朝５時起きで、６時に家を出てバスで千歳、そして羽田。乗り継ぎが１時間しかないのにターミナル移動であわてましたが、パリ行きに間に合いました。国内線乗り継ぎの人は羽田で降りる時に、名前を呼んで案内があったのに、何で国際線はなかったんだろう？
　12時間のフライトなので、SKY WI-FI を買いました。自由に接続できて、退屈しなくていいですね。あと３時間で着きます。それから LCC に乗り継ぎです。ビアリッツーバイヨンヌ空港まで。市内行き最終バスが終わっていることをネットで知りました。タクシーが20ユーロ（３千円）くらいと、これも調べて分かって安心。でも、大丈夫かな。アパートホテルの鍵は開くのだろうか。
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　ビアリッツ空港から（実は最終バスがあったのだけれど、各国で迷った辛い経験から）タクシーでアパートホテル前へ夜９時着。受付の人はもう帰っちゃってるから、門のコールボタンを押して、つながった電話に名前を言ってみる。鍵を開けてくれたのに開け方がわからず、また締まっちゃう音。泣きそうになる。もう一度、ボタンを押して、頼んだら、押すんだったか、開きました。入って、メールで送られていた説明書の通りに金庫の暗証番号を押すと開いた、中に部屋の鍵が入ってた。よかったあ。部屋に入って夜９時半。日本時間は朝４時半。これからシャワーを浴びて寝ます。

　明日はフランスのスペイン国境近くまで、飛行機３本乗り継ぎです。現地の言葉のために『バスク語のしくみ』を買い、ハンドアウトを印刷して、荷物を詰めて。おっ、あやうく海外の ATM でおろせるキャッシュカードを忘れるところでした。あぶない、あぶない。Plus マークのついた新生銀行のものを使っています。最低限は、パスポート、クレジットカード、飛行機の e チケットとこれ。

　昨日は、午後に NK さんご夫妻にお会いして、夕方から、また幼稚園の理事長さんに送別会をしていただきました。こんなにまでしていただいて、申し訳ないです。お知り合いの方や、そのまたご友人などがどんどん電話で集まって十数人。三線で沖縄民謡やカラオケと盛り上がり、僕もギターで「進め！しんじ君」を２回歌いました。「黄色い船」という店名は、かぐや姫の曲からつけたそうな。やっぱりかあ。
　こんなに人と触れ合った旅は、初めてでした。沖縄の皆さん、ありがとうございました。国内最長路線、那覇ー千歳で３時間、夢のような数日から戻りました。

　朝、飛行機の音で目が覚める。えーと、あ、米軍だ。ビーチにいても、頭の上を飛んでいく。車で走ると、基地の広大さが良くわかる。どれも、本当の平和があれば必要のないものだ。
　沖縄が日本に返還されたのは1972年、札幌オリンピックと同じ年だったことを知る。長い時間が経って、少しずつ変わっているけれど、まだまだ変わるべきものがあると思う。

　どうなのかと思っていましたが、沖縄はスギもシラカバもなく、マスクなしで外出できます。感激。札幌の連休は、花粉がひどいので夢のようです。レンタカーで、近場のビーチやモールに行きました。梅雨入りが今年は遅いのだそうで、まあまあ良い天気です。

　思い切って、花粉を避けるために、沖縄へ。連休に旅行なんて、大学２年の函館行き以来していないので、ドキドキ。無事に那覇に着きました。「進め！しんじ君」を歌ってくれた幼稚園の園長先生に連絡しておいたところ、なんとサプライズで十数人の歓迎会を開いてくださいました。ステージの金屏風には「歓迎 時崎先生」とか張ってあるし。琉球舞踊やら、古武道やらでびっくり。ありがとうございました。

　学会のあと、吉祥寺駅のスタバで研究打ち合わせ。駅も店も混んでるなあ。週末の夜ですごい人混み。こりゃダメだ。楽しそうな街で、いいなあと思うんですけどね。駅から離れた所なら大丈夫なのかなあ。

　学会と研究打ち合わせのため、東京へ。定刻に５分ほど遅れて羽田空港に着く。リムジンバスのカウンターで聞くと、行き先のは１時間おきで、次はあと３分後出発。乗り場が遠いので間に合わないかもしれませんよ、と言われたものの、荷物を転がして長距離ダッシュ。あーあ、なんで東京に来ると、こうしちゃうんだろう。ここは便利なようで、不便な所なのかも。少なくともあくせくしちゃって体に負担がかかるな。ハアハアしながら、バスの中で考えました。

　先週末の千葉から、悪天候のために、飛行機を変えて札幌に戻ってきたのですが、気温の差があります。それでも、服を最初は思いっきり厚くして、だんだん体を慣らしていく作戦で、風邪をひかなければ、と思っています。もしくは、積もった雪を見ていると自然に体が引き締まるような気もします。人間はけっこう順応性があるんでしょうね。

　定期試験の後、新千歳空港へ。出発時刻近くになっても搭乗口でお待ちくださいという表示だったので、ちょっと離れたところで休んでいました。準備が遅れているんだなと思っていたら、しばらくして搭乗開始の表示に。さてとと、すぐに搭乗口に向かったのに、「東京へご出発予定の・・」と僕の名前がアナウンスされました。うわ、最後の一人になっちゃったの？乗客が多くなくて、みんな待ち構えていてサッと乗っちゃったんですかね。名前を呼ばれて恥ずかしい。めずらしい名前なので、知ってる人がいたら、すぐにわかっちゃうし。

　久しぶりに四街道に帰ったので、家の片付けと多量のゴミ出し、銀行の手続き、お墓参りをいっぺんにしてから羽田空港へ。途中の電車は爆睡。札幌の家に戻るとなんか喉が痛いような。まずい。

　松山に滞在して思ったのは、カラスの代わりに白鷺（しろさぎ）をよく見かけること。これはいいなあ。どうしてこんなに札幌と違うんだろう。のんびりとしていて、あったかくて、無い物ねだりなんだろうけど。違う街の良いところをまねして、どこも良いところになるといいなあ。

