以来、週2で研究会をしています。盆も休まないのは野球部みたいです。いろいろ考えているうちに、マイナーな言語に関心を持ったのですが、洋書が一冊、研究者が一人いるだけで、論文もありません。ええい、こうなりゃ現地調査か、と勢い込んだはいいのですが、調べてみるととても危険な国であることがわかりました。まいった。どう進んでいいのかわからないなあ。
2008/08/15
グルジア語
動詞の前に目的語が来る語順なのに子音の連続が多く音節構造が複雑だということで、2年ほど前からグルジア語を調べてきました。今、その地で武力衝突が起こっていることをつらく思っています。今日は日本の終戦の日。平和が世界のどこにもあるように願わずにはいられません。
2008/08/13
オリンピック言語
オリンピックの公用語はフランス語と英語でフランス語優先ということを知りました。なるほど、開催提唱者がフランス語話者だったのですね。それはともかく、各競技の発祥地の言語が審判で使われているのは、言語の平等が感じられて気持ちがいいです。柔道の日本語、テコンドーの韓国(朝鮮)語、フェンシングはフランス語なんですね。英語の便利さもありがたいけれど、それぞれの言葉を認めることは素晴らしいと思います。太田選手のおかげで気づきました。
2008/08/08
加速するドイツ語
フランクフルトまで戻ってきました。あと12時間で日本です。でもせっかくドイツ語に慣れてきたのに惜しい気もします。あとは帰ってドイツ語講座で鍛え直し。
ちょっと通じると相手は急に難しい表現で速く話してきますね。これは参ります。「すみません」で、英語にスイッチされちゃうんでした。ううむ、実力を付けたいところです。
2008/07/17
毎朝ドイツ語
ミュンヘン行きに備えて、7月頭から毎朝ラジオドイツ語講座も聴き始めました。問題は時間。深夜まで仕事をしていると6:45スタートはきついです。そのあと、チャロの英語、ハングル、フランス語とまる1時間。早起きになったのはよいのですが、睡眠不足が慢性化しています。ふわぁ。
2008/07/08
方言バイリンガル
先週末の神戸3日間で、すっかり関西弁がしみこみました。つい、口から出てしまいます。実家が旅館だったので、生まれた時から全国のお客さんといっしょに住んでいるようなものでした。特に電話を自宅にかけて家族と土地の言葉で話すのを聞くのが大好きでした。僕ら家族と話すときは標準語だった人が、受話器に向かうと豹変するのが、面白かったり、しみじみしたりしました。こっそりまねをしているうちに、僕はちょっとですが、方言バイリンガルになったのです。特に関西のお客さんは強烈だったなあ。電話が玄関の所に1台だけあった、懐かしい旅館の思い出です。
2008/05/17
言語学への誘い
「言語学出版社フォーラム」さんから封書。ネット上のリレーエッセイで「言語学への誘い」などを書いて、ということでした。面白そうだなと思って、さらさらっと書いてみる。あれ、もう、だいだい書けちゃった。ただ、いつもここに書いているせいか、文体が軽いですね。どうなんだろう、ううむ。推敲してから提出しようっと。
2008/05/07
アニメ英会話
ハングル講座の前にNHKラジオで「リトル・チャロ」というアニメの英会話をやっているので、毎日聞いています。ニューヨークではぐれた子犬が主人公のしみじみしたストーリーと、友達の犬マルゲリータの声優さんが抜群で、今日はテレビのテキストを買ってしまいました。マルゲリータの絵は想像にぴったり。英語も基本的でこなれていて、題材としてもいいですね。中学生さんでも大人でも楽しい。大学の授業でも見る?
2008/02/28
ラジオ語学講座
NHKラジオの語学講座は放送時間がまた4月から変わるそうです。たぶんほとんど毎年なので、聴く方は結構たいへんです。今は夜11:15からビジネス英語、11:30から徹底トレーニング英会話を連続で30分テープに録音していますが、春からは離れてしまうので出来ません。とほほ。でもハングル講座が朝7:05から7:15に変わるので、10分遅く起きられます。ううむ、たいしたことないか。
2007/12/14
ボン・クラージュ
フランス語検定の結果通知が来て、3級合格でした。「さらに上を、Bon courage!」 と書いてあります。英語に直すとGood courage かな、勇気を出してがんばって、でしょうか。第1問記述式が全滅だったことを思うと、準2級にしても厳しそうです。まあ、少しずつ毎朝ラジオ講座を続けます。
2007/12/03
ハングル
来年6月の韓国音韻形態論学会に、日本音韻論学会から派遣していただくことになりそうです。というわけで、今日からラジオハングル講座を始めました。7:25からのフランス語の前、朝7:05からなので、さらに早起きしなくてはいけません。きびしー。本場ビビンバを楽しみにがんばることにします。(またチャンスがあるかもとフランス語も続けています。)
2007/11/18
受験
仏検を受けてきました。途中で緊張のためにおなかが痛くなってトイレに行きたくなりましたが、がまん。心が弱くて情けないですね、とほほ。終了後、解答を受け取って見ると、ぐわーん。語句を書く問題はほぼ全滅。どー。
気を取り直して自己採点してみると、選択肢から選ぶ問題はけっこうできていて、すれすれ合格かなと期待しています。しかし書けなくて選択肢だけできるって、いかにも実力のない受験生ですよね。きちんと勉強しようと思いました。
8月の学会が迫ってきたので、オランダ語の学習。『オランダ語のしくみ』を読み終わって、もう一度最初から。少しわかってきたかな。このシリーズはミニCDがついているんだけど、残念ながら、プレーヤーがありません。普通のCDだと本の小ささに釣り合わないんでしょうけど、ネットで提供とか、無理ですかね。惜しい。