　松山はせっかくなので和風旅館に泊まりました。実家も、旅館だったので、何もかもが懐かしい。廊下を見ては、雑巾での拭き掃除、御櫃（おひつ）を見ては、お客さんの食卓に運んで炊事場に戻したこと、食器の片付け、大根おろし、座布団カバーの交換、浴衣の帯の丸め、ふとんの上げ下げ、洗濯物を運んで干して取り込んで。妹と僕は、小さいながらも、ちょっとは手伝ったんです。母も父も助かると言ってくれてたなあ。普通のサラリーマン家庭じゃなかったことを、不満に感じたことがあったかもしれないけれど、今思えば良い環境だったと思います。

　言語学会で、松山へ。実は飛行機の予約の時に、勘違いしていて、高松行きを取っていました。何日かしてから、あっと気づいて、キャンセルして予約し直したのですが、あやうく買っちゃうところでした。世の中には、きっと僕みたいに、着いてから、あっ、香川県じゃなくて愛媛県だった、って気づく人が結構いるんじゃないかな。間違えた人用の、高松ー松山のシャトルバスとかあるんじゃないか。ないかあ。

　連休は、車で35分の小金湯温泉に行ってきました。定山渓ほどメジャーじゃなくて小さいけれど、そこがいいんで。紅葉も終わった山を見ながら、湯につかる。あったまります。

　沖縄の幼稚園の園長さんから、またお便りをいただく。１月の発表会に向けて「進め！しんじ君」の練習を始められたそうで、心が和みます。幼稚園児のみなさん、ありがとう。
　せっかくなら、その会に行っちゃえばいいんじゃないか、と思ったけれど、札幌からだと羽田乗り継ぎで５時間だとグーグルマップで出てきます。ううむ。

　激安宿泊プランのため、１０時にはチェックアウト。フロントで精算していると、係の方が、もしや、と話される。あ、はい、時崎です。あ、卒業生の XX さんでしたか、覚えてますよ。お元気そうで何よりです。変わりませんねえ。またお世話になりたいと思います。山を見ながら外で風に吹かれて食べた朝食は素敵でした。
　バスと JR、地下鉄で家に帰って、疲れて昼寝。目覚めて、あっ、図書館に相互貸借でお願いしていた本が届いたというメールを思い出して、閉館時間までにと大学に行く。ところが、土曜午後で職員さんが帰っちゃったので受け取れず。しまったあ。明日も日曜閉館だし、月曜火曜と仙台出張。残念。

　早朝スタバから大学で研究。午後からは、週末だし、夏も終わりだし、ということで、小樽築港からバスで 40 分のスキー・リゾート、キロロにやってきました。雪もないし、活動もしないので、ただのんびり。Wi-Fi も一階だけ、e-mobile もつながらないということで、のんびり。iPad mini のみ、MacBook は持ってきませんでした。休みます。

　羽田までの機内食は積み込みがロンドンなので、イギリスの朝食。とくれば、ワンパターンのオムレツにソーセージ、豆の煮たのにマッシュルーム。出たあ、これ、僕苦手です。でも、ありがたくいただいて完食。
　羽田着は初めてで、ターミナルのバス移動があったけど、早い千歳行きに乗って帰れて良かったです。でも疲れました。

　ホテルを出て、列車に乗って、アムステルダムのスキポール空港へ。途中で時間があったので、シーボルト・ハウスに寄りました。常設展示も面白かったけれど、「キャラクター王国日本」という特別展で、ピカチュウからマンガ、ゆるキャラが人気でした。なんだかなあ。時代は変わっても、日蘭友好。
　そして、１時間でロンドン着、これから 12 時間で羽田、乗り継いで千歳、バスで自宅着は水曜夜です。まだまだ。

　明日アムステルダムからロンドンまでのブリティッシュ・エアウェイズは 24 時間前からオンライン・チェックインができたはず、と思ってチェック。あ、やっぱりできた。席も好きなところに変えられて、搭乗券もメールで添付してくれました。これはいいや。あとは、ホテルで印刷してくれればいいんだけど。これから聞いてみます。
　・・で、フロントに電話したら、メールで添付して送ってくれたら印刷するので取りにきて、ということで、あっさりタダ。そうか、これまでも頼めば良かったんですね。でも直行便で日本に帰る時は、オンライン・チェックインは出来ないんだったかな。

　学会３日目もお昼過ぎに終了。初めての海外招待だったので、長い間、力を入れて準備してきたのが終わってホッとしました。内容よりも、ジョークの多さとスライドとハンドアウトのカラフルさをほめてくれる人が多かったけど。もっと深く広く研究しなきゃいけないなと思いました。
　日曜午後なので、列車にちょこっと乗って、デン・ハーグのマウリッツ・ハイス美術館へ。休館して改装オープンしてまだ２カ月とかで混んでいました。でもフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」と「デルフトの眺望」を見られました。じーん。「真珠」は、時を越える素晴らしさ。「デルフト」は思っていたより、明るい画面で、よかったです。フラッシュなしなら写真も撮れたんですが、ためらわずにはいられませんでした。あとで写真を見たら、絵を見た時の印象がぼやけてしまうような気がして。絵はがきも何も買わずに。

　アムステルダムのスキポール空港に夕方６時に着いて、迷いながら切符を買って列車でライデンへ。道に迷いながらもホテルに着。すぐにインフォーマルな学会の前夜祭みたいのにちょこっと出てホテルに戻って、ぐわっと寝ました。まわりはオランダ語。

　朝５時前起きで６時前のバスに乗って、千歳空港、成田、そしてヘルシンキに着いたところです。これからアムステルダム行きに乗って２時間半。電車でライデンまで30分くらいでしょうか。日本時間だと朝５時くらいにホテルに着くってところ？丸一日、移動です。がんばります。

　６月末のシンポジウムの前日、新宿の高層ビル内の噴水のところに座って、MacBook Air でスライドを作っていたところ、隣に座っていた男の人が、いきなり立ち上がって、「敏いとうとハッピー&ブルー的がんばりかあ。」と大きな声で言ったので、びっくり。僕に向けてじゃないよね、と思っていたら、続けて、「これだから○○大卒は困るんだよな。」と吐き捨てて立ち去りました。呆然。いや僕はそこの卒業生じゃないけど、学位で関係してるのが、わかった？そんなわけないよなあ。だいたい、70年代歌謡グループ的がんばりって、一体何？東京ってすごいですね。ともかく自分じゃなかったことを、わたし祈ってます。
　ということで、それ的ながんばりで、発表に向けて今日も一日。

　オランダの前にと、新しいキャスターバッグを買いました。エースのプロテカ・フィーナ。軽いし、国内唯一のスーツケース工場、赤平市で作られているとニュースで見たので、応援。これまで使ってきたものより、真四角なので、容量が多そうです。進歩してるんでしょうね。

　洞爺湖温泉から伊達のウクレレ・カンタービレへ。牧場でのイベントだったのですが、強烈な風雨で、屋内に移動。残念でしたが、楽しみました。スタッフのみなさん、ご苦労様でした。来年もあるのだろうか。
　列車で札幌に戻って、温泉で疲れを取るはずだったけど、旅疲れ。うまくいかないです。

　海の日も働いたので、代休と考えて、JR で洞爺へ。駅からのバスは、ぎゅうぎゅう詰めの満員になって、全員、外国からの観光客の方々。うわ、こりゃすごい。運転手さんは言葉が通じないから、もう大変なことになってました。「○○ホテルは、ここです」とか言っても伝わらないし、不安になった乗客が前に詰めかけてくるし、終点まで倍の１時間もかかりました。
　こんな時代が来るなんて。それでも、せっかくのお客様なんだから、バス会社さんも、温泉街も考えた方が良さそうです。

　小雨模様でしたが、両親の墓参り。いろいろと報告する。再放送は、もっと早くあれば、見てもらえたのにな。でも、長くかかったおかげで、報道してもらえたということもあるし。ともかく、２番に「うちの母さん」も出てくるので、歌の中で生きているのだと思う。「お前にもこんな小さい・・」は、本当に母が僕に言ったことだから。
　お昼は、リストランテ・ステラで軽くいただく。ちょうど、新聞を見て、と来店された方がいらして、しんじ君ともどもお礼を申し上げる。カウンターには切り抜き、その下には販売店さんからもらった夕刊、さらに30部が置いてありました。すごい。
　バスで羽田、新千歳からもバスで帰宅。疲れてバスはどちらもずうっと寝てました。

　やっとこさ、８月のオランダ行きの航空券を予約しました。遅かった。お盆の終わりからだから、混んでいて高い。それでも試しに日程を１日後ろにずらしたら、いきなり 10 万円安くなりました。それって、ひどい。

　お昼の飛行機で羽田へ。午後からの日本音韻論学会に参加。でも、すごい雨でしたね。シェーバーを忘れてきたことに気づいて、旅行用にすればいいやとヨドバシカメラで買っちゃいました。これでいつものコロコロバッグに入れておけば、詰めたり出したりしなくて簡単かと思って。
　Suica も家に置いてきてました。で、モノレール Suica も買ったんでした。いつもバッグに入れてるのに、これじゃダメ。

　学会最終日ですが、講義があるので、午後の飛行機に。出迎えをしてくれた妹が空港に見送りにも来てくれました。ありがたい。暑かったけど、８月なんか、こんなもんじゃないんでしょうね。おそろしい。それでも学会は勉強になったし、初めて台湾に来られて面白かったです。いい旅でした。
　

　昨日は、大学から台北まで、高速バスで帰りました。１時間半乗って、500 円くらい。激安。運転手さんのアナウンスが中国語で、わからず、着くまで不安でした。話す方は、適当に基本フレーズだけですが、がんばっています。ちょっと通じて、うれしいです。

　日本（特に大阪？）によく似ている台北。まず気づいた違いは、スクーターの多さ。信号待ちで車より前に出て、あるいは取り囲むようにして並んでいます。続きと写真は後ほど。
　学会初日で、ポスター発表を終わりました。いろいろな方に来ていただいて、コメントをいただいて、良かったです。やっぱり、いいな。

　学会発表のため、朝５時前起きで新千歳から成田、そして台北へ。長い国内線に乗っているような気分でしたが、着けば台湾。梅雨前線で雨、気温 25度。まあ過ごしやすい日だったようです。台北（半）在住の妹に出迎えてもらって中華料理をいただきました。小籠包もチャーハンもうまい。明日から学会です。上の方が雲で見えない 101 と小籠包。

　昨日は、丸一日 24 時間移動して、夜９時すぎに帰宅。疲れました。今朝は７時に起きて（起きられた！）午前の授業へ。個人面談をしたのですが、一人５分の予定だったのを忘れて 10 分してしまい、全員終わらず。時差ぼけというか、時間ぼけ。やっぱり無理ありますよね。地球の反対側から帰ってきたんだもの。体に気をつけます。

　今はアラスカのアンカレッジを通過して、ベーリング海峡を渡るところ。機内ワイファイを 20 ドルくらいで申し込んで使ってみています。速くはないけれど、使えますね。おかげさまで、Dropbox においてあった論文を直して校閲をメールでお願いして、研究費の成果報告をオンラインで提出することが出来ました。
　でも最初は接続しようとしたら、ダメ。あれえ。ということは、もしやまた、と思って Safari から Firefox に変えたら、ああ、つながりましたあ。またサファリはダメなんですね。まったく。
　ともかく、12 時間も飛んでいるんで、退屈しないでいいです。ただ余計に疲れるかも。あ、もうすぐ日付変更線でアジアです。

　朝４時起きで、モントリオールから。アメリカの入国審査はカナダで先に行うんですね。でも、長い行列で参りました。シカゴに着いて休憩中。後は成田まで 13 時間、札幌まで１時間半。
　やたら遠くて、行く前は億劫で、着いても疲れてて、時差でつらくて、まいったなあ、と思っていましたが、ベーグル屋さんを探して、住宅地を歩いていたら、楽しい気持ちになりました。また、そんなに年を取ったわけじゃないのかもしれない、と思えて、うれしかったです。学会は、活気があって、いろいろな人に会えて、話が出来たし。
　来なくても良かったのかもしれないけれど、来ないと見なかったもの、触れなかったものが、たくさんあります。まだ旅を続けたい。

　今日（日本の昨日）から学会に参加。始まる前に、宿の朝食で出ているベーグル屋さんを教えてもらって、バスに乗って買いに行きました。ベーグルには、ニューヨーク・スタイルとモントリオール・スタイルがあって、争っているそうな。確かに食感が違って、ここのも美味しい。
　お昼は、住宅地にいきなりある地下街（さすが寒いカナダ）の Eden というスーパーへ。もしや、と思って探すと、ありましたぁ。チョコ削り節入りコーンフレーク、Jordans Morning Crisp (Croque Matin)。ここは、アメリカ大陸のフランスだもんなあ。
　夜は、そのスーパーで、勢いがついて、カップとんこつラーメンを買っちゃったんで、宿の食堂でお湯を沸かして、すする。ベーグルも一緒に食べる。セサミなので、豚骨に合うかも、と思いましたが、変でした。

　初日の夜、シャワーを浴びようと、H ＜- C と上に丸く書いてあるレバーを、まずは左に全開。これで、だんだん熱くなってきたら、右にと思っていたら、いつになっても。あれぇ、変だなあ。１、欧米の人は、朝に浴びるので夜はケチって温度が低い。２、日本とは文化が違って、お湯でふわーと温まるという概念がない。３、このシャワーの設定が壊れているか間違っている。４、・・。うーん、困った、寒い。とりあえず、がまんして入っちゃいましたが、今朝は宿の人がいたので出がけに、此れ此れ云々、と話したら、おいしゃ、見ておくわ、と言って上がって行きました。
　さて、帰ってみると、ああ、あれは表示が違ってたんだよね、と。配管の人が逆にしちゃって、右が最高、左が最低なんだ。って、え。じゃ、オフから左にちょこっと回すと熱くて、左端まで回すとぬるいの？直感と逆かい。で、おそるおそる試しながら今日入ったら、本当でした。宿のおっちゃんが、付け替えといたから、と言っていたように、円盤の表示文字 H ＜- C をレバーの下側にして逆さにしてましたが、これでもオフから回す方向は矢印で同じじゃん。まあともかく、聞いてよかったです。

　まる１日かけて（家を出て 24 時間）、モントリオールの宿に着きました。ふう。空港から市バスで来て歩いたら、思ったより遠くて坂道で参りました。ここに３泊。University B & B という、マギル大学の隣です。今、朝食をいただいたところ。

モントリオールへ行きます。それではまた。

　遅い桜が、まだ咲いている京都。うららかな陽気を喜んでいたら、目がかゆい、顔が赤くなっている。スギは終わったけれど、ヒノキがひどいのだ、と教えていただきました。まいった。ぼくは、どちらも反応するんです。早く札幌に帰りたい。いや、帰っても、これからシラカバなんですけど。

　共同研究２日目。朝６時前に起きちゃったので、６時ころから、函館朝市をちょっと見物。と思いきや、早すぎて、まだ準備中のところが多かったですね。何も食べず、買わずにホテルで朝ご飯。
　午前中に FK 先生の研究室におじゃまして、また検討。研究の話の合間に、先生ご自慢の切手コレクションを見せていただく。マニアだ。恐れ入りました。一般人の価値観から遙かに離れたところで情熱を燃やしておられました。満月印（って何だかわからないですよね）の365日収集計画などは、もう別次元のお話でした。
　特急に揺られて３時間半、家に帰って、すぐに大の字。休みます。

　ワークショップとシンポジウムの打ち合わせと講演会のため、また千歳から羽田へ。１日札幌で休んだだけ。ずっと続けて東京にいた方が良かったのかもしれないけど。まあ、礼服と普段着を持ち歩かなくてすんだし、ちょっとは自宅でくつろいだかな。
　午後から、慶応大でのワークショップに出ました。面白かったなあ。今日は東京泊まりです。

　昨日今日と伯母のお葬式でした。斎場で、お昼から３時の式まで、お昼をいただいて、親戚と話をして、居眠りをして、電子機器にも触れず、何も読まず、ゆっくりと過ごしました。考えてみると、こんなに何もせずに、ゆっくりしたのは久しぶり。伯母さんがくれた時間なんだな。ありがとう。

　時崎家の本家のある群馬へ。小さいころに母に連れられてきた思い出は、写真のように覚えています。駅も変わって、人も変わって。でも、なつかしい人たちに会う。僕を覚えてくれている人たちがいる。一泊して、明日の最終便で札幌に戻ります。

　先週の東京出張は、往復とも飛行機がほぼ満席で疲れました。なんか、ゆとりがなくて、人がわいわいしてて、だめなんですよね。同じ金額で、ずいぶんと乗り心地が違うので、できれば、空いているのを選べばいいんでしょうね。JAL ホームページだったら、予約で△のは、やめるとか。でも、今回は宿泊パックだったからなあ。わかりませんでした。

　今日もシンポジウムに出て、電車を乗り継いで羽田です。で、千歳空港行きのため、条件付き運航で羽田引き返しの可能性有り、と。うわ、またかい。いや、これまでも度々あって大丈夫だったのだけれど、前回は本当に引き返しちゃったですからね。引き返して近くに泊まるところがあればいいけど、遠いところにしかないからなあ。明日は午前中に試験があるから、だめだったら、始発の６時半とか７時半に乗らなきゃ。満席とか大丈夫なのか。心配事のほとんどは起こらない、って本があったような。ふう。
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と、千歳に着きました。帰ります。

　朝、目が覚めると５時過ぎ。９時半発の千歳行きに空席が表示されていたのを思い出して、起床。日の出前でまだ暗い。６時半発の空港行きバスに乗る。朝の風景が新鮮。
　羽田で、欠航の振替をして、昨日と同じゲートから搭乗。なんだか。でも、今日はスムースに着陸して、雪の中をバスで家に戻りました。戻れた。
　30 日は搭乗券が有効と説明されたので、もう少し、のんびり滞在しても良かったのかもしれないけれど、論文の書き直しの締め切りがあって、参考にしたい本が家にあったから、早く帰ってきました。
　で、駐車場の車は、大雪にくるまれていました。雪をドサドサ落として、区画を雪かきして、ふう。つらい旅の直後でこたえました。

　間に合ったと思って乗った新千歳空港行き。到着直前になっても高度を下げないなあ、と悪い予感がしたら、やっぱり雪のために羽田空港引き返しに。２時間半乗って、元に戻って、しかも変更などの長い列。面倒なので、今日はあきらめて四街道の実家に泊まることにしました。明日はどうなる？二十歳位から、ずっと飛行機に乗っているけど、引き返しは初めて。むう。

　早起き癖がついているので、朝食後にスタバで仕事をしようとホテルを出ると駅、すごい数の通勤通学の人。しかも速歩きで、走ってたりする。こりゃあ、まいったあ。店は見つけられないし、すごすごと部屋に戻って、お茶を入れて飲んでました。ドキドキがなかなか治まらず、これを毎朝やってたら大変だよなあと思う。みなさま、本当にご苦労様です。
　戻る途中で、年配のご夫婦の後を歩いていたら、「あ、ぼやぼやしてて、すみません」と謝られたりしました。いやいや、僕は急いでないんです、と笑う。ご夫婦も笑う。ちょっと、ほっとしました。
　学会は午後からだったので、午前は部屋で研究仕事。窓にあられがポツポツと当たる音。たぶん寒い１日。

　今日も朝早くに大学の仕事が終わったので、ビルから見えていた浜離宮に行ってみました。うわ、これは広い。海岸まで行こうと思っていたけど、根性がなくて、たどり着けず。でも久しぶりに日本の美を味わいました。

　予約の飛行機を一本早くして、札幌に戻りました。疲れたあ。

　朝の竹芝桟橋付近を歩く。快晴、太陽に光る東京湾。飛行機のマジックは、１日にして別の風景に僕をぽんと置いてくれる。仕事の後は、近くの旧芝離宮庭園へ。ビューティフル・ジャパン、外国からの観光の方もたくさん。
　せっかくなので、東京駅からバスに乗って、神田の三省堂書店へ向かう。駿河台下で降りると、目の前に、キッチン・カロリーさん。うわ。御茶ノ水の予備校で１年を過ごした僕は、よくここでお昼に定番のカロリー焼を食べたんだった。
　満員電車で千葉から出てきて、予備校の狭い机に押し込められて、大学に入れるかもわからず、何ものかになれる気持ちなんて全くなくて。人混みをかきわけて入った店、食べたカロリー焼。
　隣のテーブルには、受験生とその父親が、模試がどうのという話をしていました。残すのは年をとったのを認めるようで悔しいので、結構な量をがんばって完食。

　明日は大学の仕事で東京へ行きます。２泊３日の日曜日戻り。暖かいのかなあ。

　今度の土曜にはアパートを引き払おうと思うので、最後の日曜日。せっかくなので、午前中に中庭のプールサイドで仕事をしてみました。なんか、すごく聞こえそうですけど、変な感じ。部屋はたいしたことないし、ボストンは札幌と緯度が同じくらいなので。水なんかホント冷たい。でもまあ、不思議ながらも、気持ちがよかったです。不思議な夢みたい。
　夕方はバーボンコーヒーで、また仕事。ここのホットチョコレートもあと少し。

　YJ さんがファンというので、ニューバランスの工場直営店へ Zip car で。アドバイスを受けられたので、ランニングシューズを買ってしまいました。ネイビーの 993 です。全然わかりませんが、買ったからには、ということで、夕方、家の近くをジョギング。ひー、息が続かない。何度も歩く。これで５キロは厳しい。練習できるかな。

　網走から午前の飛行機で札幌に戻りました。コンサートツアーで疲れてダウン。それでも音楽と旅の思い出は鮮烈でした。網走の国立公園内ロッジは整っていて、別荘のような（知らないですけど）。そこからのオホーツク海と知床岬、バーベキューハウスとロッジの写真を。

　北方民族博物館コンサートも無事に終わり、打ち上げは山のロッジのバーベキュー。働かないで食べさせてもらって、すみませんでしたね。アウトドアでないので慣れてなくて。
　バーベキュー中は、ウクレレで歌の伴奏をしました。でも D♭とかのキーで、いきなり歌い出されると苦しい。ウクレレ用のカポを持って行けば良かった。
　夜は星空。こんなにたくさんの星。道東ならでは。久しぶりでした。

　ビザ申請のためのオンライン書類記入で２時間以上。もうシャワー浴びて寝ます。まいった。

　帰国して３日目、まだ疲労が残っています。今回の旅のトホホな思い出。航空会社にもらった洗顔セットで歯磨き。小さなチューブから歯ブラシに、にゅっと出してゴシゴシ、う？変な味、フランスものだからか？いや、小さい文字のフランス語をよく読まなかったのが失敗。フェイス・クリームだったあ。歯磨き粉は別にありました。気持ち悪くなってうがい。外国は大変です。それが文化的な違いなのか、根本的な間違いかわからないから。これは普通わかるか。

　いきなり気温が下がって、22度と肌寒いビルバオ。何でなんだ。ともかくこの街の空港から、パリまで戻って来ました。バスク語・スペイン語からフランス語へ。大してできないものの、フランス語になってホッとしました。わかる、読める、話せる、ちょっとだけ。スペイン語も、もっと勉強したいです。
　成田行きを待っています。１週間ぶりに日本人を見ました。パリのはずれとバスクでは一人も会わなかった。

　明日は日本に向けて出発するので、空港のある、バスクの主要都市ビルバオにバスで移動。まずバスターミナルがわからず迷って、スペイン語で尋ねて歩いて疲れる。車中は１時間爆睡。着けばいきなり37度。暑いよー。ようやく地下鉄駅を見つけて乗って、地上に出て、またホテルまでに迷う。汗だくで着いて休憩。最後のチャンスなので、出かけてバスク博物館を小さな地図を頼りに探してまた迷う。炎天下で倒れそうになる。着いた時にはへとへと。こっちの人は暑さに強いんですねえ。僕はだめ。もう冷房のあるホテルで休みます。街中と博物館の写真を。

　スペインに来たのは初めて。スペイン語は大学院生の時にテレビ講座を何年か見ていました。あのころ、毎年１つずつ新しい言葉をテレビで勉強して増やしていたのが、今になって役だっています。しかし、忘れてる。さらにフランスから来たので、それもバリアになって、こんがらかる。バスク語もあって、またさらに。苦戦ながら、何とか生活しています。
　『旅の指さし会話帳 mini スペイン』を持ってきたので、助かっていますが、mini は和西だけで西和がついてないので、単語が調べられないのでした。Google Translate が頼り。バスク語もあります。
　学会のランチは海辺のレストランで３時間。長い。旧市街の教会の写真も。カトリックの国。日本に来たフランシスコ・ザビエルもバスク人だったことを知りました。

　今日はポスター発表日。日本からA3で８枚を印刷してきましたが、「会場の壁にテキトーに貼って」と言われたものの、なにせ古い宮殿なので、板に段差が。困って、１枚にまとめたファイルを印刷屋さんで拡大してもらおうと、ホテルのフロントで聞くと、近くの店を教えてくれました。発表は午後４時半で、今１時半だから、なんとか間に合うかと急いでいくと、何やら商店街は店の人が鍵をかけて出ていくところ。印刷屋さんに着くと、がーん、閉まってる。ドアには、開店時間らしきものが。くー、バスク語で、わからん。でも、きっと昼前は１時半、午後は４時半からってこと！しまった、これがシエスタですかあ。３時間昼休み。むう。
　仕方なく、開いていた文房具屋さんで、テープを買って、貼りあわせて発表しました。とほほ。会場の宮殿と印刷屋さんの扉。

　シャルルドゴール空港の地味なローカル・ターミナルから小さな飛行機で（アジア人は僕だけ）１時間半、スペインのバスク地方、ビルバオ空港に着く。パリから来ると、空が青い、山がきれい。１時間ぼーっと待ってバスに乗り、また１時間、ドノスティア（サン・セバスティアン）に着きました。うわ、さわやかに暑い。あ、海だ。うおー。コンチャ湾に弧を描くビーチ、高台の宮殿からの眺めは、美しすぎます。明日からここで学会、ポスター発表も明日します。うおー。あ、日曜夕方で店がバルとパン屋さんを除いて全部閉まってる。まいった。

　文献を探しに国立図書館へ。そのために近くの宿に泊まっています。偶然、無料開放日でラッキー。週末なので、スタバやオーガニック・カフェの EXKI で仕事。周りがフランス人なだけで、札幌と同じ。ときどき旅の意味がわからなくなります。三省堂のジェム仏和・和仏辞典を持ち歩く。かっこ良くて便利。スペイン語もあればいいのに。明日は、シャルルドゴール空港からビルバオ空港、バスでサン・セバスティアンへ移動。いよいよバスク地方です。力持ちコンテストとかあったような。図書館（向かいにもう一組の建物）と EXKI の写真。日本にもこういうの、できないかな。

　朝５時おきで、６時過ぎのバスで千歳、成田からパリへ。空港から市内への道が大渋滞で、２時間近くかかりました。ぐったり。でも、街外れの定宿 Cantagrel へは地下鉄14番で１本、歩いて10分。フロントには、日本のアニメファン、エリックが。再会して握手。日本語とフランス語・英語で長話をして、アメリカの東、西インド諸島マルティニークの出身だと知りました。フランスの「海外県」という扱いなのだそう。アフリカのヨルバ語を起源とするクリオールを話すとのこと。世界はいろいろで、たいへんなんですね。実感としてわかるのは旅のいいところ。でも疲れたのでやっと寝ます。こちらは夜の12時になるところ、徹夜と同じ。ホテルの外観とエリックにロビーで撮ってもらった写真です。

　エールフランスにしたので、成田空港で第２から第１ターミナルにバスで移動。久しぶりで、勝手が違うし、時間がかかって、やっぱり面倒です。ともかく無事に出発できそうです。あ、カラーコピーした地図とか全部忘れてきた。（写真はシャルルドゴールに着いたところ。）

　旅支度、発表ポスターなど印刷、別な校正、締め切りばかり。ひいぃ。明日も５時起き、６時出発で、千歳、成田からパリまで。

　昨日は４つ講義を（倒れそうになりながら）して、今朝は５時起き、６時に家を出て、千歳からびゅーんと東京の音韻論学会へ。明日は言語学会のワークショップで発表させていただきますが、体力のない僕には、限界を超えている感じです。
　少しでもと、会場に近い、街外れのホテルをネット予約したのですが、案内されて、がーん。古いワンルームマンションをそのまま客室としているようなところ。日当たり悪いし、上京して、新生活を地味に始めた若者のような気分です。今晩は、ちゃんと眠れるかなあ。ふるさと（自宅マンション）を思って泣いちゃいそうです。

　６月は奨学金のオリエンテーションと日本言語学会の発表で東京へ２回、さらにポスター発表でバスク地方に、と出張予定。体に気をつけなくちゃ。あ、研究と準備も。

　週末は小樽に行き、温泉に入りました。温まった。久々に来てみると観光に力を入れていて、ずいぶんと整備されている印象。札幌の大学に入った頃、母と妹が千葉から訪ねてきて、一緒に小樽の坂道を下ったことを思い出しました。妹と僕が並んで歩く背中を見て、母は、ふたりとも大きくなったな、と思ったそうな。懐かしい、遠い日の小樽。

　香港での学会の写真がサイトにアップされました。カメラの学生さんが熱心に撮っていて、いい感じです。僕も４枚ほど撮ってもらっています。お気に入りは、ケインの質問に答えているツーショット。エキサイティングです。（ホントはちゃんと答えられていない。）
http://www.cuhk.edu.hk/ics/clrc/photos/120517_wordorder/index.htm

　香港から戻って、３日経ちましたが、まだ疲れが残っているようです。その前の週も富山に講演に行っていて、２週間休んでなかったからなあ。締め切り３つを何とかこなし（たのかどうか不明）ました。
　疲れたけれど、学んだものは多かったし、たくさんの人と知り合いました。旅の高揚感を味わいながら、そう感じる僕は、まだそんなに年をとったわけじゃないんだな、と香港の街を歩いていました。うん、まだそんなに。

　　昨日は、飛行機の出発が３時間遅れて、これなら早起きするんじゃなかったと後悔しました。C航空さん、頼みますよ。
　それにしても、僕は中国語初級学習者ですが、中国語の発音と語順について、数十人の中国の学者や学生さんを前に話してしまいました。大胆すぎましたが、まあ、理論言語学なので。虎穴に入らずんば虎子を得ず。みんな優しい虎さんで、研究の助けになりました。多謝。

香港空港朝７時。着くのが早すぎたので、ホテルで詰めてもらった朝食のパンセットを食べています。タダの無線LANがあって便利。直行便で札幌に戻ります。

（順序が逆になりました）
　飛行機が向かい風で遅れて、５時間半。香港着夜9時半。よくわからない空港バスを探して乗ってドキドキしながらホテルへ向かう。あんなに出かけるのが、つらかったのに、バスから旅先の景色を見ると冒険する気持ちが盛り上がる。ああ、ホテルあった、よかった。夜１１時。お風呂に入って、あ、もう１２時半、日本時間の１時半。明日は９時から学会で１１時前から発表なので、早く寝なきゃ。
　空港バスと車内からの夜景（のつもり）の写真を。

　なんとか発表も終わり、ランチとディナーをごちそうになってホテルに戻りました。ああ、面白かった。やっぱり学会はいいな。準備が苦しかったことも吹き飛んでしまう。
　今回は、スライドをハンドアウトにして札幌出発の直前に印刷して持ってきたのですが、あまりのずさんさに、飛行機の中でスライドを直してしまい、写したものと違ってしまいました。申し訳ないです。英語版ブログにも修正版ハンドアウトをアップしたので、こちらにも。左の「ファイル」からダウンロードできます。
　もう一つのおわびは、中国語の例文。声調を書いていかなかったので、すっかり忘れて適当に発音。発表途中で「あ、すみません、僕は中国語をトーンなしで話します。」と付け加えて、爆笑。「広東語とこんがらがっちゃって」と言い訳しましたが。
　その時のと、会場の香港中文大学の写真を。実は山１つ分の広いキャンパス。

　朝一番で区役所に届けを出しに行く。
　６月にヨーロッパで開かれる学会に応募しているので、もし通ったら、帰りはボストンに寄ってくるというのを考えてみました。地球の上に三角を書く感じ。航空会社さんに電話してみると、「世界一周航空券」というのがあって、安いそうな。うーん、でも学期中だから、最大８日間が限界だし、体力も心配。19世紀のフランス小説は『八十日間世界一周』、21世紀だから十分の一？

　留米の準備を始めました。ありがたいけど、いろいろと考えなくちゃ。楽しみにしながら、進めていきます。でも、まだ夢みたいな気がする。2010年クッと思い立って計画して、2011年思い切って書類を書いて面接を受けて・・、ここまで来ました。

　ツアー最終日。１日パスを買って、バスでブリティッシュ・コロンビア大学へ。着いて UBC の人類学博物館を探すが、見当がつかず、雨の中、立ち往生。信頼できそうな人（大切）に道を聞くが、むずかしくて、いったん学食内のスタバでホット・チョコレート（ココア）を飲む。む、と思って iPod Touch をオンにすると、ビジター用の wifi が、やった。「マップ」GPS で目的地に設定して、見ながら歩いて接近。着いた−。構内 LAN よ、ありがとう。さあ、入ろう、とすると、月曜休館。おーい。「マップ」はそこまでは教えてくれませんでした。
　それにしても、日本の wifi 関係者さん、無料サービスですよ。大学も、カフェも、観光地もよろしくご検討下さい。

　学会も終わったので、バスでまたバンクーバーへ。結局、シアトルは大学以外は美術館にちょっと寄っただけ。
　昨夜のさよならパーティーでは、親しくなったフィンランドの KS さんと話しました。博士論文を書いたけど、仕事がなくて、奥さんが働いて自分は子守と職探しとか。大変だよなあ。気の毒なので、僕は信じてることがあるんだ、と話す。「いい人はいい職を得る、・・いつかはね。」最後の eventually を言うと大笑い。「今日じゃない、明日でもない、いつかは、なんだ。」と付け加える。「これはね、12年ほど前にアメリカでいっしょに住んでた NR さんに言ったのと同じなんだ。彼も仕事がなくて、君と同じように笑ったよ。そして何年かして MIT に職を得たんだ。」
　うん、僕は信じてるんです。
　バンクーバーのサンセット・ビーチの写真を。散歩。

　１つの小さな部屋で40人くらいの学会だったので、有名な方も多かったのですが、楽しく発表することができました。お昼は出されたランチ・ボックスを持って外に出て、中庭いっぱいの満開の桜を見ながら、大勢で一緒に食べて。ニューマイヤーさんとトイレで並んだので、桜の時に来られてよかったですと言ったら、日本からプレゼントされたんだと教えてくれました。へえ、とちょっと考えて、発表の最初に、「まず、桜にちょうどいい時期を選んでくれたオーガナイザーに感謝します。」と言ったら、予期しなかったことに、みんなが同意して感謝の拍手をして盛り上がりました。おかげさまでお腹も痛くならずに30分の発表・15分の質疑応答を終えることができました。さよならパーティーも終えて、ホテルに戻りました。終わってみると楽しかったなあ。日本を発ってから、あまり寝てないけど。

　学会初日、コンファレンス・ディナーも終わって、ホテルに帰って、まだスライド作り。明日は発表なので、もうぎりぎり。どうしてもっと早く・・いやいや、仕方ない。それがどこであろうと自分がその時できることをすること。僕は僕以上ではないから。
　時差でうまく眠れないので、眠くなるまで作って寝ることにします。ディナー会場の大学のウォーター・フロント・ハウスから海、そしてホテルの部屋からの夜景。

　バスでカナダからアメリカへ国境越え。山の中の地味な建物で手続き。飛行機とどっちが楽だったのだろう。安かったので、まあ。４時間ちょっとかかってシアトルに着きました。やっぱり疲れた。
　夕方からワシントン大学でレセプション。有名な方たちが多いのですが、少人数なので気にせずお話させてもらう。帰って、これからまたスライド作り。明日朝から学会です。あさっての発表に間に合わせなきゃ。
　バスに乗るところと、ホテルの部屋（タダで、僕の好きないい部屋にしてあげますとフロントの兄ちゃんが言ってた）からダウンタウン方面。

　無事に到着（１時間くらいしか寝てない）。10年以上も前によく行ったロブソン通りの御子寿司さんに。通りもあまり変わってないし、お寿司はやっぱり美味しくて、大将も元気に握っていて、じんとしました。でも眠い。
　お寿司屋さんと通り沿いの美術館の写真を。

　これから成田からバンクーバーへ出発します。空勉（機内勉）します。スライドができていないので。ヴァカンスな旅からは程遠いです。くぅ。

　京都の学会から最終便で家に戻りました。もう１１時過ぎ。旅行すると、荷物を運んだりで、爪を痛めてしまうことが多いです。ウクレレを弾くために伸ばしているので、ますます。切ってから出かければいいんでしょうけど。明日は朝から仕事。

　昨日は、搭乗券でビッグマックセットが当たっちゃったんで、渋谷センター街のマックで昼食。さまざまな人種（日本も含む）で混雑する店内のカウンター席。隣に女の子が座って、スマホを充電しながら高速メール打ち。充電器が僕との間に設置されているので、耳に話しかけられるような角度と距離。札幌では考えられないよなあ。緊張しました。

　明日の仕事のために、東京へ。雪で欠航になっちゃうと迷惑をかけるので、前泊。早く着いたものの、寒いし、行きたいところもないし、移動で疲れたので、ホテルで静かに仕事。散らかっている部屋を片付けなくちゃ、という強迫観念からは逃れる。でもそれ以外は同じなので、東京にいる意味はない。旅の多い暮らしですが、海外だろうが、どこでも同じ。地味です。

　お葬式を終えて、父の生家でもある伯父の家へ。小さい頃に来ていたので、久しぶりに見て「懐かしい」と大きな声を出してしまいました。裏山に上がると春の日差し。また父と来ることができた気がして、うれしかったです。

　伯父の葬儀で千葉の南へ。いつも父が話していた地名を見つけ、父をよく知る人達に初めて会う。似てるなと言われる。いっしょに里帰りしているような気分になる。来てよかった。

　8月末にフィンランドに行ったとき、ロヴァニエミのサンタ・ランドに寄りました。「サンタはここ」と書かれた建物に入ると、おとぎ話のような通路を通ってサンタの部屋に。あたたかい光となつかしい音楽。サンタクロースはソファーに座っていて、僕に隣に座るようにと言いました。ここに来たいとずっと思ってました、と言うと、「待っておったよ」と僕の肩に手をかけて。急に大きなものに包まれた気がして涙が。久しぶりに親のような人に会って子供に戻ったのでした。もちろん本物なんてどこにもいないのに、いつもプレゼントをこっそり用意してくれた両親が重なったのかもしれません。また家族と来ますね、と約束して部屋を出ました。
　サンタの家と郵便局の写真を。その時出した絵葉書が数日前に届きました。メリー・クリスマス。

　昨夜は１時半に寝て、今日は午前中から講義、午後まで３つ。大学の仕事をして、夕方から仕事の説明会が６時半まで。旅の疲れも抜けないうちに、明日はまた朝から研究会と講演のために東京に向かいます。２泊３日。結局、この９日間で札幌にいるのは今日１日だけ。
　昨日は、関西空港からの飛行機が、雪のために羽田に着陸するかもしれないという条件付き運行でした。上空でも、このまま羽田に着いたら、もう千歳行きの飛行機はないから東京泊、朝から札幌に戻っても午前の講義には間に合わないし、いっそ休講にして東京にずっといる方が楽だな、と思っていました。しかし、遅れて千歳着。よかったんだか。

関西空港からの帰りが、千歳が雪のため着けない可能性と。結局遅れて到着。これからバスで帰宅は11:40。ふう。

　学会４日目、疲れています。長距離移動して、見知らぬ所で活動するからでしょうか。５日いて、観光地にひとつも行かないで終わります。京都らしい食べ物もなし。今日も中華で回鍋肉。唯一、学会場まで30分歩いて行く途中に京都御所を通るだけ。
　でも、おかげさまで、音韻論について、たくさんのことがわかりました。来ることができてよかったです。仕事など、いろいろご迷惑をおかけしてすみません。明日は、研究発表をして、特急で関西空港、びゅーんと千歳、バスで帰宅は夜11時すぎ。あさっては、午前から３つ講義、夕方から説明会です。で、しあさっては朝から千歳、羽田から千葉で研究発表会。金、土、日。土曜にセミナーで講演をします。準備しなきゃ。

　日曜からホテルの料金が500円下がりました。紅葉シーズンが終わったからだという話。平日だからかもしれないですよね。今年は紅葉が大したことなかったそうな。それでも京都は趣がある街だなと感じます。どこも行ってないですけど。

　学会２日目。ホテル近くにお住まいの HZ さんに食べる所を聞く。どんなものが良いですかと言うので、京都らしいものは？と尋ねると、京都らしいものかあ、と天を仰いで。そうですよね、僕だって、いつも北海道らしいレストランとか行かないですもん。カニとか、ジンギスカンとか。
　結局、この中華が安くておいしいということで、チャーハン定食に。明日は讃岐うどんになりそう。ううむ。

　朝５時半起きで、６時出発。暗い。バスで千歳空港、びゅーんと関西空港、特急で京都へ。お昼から国際音声音韻論学会。水曜の発表まで滞在します。
　安いホテルに泊まって、ユニット・バスで毎晩洗濯。絞って、バスタオルに巻いて、床タオルの上に置いて、踏んづけて脱水。ハンガーとバスのカーテンレールに干しておくと１日あれば乾きます。ただ、洗剤で手が荒れるので、旅パックには、プラ手袋とハンドクリーム試供品を入れています。ここまで地味な段取りができていると、自分でも何だかな、という気持ちに。